EVOに向け日本最強の暴君「たいせい」は「つばちゃん.com」のスポンサーを受けてラスベガスへ。世界に挑む意気込みを語ってもらった。
「いっちょ世界獲ったろか!みたいなノリで(笑)」
――今回急遽EVOに初参戦することになりました。
たいせい:
今年のEVOは「つばちゃん.com」のスポンサーを受けて参戦します。福岡の鉄拳プレイヤーしゃなとは昔からの付き合いでして、電話の何気ない会話の中で、思い付きにも似た発想でラスベガスへ行くことが決まりました。よっしゃ、いっちょ世界獲ったろか!みたいなノリで(笑)まぁ冗談はさておき、急遽パスポート、ESTAを取ったりと大変でしたが、焦りながらも6月末になんとか準備しましたね。
――たいせいは家庭用を持っていないイメージですが。
たいせい:
自宅に家庭用「鉄拳7」やPS4はありません。友達の家でプレイしています。今回、しゃなとまさかりさんに聞いてEVOの為だけに俺専用アケコン「MADCATZ TE2+」と「ノアール仕様の天板」を選択。速攻でポチりましたね。アケコン買うのは人生初でしたし(笑)俺、生粋のアーケードゲーマーなので。でも、なるべくアーケードに近いプレイ環境を再現出来るモデルを買いました。他のより値段高いだけあって安定感とか良いですね。
――生粋のアーケードゲーマーであるたいせいからすると、家庭用でのプレイ環境は不安だらけなのでは?
たいせい:
膝上にアケコンを乗せてプレイするのは慣れていないので、自分の思い描く満足なプレイがまだ出来ていません。勿論、全員同じ条件なのは分かっていますが、俺は慣れていないので不安です。
「昔から憧れていたプレイヤーですし俺の手で倒したいです」
――長崎まで行ってクーアズ所属のプロゲーマーチクリンや、同じ地元飯塚の弦とEVO対策合宿をしたと聞きました。
たいせい:
チクリンがフィリピンの大会に参加するという話を聞いて、お互いにメリットがあったので4日間合宿しました。チクリン、ノロマ、タイカレーさんと対戦しまくって。俺は膝置きに慣れたくて。そこで驚いたのが、チクリンはどんなアケコンにでも対応できる適応力の高さ。よっぽど悪いレバーじゃない限りプレイが左右されないんですよ。家庭用大会でどんな環境へも対応し、レベリングできる経験値は羨ましいなと。俺は家庭用大会初参戦になるEVOから経験していきます。あと、地元が同じ弦とは新キャラ中心に対策したり、EVOで気を付けることを打ち合わせたり。メッチャ助かりました。
――いわゆる0回戦は突破できそうですか。
たいせい:
クーアズのとっしぃさんがツアーコンダクターになって、俺とチクリンを会場まで連れていってくれるので安心してます。海外とか初めてで1人だと絶対に無理でした(笑)しゃなは俺を1人で行かそうとしていたんですよ。電話を使って遠隔で導くとか言ってくれましたが(笑)ムリっしょみたいな。クーアズの社長さん助かります。
――国内外で注目しているプレイヤーはいますか。
たいせい:
日本ならバッツさんといいますか、ファランというキャラが運要素高すぎて苦手なので怖いです。韓国だとKneeさんになります。九州に来たときにあまり対戦できませんでしたけど、倒せそうな自信というか、ビジョンはあります。昔から憧れていたプレイヤーですし俺の手で倒したいです。あと『TEKKEN WORLD TOUR』の予選大会の試合を少し見てましたが、JDCRとSAINTの大会力があると言いますか、圧力は半端ないですね。こいつら慣れていて強いなと。またこの話になりますけど、俺はアケコンに慣れていないことで、アーケードでの動きの再現度が低くて、地獄見そうなんですよね。はっきり言って自分との戦いです。あと、タバコ吸う為に会場外へ上手くタイミングを見て行けるかがキモです(笑)
「世界で戦う俺の格好いいところみせつけたいですね」
――レギュレーションについて心配なことはありますか。
たいせい:
スタートボタンといいますか、Optionボタンは押さないようにしたいです。ダブルイリミネーションは、一応理解してます。最初から3試合やりたいんですけど、まぁ時間的に仕方ないですよね。ただ、2試合先取ですし、もし先に負けた時に俺有利だと思うんですよ。
――有利といいますと。
たいせい:
一部のキャラ以外はほとんど使っていますんで、相手の苦手なキャラを被せることが出来ます。割とたいせいちゃまレギュレーションなんじゃないかと考えてます。でも、アケコンが・・・再現度が・・・まぁ、ネタですけど(笑)与えられた状況の中でベストを尽くします。九州の鉄拳プレイヤー、EVOを経験している石川のダブルとか、全国の俺の弟子たち、それに地元の鉄拳少ししかやっていない友達も応援してくれていますので、世界で戦う俺の格好いいところみせつけたいですね。
「俺は母子家庭で育ったから、親孝行でお母さんに恩返しをしたい気持ちが強いです」
――たいせいチルドレン(弟子)達も応援してくれてますもんね。
たいせい:
間違いないですね。まず大事なことなんですが、鉄拳教えてくださいって言ってきて、俺の後ろでプレイを見ずにソシャゲやってる人達は弟子じゃないんでよろしくお願いします。俺は昔から福岡で強い人達がゲームしているときはしっかり見てましたよ。俺の場合はにゃんちゅーとかの試合は良く見てましたね。それはさておき、俺がちゃんと教えてる人達なら応援してくれるんじゃないかなと。負けたとしても俺がやろうとしていることを分かってくれてると思うので。でも、勝ちますよ(笑)
――優勝賞金の使い道は考えていますか。
たいせい:
世話になった人に恩返ししたいのと、欲しい物買いたいです。あと、勝っても負けてもマネーマッチをめっちゃやりたいですね(笑)1200人全員かかってこいみたいな。俺は母子家庭で育ったから、EVOで優勝して母に恩返しをしたい気持ちが強いです。
「世界に俺っていう爪痕残したいですね」
――優勝の自信はありますか。
たいせい:
アケコンの習熟度や家庭用のやりこみを考えますと、今回に限りですが強がりで言っても優勝確率は10%、本気で分析して3%程度かなと思います。マタさん(マタドール)もEVO行く前に言われてたと思うんですけど、この%はちゃんとゲームをやってるプレイヤーならわかってくれると思います。俺、いつも大会で思ってることがあるのですが、どんなに人数が集まっても、レギュレーションがどんな形式だったとしても、優勝するには実力の他に絶対的な「運」も必要だと思うんです。最近の大会では仲間にも恵まれて、森部杯WG(参加30人)、デス破壊王杯(参加50人)、KELOTCUP3(参加200人)、森部杯極(参加150人)と4連続で優勝してるんです。ハッキリ言って運がないと誰にでも全然ワンチャン負けちゃえますもんね。
――最後に意気込みをお聞かせください。
たいせい:
ゲームは鉄拳だけしかやらないので、鉄拳では絶対負けたくありません。俺的に初の海外世界戦でもありますし。EVOって注目度高いなんですよね。地元福岡県は飯塚で弟的な弦も初参加で準優勝してますし。世界に俺っていう爪痕残したいですね。
現在ロンドンに滞在中の鉄拳プレイヤーしゃなは今後、ヨーロッパヒッチハイクの旅を予定している。その様子はYoutubeで公開されるので、そちらの情報も随時つばちゃんドットコムでチェック!福岡県は飯塚から日本最強の暴君たいせいを世界へ送り出した彼の旅日記にも要注目だ。
11・25『MASTERCUP.9』
前回、11・4開催で発表しておりました『MASTERCUP.9』ですが、この度発表のありました従来会場として長く使っておりました『東京レジャーランド パレットタウン店』が7月19日をもって閉店することが決定。また前大会では会場に選手・観戦の方を含め伸べ約1,300名以上と多くの方にご来場いただきました。それらの点を踏まえ、より大きな会場である『東京ビックサイト TFTホール1000』にて開催する予約を押さえること出来ました。開催日程が2017年11月25日へ変更となりますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
GWに開催された5・4「森部杯極」番組放送内でもまさかりEPより『東京ビックサイト TFTホール1000』開催発表は行われております。
【鉄拳7FR 森部杯極】決勝トーナメント MASTERCUP M1 CLIMAX 3on3 CATEGORY SPRING2017 1:59:20辺りより発表
前作は『鉄拳7』で開催。生誕の富山県から、世界最高峰の舞台が満を持して東京進出!『MASTERCUP.5』125チーム 625人、『MASTERCUP.6』150チーム 750人、『MASTERCUP.7』176チーム 880人、『MASTERCUP.8』187チーム 935人。MASTERCUP.3~MASTERCUP.8まで全世界鉄拳イベント史上最多参加人数を更新中。また、2017年でMASTERCUPは生誕10周年を迎え、全世界の大規模鉄拳大会で最も長い歴史を持ち今回も期待が集まる。集え世界中の鉄拳プレイヤー!!
鉄拳プロジェクト原田プロデューサー・開発チームをはじめ、参加者・観客を含む世界中の鉄拳ファンが一同に集結。1日で1,300人越で現場に足を運び、鉄拳世界最高の参加者数、来場者数を更新した。繰り広げられる名勝負の熱量に会場、Twitch公式3ヶ国語生放送を通じ、同時視聴者数1万人、世界中の鉄拳人が40万PVで熱狂した!
2016年6月26日『よす破壊王杯』放送内で主催者まさかりEPから告知された2017年度開催。そして、今回鉄拳シーンに欠かせない5人1組によるチーム戦、その世界最高峰5on5『MASTERCUP.9』が2017年11月25日で鉄拳世界の中心となる舞台は『東京ビックサイト TFTホール1000』で決定した。
東京ビックサイト TFTホール
鉄拳公式世界大会『THE KING OF IRON FIST TOURNAMENT 2015』東京ラウンド、『闘神祭2016』本戦で使われたことで、一部鉄拳プレイヤーにも馴染みがある会場である。
MASTERCUP Twitter
新タイトル『鉄拳7FR』で開催される『MASTERCUP.9』はどういったドラマが待ち受けているのか!!例年同様、MASTERCUP主催・協力の各種イベントも開催予定。今後も情報更新やコンテンツも目白押しのMASTERCUP公式WEBサイトを要チェック!
■11・25『MASTERCUP.9』概要
日時:2017年11月25日(土)
開催地:『東京ビックサイト TFTホール1000』東京都江東区有明3丁目4−10
タイトル:アーケード 鉄拳7FR
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。
主催:MASTERCUP・ユニバーサルグラビティ―
「STUDIO-蓮はMASTERCUPと鉄拳ファンを応援しています」
STUDIO-蓮は、11月22日開催の世界最高峰鉄拳5on5イベント「MASTERCUP.8」に別注verをMASTERCUP優勝チームに「優勝トロフィー」として贈呈された!