オフラインEVOJAPAN。1,400人も参加者から有力、有名プレイヤーなどを紹介!大会を一八倍楽しもう!
記事作成、ライター まさかり仁
温故知新。EVO、EVOJAPANの歴史から見えてくる鉄拳トーナメントシーンの世界情勢。
EVOはアメリカで生まれた世界最大の格闘ゲームの大会である。現在、毎年8月にラスベガスで開催されている。格闘ゲームのオリンピックと評されるほど注目度が高い。世界中から参加選手が集まり、多くの日本人選手も参加している。
近年のEVO(アメリカ ラスベガス)、EVO JAPAN(日本各地)の参加者を確認すると、今回の1,400人の参加者がどれだけすごいか分かるだろう。コロナ禍のうっ憤を吹き飛ばすような勢いだ。
この画像にまとめた、過去3位までの入賞を見ることで、鉄拳のトーナメントシーンにおける世界情勢が目まぐるしく動いているのが分かる。鉄拳7は、2015年2月18日にアーケード版がリリースされた。主に日本、韓国のゲームセンターで稼働し、ゲームセンター初の本格派オンライン格闘ゲーム(1Fを競う格闘ゲーム)として、大盛況の稼働状況で数々のゲームセンターを数年延命させ、廃業から救い活躍した。現在プレイヤー目線からしても、対戦相手がネットの向こう側にいて、各種条件が揃い、オンライン対戦が充分に楽しめる1on1のタイトルは、鉄拳7FR ROUND2だけだろう。
当時から日韓以外の国では、ゲームセンターがほぼ廃業している状況だった。その事実から、2015年 ゲームセンター専用稼働時代~鉄拳7 家庭用発売の2017年6月1日までは、日本、韓国が世界的に強豪国として大会の結果を出しつづけてきたのは間違いない。
家庭用が全世界で発売の翌年、EVO JAPAN 2018(福岡開催)、EVO 2019(ラスベガス開催)で優勝したArslan Ashがパキスタン旋風を巻き起こす。2大会連続世界大会を優勝し、その実力が本物である事を証明する。その後、Arslan Ashは、世界的企業のレッドブルからスポンサーを獲得するなど、格闘ゲームシーンにとどまらず、社会的なニュースとなり、一躍スターになった。
また、Arslan Ashは、EVO JAPAN 2018優勝後に「国には俺より強いやつがゴロゴロいる」という発言を残した。これは、眉唾ではなく、真実であることを世界中の人々は、バンダイナムコ公式世界大会のTWT(鉄拳ワールドツアー)で知ることになる。
そして宣言通り、TWT2022にパキスタンの『Atif Butt』が優勝。EVO2022 準優勝 Khan(パキスタン)、3位 Arslan Ashである。ちなみに、TWT2022の優勝賞金は50,000ドル(約700万円)であり、パキスタンの平均年収の実に約115年分に換算される。まさに鉄拳ドリームをかなえたのだ。
鉄拳の歴史は長らく続いた日韓の2強時代から、鉄拳7がワールドワイドで1,000万本のセールスを達成し、日本、韓国、パキスタンの3強時代に突入した。これまでの鉄拳シリーズは、2~3年でナンバリングが更新されていた。鉄拳7は稼働当初から運営型を宣言しており、大好評な結果シリーズ最長の8年目を迎えている。
さらに、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアにも強豪プレイヤーが多く存在する。EVOJAPAN 2020は、タイの英雄 Bookが優勝している。グローバル時代へと突入し、プレイヤーシーンもプロゲーマーが増え、成熟期を迎えつつある。
来年?発売予定の鉄拳8もプロモーションが開始されており、更なる飛躍となるのか、要注目なゲームである。今回か、次回大会が鉄拳7のラストEVOJAPANとなる8年間のやり込みを見せる場所となるだけに、グローバルな結果となるのか、はたまた日本のプレイヤーが地元の意地を見せるのか?
esportsシーンで盛り上がりを見せる最中であり、地元開催というパフォーマンス調整がしやすい有利な状況なので日本プレイヤーの真価が問われる。鉄拳のワールドトーナメントシーンに明るくない方も、以上の予備知識を知りながら楽しく視聴してもらえるとありがたい。
以下の記事では、注目選手を紹介したい。
※エントリーネームをそのまま使用
1,400人もが集まる『EVO JAPAN 2023 TEKKEN7』有力、有名プレイヤーなどを紹介!
日本のプロゲーマーには2種類が存在する。JeSuが発行するプロライセンス選手。そしてもうひとつが、企業と契約する企業プロ選手。プロライセンス選手のほとんどが、どちらをも兼ね備えている。
■鉄拳7 プロライセンス選手
TeamYAMASA NOBI
TeamYAMASA TAKE
TeamYAMASA YUU
GyoGun AO
魚群 double
Jyotaro
THY chikurin
VALX-G
ser
youjin_boy
YG Karei
TZ pekos
ITO konpaku
そのほとんどのプロライセンスプレイヤーがEVOJAPANに参加する。また、実力はほぼ同等のプレイヤー達も多く参加する。また、ストリームやファンアートで有名なプレイヤー達も参加するので、ぜひ現地で観戦して応援してほしい。
また、他ゲームで有名なプロゲーマーなども参戦する。これは間違いなく視聴率が高く注目が集まる。ぜひ初日で配信試合になってほしい。彼らが国内外の鉄拳プレイヤー達をなぎ倒し、トーナメントのどこまで進出が出来るのか期待したい。
■ストリートファイター5
CAG Dogura
Tokido
■バーチャファイター5
Tetsuko’s room Jin
ISHIIPRO
全てはフォロー出来てはいませんが、鉄拳には有名な女性プレイヤーが多く参戦する。EVOJAPAN 2019では、多くの強豪リロイを退け、TOP16にYuriwo選手が勝ち上がっており、その実力は本物である。
■鉄拳女性プレイヤー
Celina
Hanaca
KanPro September
KOBORE
Lag
RUKA
RURI
YUYU
Yuriwo
ごまりちゃん
さきお
ズミル
たくわん
ほてぷ
みいたん
もぐたん
※今回画像で取り上げた日本人プレイヤーは、トーナメントやSNSで、有名・有力な方を独断と偏見で抽出いたしました。未掲載の方はご了承ください。参加者皆様が今大会での活躍を期待しております。
EVO JAPAN 2023の有力、有名な海外から来日する選手まとめ
■世界の鉄拳を牽引するプレイヤー
【アメリカ】
Love N’ Care Joey Fury
MarkMan
RB Anakin
Rip
Shadow 20z
【タイ】
TALON Book
【パキスタン】
Atif Butt
Awais Honey
GS| RB Arslan Ash
NGX|Bilal Bilal Ilyas
RBX Khan
【フィリピン】
AK
Doujin
【フランス】
CRaZY Hitbox Super Akouma
【韓国】
Dotring
DRX CHANEL
DRX Infested
DRX Knee
FATE |KHAN
JDCR
KDF CBM
KDF ULSAN
PTJ
SAINT
Talon kkokkoma
UYU LowHigh
非常に強力な海外からのプレイヤー達が参戦する。世界王者の『Atif Butt』、『DRX Knee』、『GS| RB Arslan Ash』、『JDCR』、『UYU LowHigh』、『SAINT』と実績充分なプレイヤー達に加え、昨今の世界大会で上位入賞をしているプレイヤー達も多く参戦している。
普段、鉄拳のトッププレイヤー達は全世界でPC環境のSTEAMを主戦場になっている。証明として、日本の夜22時にSTEAM稼働を計測すると、ここ数年は他有名格闘ゲームよりほぼ鉄拳が一番多い数字をたたき出している。
EVOはSONY傘下となったので、プレイ機材はPS4 proである。この普段と違う環境下で、誰が一番アジャストして結果を出すのか?その辺も視野に入れた楽しんでほしい。今回は海外勢の活躍でEVOJAPANの順位が埋め尽くされるのか?地元日本勢の活躍が見る事が出来るのか?ぜひその目で会場や配信で確かめてほしい。
これは参加選手向けだが、国内外問わず当日は、例年エントリーの3割以上が不参加となる事が多い。金曜日スタートで仕事が休めなかった方もいるだろう。エントリーが無料ということもあり、海外の記念申込のみのエントリー勢も一定数いる。2019年開催時は、会場とトーナメント表から4割以上が不参加の様に見うけられた。有力選手がいるPOOLは、その選手だけや、もう1名しかいない状況もあった。
今回のエントリー欄にも、同一人物のエントリーや、testなどのお試しエントリーの方々も複数存在した。もし、間違えてエントリーした方は、ダブりのアカウントなどをキャンセルしてあげてほしい。当日の運営が呼び出しで困るからだ。ルールを守ってEVOJAPANを楽しもう!
EVOJAPAN 2023では、『TEKKEN8 CAT (closed Alpha Test)』TWTも開催される!
【PS4 pro 鉄拳】3/31(金)-4/2(日)『EVO JAPAN2023 TEKKEN7』大会概要
■大会名: 『EVO JAPAN 2023』
■開催日時: 2023年3月31日(金)~4月2日(日)
■開催場所: 東京ビッグサイト南展示棟南1ホール南2ホール
■参加費: 無料 3/31、4/1はオープントーナメントのため、ご自由に入場いただけます。
4/2は決勝トーナメント開催のため、入場にはチケットが必要となります。
チケットの販売。
■競技ゲーム PS4 pro「TEKKEN7」大会ルール
■賞金総額:200万円(優勝 100万円)
■締切: 2023/2/28
【会場 ビッグサイト】
■ビッグサイト
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1
■Google MAP
【地方から都内に来た際にオススメ電車等の移動サポートアプリ】
関東圏は非常に電車が発達している。それゆえ、宿泊先からの移動時に電車の乗り継ぎトラブルが起こりやすい。
・関東の駅は乗り場が多い・・・何番乗り場で乗車すればよいかを表示してくれる。これで駅での迷子は解決できる。
・ホテルから目的地の経路も表示・・・駅間だけではなく、現在地~目的地名称の設定でも交通機関を表示してくれる超便利機能。
移動時のアプリを使用してない方は、ぜひ利用し0回戦突破、楽しいEVO JAPANライフを堪能してほしい。