『第10回eスポーツワールドチャンピオンシップ』は11月9日-11日に台湾で開催。鉄拳7は世界32ヶ国の強豪が集結。TGS2018覇者 破壊王選手が日本代表で参戦。賞金総額4千ドル。
第10回eスポーツ ワールドチャンピオンシップ
201年11月9日にeスポーツ ワールドチャンピオンシップは、国際eスポーツ連盟(International Esports Federation、略称:IeSF)が主催する eスポーツの世界大会で、最大42ヵ国が参加する予定。『第10回eスポーツ ワールドチャンピオンシップ』では家庭用 鉄拳7が種目に選出。世界から32ヶ国の強豪が台湾に集結。
賞金は総額『4,000ドル』 (1 位: 2,000 ドル, 2 位: 1,200 ドル, 3 位: 800 ドル)
参加32ヶ国組あわせと6名の強豪選手情報
破壊王選手は予選の「GROUP C」スタート。家庭用が2017年6月に発売され、もはや日韓にアドバンテージはない。世界中のプレイヤーがレベルアップしている。TWTでは無名でも、まだ見ぬ強豪が参戦している可能性も十分にありえる。今回は参加全32ヶ国中、実績のある6ヶ国の注目選手をピックアップする。
JAPAN代表 大阪の破壊神『破壊王』
破壊王選手は「TGS2018 日本代表決定戦」でプロライセンス選手9名から勝ち上がり、グランドファイナルでは、粘り強く相手の攻撃を受けて勝つプロレスラーを彷彿とさせる活躍で見事優勝。日本代表となった。
JeSU公認のプロライセンス選手は、日本王者決定戦→闘会議を経て4名。鉄拳7リリース以降のEVO、TWTをはじめとしたシングル戦の実績から上位4名がメーカー選抜。コミュニティからプロライセンス取得大会「MASTERCUP TRY FUKUOKA」が行われ1名が取得。日本代表を選出する大会への予選の役割を果たした。「MASTERCUP TRY TOKYO」でも2名が選出。現在プロライセンス選手は合計11名となっている。
社会人プロゲーマーの破壊王選手は、一児の父である。そのためTEKKEN WORLD TOUR 2018には参加できていないものの、「AMD×LEVEL INFINITY」のコラボによりEVO2018に参戦。ベスト32で惜しくも敗れはしたが会場を盛り上げた。メインキャラクターはキングを使用。相手の技を受けきって勝つ、典型的な防御型のプレイスタイル。世界中の攻撃型のプレイヤーが集まる中、果たして守り切って勝利を掴めるのか?
一時期、大会成績の不振が続き、短期決戦が苦手なタイプとして有名だった。最近は大会にアグレッシブに参加し経験値を積み、2~3試合先取制の大会での勝ち方を掴み始めてきた。家庭用 鉄拳6でノビ選手が世界王者になった様に、日本に優勝をもたらすことができるのか応援したい。まずは予選「Geoup C」からのスタートになる。
KOREA代表 世界最強の女性キャラ使い『ROX CHANEL』
ROX Gaming所属のCHANEL選手が、強豪ひしめく鉄拳修羅の国の予選を優勝し代表となった。日本同様に世界トップレベルの戦いだったのは間違いない。その模様は以下の韓国予選の動画からもうかがい知ることができる。決勝戦は昨年のTWT2017覇者たる世界王者UYU Qdans選手との激戦を制して優勝している。
間違いなく今大会で優勝候補の一角。使用キャラはアリサ、エリザで今大会に挑むと予想される。「女性キャラは俺の嫁」と萌え属性を発揮し、キャラ愛で優勝することができるのか?予選の「Geoup A」でいきなりイタリアの強豪DANIELMADOとの戦いとなるので注目したい。
PHILIPPINE代表 東南アジアの神童『PBE AK』
鉄拳の世界では18歳以下で世界最強と目されているプレイヤーが2名いる。そのうちの1人がこの東南アジアの神童ことPBE AK選手である。5年前「鉄拳TAAG2公式世界大会 GLOBAL CHAMPIONSHIP’13」でフィリピン代表として韓国の強豪を倒し、その活躍から世界的に認知され始めた。
鉄拳ワールドツアー2018 東南アジア大会での活躍を見ると、スカ確における反応の早さ、確定反撃の精度の高さ、暴れどころなど全てが正統進化している。優勝候補の一角といっても間違いない。神童が世界を制するのか?世代交代を世界大会で見せつけるのか世界中の期待が高まる。予選「Geoup E」でサウジアラビアのSora選手との戦いに注目したい。
SAUDI ARABIA代表 砂漠の稲妻『Sora』
中東最強のプレイヤーである砂漠の稲妻 Sora選手。パッド使いの仁使いである彼にしかできない動きで、TWT2018 日本大会「TOKYO TEKKEN MASTERS」で多くのプロプレイヤーを倒し、その強さを証明した。世界的に有名な吉光使いの刈も圧倒したところを見るとサウジアラビアに優勝をもたらす可能性もある。
主に、仁だけが持っている「捌き」の使い方が非常に上手い。相手の技を交わして反撃を決めるスタイルを得意とする。予選は「Geoup E」でフィリピンのAK選手との戦いに注目したい。
INDIA代表 インドの喧嘩師『TEJAN』
先日行われたTWT2018 フィリピン大会の「SEAMAJOR」で強豪の韓国プレイヤーを多く倒し上位入賞。何より彼を一躍有名にしたのがそのプレイスタイル。メインキャラ飛鳥で、予測不能な下段を連続して多く当て続け、その後繰り出される暴力めいた中段技を通し続ける。恐ろしいほどの攻撃的な喧嘩鉄拳は、各国の代表選手からすると脅威になるだろう。予選は「Geoup G」スタート。
ITALY代表 ティッシュもんの弟子『DANIELMADO』
今大会は自国の選手しか参加できない仕様。そこでイタリア在住ティッシュもん選手(現在TWT2018総合7位本戦通過決定)が自身のスパーリングパートナーでもあり、弟子のDANIELMADO選手を送り出した。EU最強の仁使いといっても過言ではない実力を持ち、何よりイケメン。
ティッシュもん選手をして、「世界大会への参加資格十分」と言わしめる程。彼ならイタリアを任せることができると期待している。予選の「Geoup A」で韓国代表のCHANELとの試合に注目したい。イタリアの伊達男で、大阪鉄拳仕込みのイケメンが世界を制するのか?
配信 台湾プレイヤー『函ちゃん』が解説を担当
現地語での配信は日本のプレイヤーもおなじみの台湾プレイヤー『函ちゃん』が解説を担当。
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