7・20『ダブル杯 MASTERCUP W1 CLIMAX 2014』を「東京エクストリーム鉄拳倶楽部」ペこス視点で振り返る。世界最高峰鉄拳TAG2U 5on5 最終決戦 11・2「MASTERCUP.7」逆境を越え、夢へ挑め。
ダブル杯とは?
2014年7月20日、北陸 石川県のバイパスレジャーランド藤江店にて「鉄拳タッグトーナメント2アンリミテッド」の3on3大会【ダブル杯 MASTERCUP W1 CLIMAX2014】が開催された。
北陸の若頭「ダブル」と「MASTERCUP」が組んだ大会となり、先着限定の56チーム(168名)での大会となった。
尚、運営側が当初予定していた参加チーム数はMAX42チームだったのだが予定を遥かに上回る応募が来たため台数を増大。そして参加チーム数を56チームまで増枠したのだ。これも北陸最強と呼ばれた「ダブル」の底力なのだろうか・・・
大会当日
朝早くから始まった一次予選リーグ(51チーム→14チーム)に、二次予選(14チーム→7チーム)、ワイルドカード(28チーム→1チーム)と、予定していたタイムスケジュールよりも早く大会は進行していったのだ。
これだけ大規模な大会なら1~2時間押すのは当たり前なのだが・・・参加プレイヤー&運営の円滑な大会進行のおかげなのだろう、運営側も余裕をもって進行できていたのが今でも印象的である。
決勝トーナメント
いよいよ決勝トーナメント。
毎度お馴染みとなったK1方式によるくじ引きが始まった。
残ったチームは
「東京エクストリーム鉄拳倶楽部」(ユウ、ノビ、ぺこス)
「BBG」(BKC、弁慶、ゲンヤ)
「Team Jacky」(USJ、ガッツマン、岩しょん)
「WHITE&BLACK」(ダブル、カジ、とってぃー)
「レイジにお任せ」(レイジ、いっちゃん、ゆうくん♪)
「富士プラザⅡ608」(ティッシュもん横とび、よすりん、じょー)
「ノブの大冒険」(ノブ、福士、古川)
「キッタン邸」(ゼウガル、田中、壊し屋シロー)
以上の8チームだ。
関東や関西で名のあるプレイヤーも多々見られる中、やはり注目していきたいチームは【WHITE&BLACK】ではないだろうか。今大会の主催者でもある「ダブル」を筆頭にここ石川のメンバーで統一されたチーム。このチームの快進撃はどこまで続くのか!?
決勝トーナメント1回戦も終わり続く準決勝。
「WHITE&BLACK」が戦う相手は、我々「東京エクストリーム鉄拳倶楽部」となった。
「東京エクストリーム鉄拳倶楽部」先鋒はユウ。対する「WHITE&BLACK」は先鋒とってぃー。
開幕から両者落ち着いた立ち回りからのスタートとなるが、徐々にユウが押し始める。
要所で決めるユウならではのキャラ対策と勝負所の勘が冴え渡り、まずは先鋒戦を制す。
続いて中堅で出てきたのはカジ。
高段のザフィーナとは普段やり慣れていなかったのだろうか、ユウがうまく対処できないままタイムアップでラウンドを一本とられてしまう形となる。
ただ、この試合の勝敗を分けたであろう内容が次の第二ラウンドで起こる。
カジに体力リードを許したまま、またしてもタイムアップで終わろうとしていた・・・
残り時間10秒、ユウのプレッシャーに耐え切れなくなってしまったのだろうか。
壁に追い込まれたカジがラースのトリガードスクリュー(9LK)を打ってしまう。
そこにユウのチェンジがうまく噛み合わさり、待ってましたと言わんばかりのお仕置きでこのラウンドを取り返す。
これで流れに乗ったのか、その勢いで中堅カジをも倒す。
今日のユウは何かが違う・・・?
残るは大将ダブル、乗り越えられるか・・・
最初のラウンド、近距離で殴り合う形となるが既に波に乗っているユウ。
うまく捌き最初のラウンドを取る。
続くラウンドも殴り合いになり、またしてもユウに軍配が上がりそうになるがそこで落ち着いていたのはダブルの方だった。若いプレイヤーとは思わせない綺麗な対処を魅せつけて一本取り返す。
一進一退を繰り返す両者。どちらに転んでも可笑しくない状況の中、最後に立っていたのはユウだった。
決勝戦に駒を進めたのは「東京エクストリーム鉄拳倶楽部」。
惜しくも敗退してしまった「WHITE&BLACK」だが、石川の底力を見て取れた試合だったであろう。
今後の活躍に期待したい。
いよいよ決勝戦。
勝ち上がってくると予想されていた関西チーム(「富士プラザⅡ608」(ティッシュもん横とび、よすりん、じょー))を見事倒した「キッタン邸」(ゼウガル、田中、壊し屋シロー)との試合。
構図的には関東の若手vsベテランという組み合わせになるのだろうか。
両チームのインタビューも終わり会場も静まり返る。
実況の合図と共に、いざ。
東京エクストリーム鉄拳倶楽部 先鋒はユウ。
対するキッタン邸 先鋒は田中。
両者決勝まで来たということもあってか、動きに迷いがなく接近戦での殴り合いが目立つ試合に。
これも若さゆえなのだろうか?展開の速さで1ラウンド目をあっさりと取るのは田中。
続く2ラウンド目も田中の勢いは止まることなく、あっという間に追い詰められてしまうユウ。
だがこの男、やはり今日はいつもと違う・・・
追い詰められていたはずのユウ・・・この男の中では、たったの2ラウンドで田中に対する人読みが完成してしまったのだろうか?
あれよあれよと巻き返し迎えたファイナルラウンド。
その勢いは止まることなく最終ラウンドをも奪ってしまった。
これが長年鉄拳という格闘ゲームで活躍し続けた男の根性値なのだろう。
キッタン邸が中堅で出してきたのはこの男、壊し屋シローだ。
今日の彼もまた調子が良く、決勝までに福士や古水といった強豪プレイヤーを倒してきた。
だが相手はユウ。彼の快進撃を止めることはできるか!?
お互い硬い立ち回りから始まった試合なのだが、前の試合の勢いが残っているのだろうか?
要所で有効だを当てているのはユウの方。
大会ということもあり、いつもより強気に攻めていっているユウがまずは1ラウンド目を制す。
続く2ラウンド目もその勢いのまま行くのかと思いきや、ここで壊し屋シローの落ち着いた立ち回りが光り2ラウンド目を取り返す形となる。
両者一歩も譲らぬ戦いの中、どちらに転んでもおかしくない試合の中・・・この試合を制したのはユウであった。
続く、先方vs大将戦。
キッタン邸大将に出てくるにはゼウガル。
MASTERCUP.5準優勝、続くMASTERCUP.6優勝と大会において非常に勝負強いプレイヤーだ。
さぁどうなるこの勝負・・・
試合が始まる・・・気持ちに余裕がでてきたのだろうか、ユウが積極的に仕掛けていく。
先鋒という自分の立場を良く理解しているのであろう。
彼もまたいくつもの大会を勝ち取ってきた猛者なのだ。
ゼウガルもうまく対処していくのだが、ユウの猛攻に追いつかずあっという間の2-0リーチ。
会場は大盛り上がりの中、冷静なまま攻め続けたユウがそのまま優勝へと導いたのだった。
魂の新世界
大会終了後、『ユウ・ノビ・ペこス』による鉄拳講習会が開催された。
多くの北陸プレイヤーが講習会に参加。
関東『namco 巣鴨』『e-sports SQUARE 秋葉原』でしか受講できない出張版であり、各々のプレイヤーレベルに応じた講習が開催され、充実した時間を過ごせたようだ。
講習時間外で、もぐたんによるサプライズ企画で『プチユウ誕生会』も行われ、講習に参加したプレイヤーと一緒に祝うことに。地元プレイヤーももじりの選んだ数々の賞を取ったパテシエにより、ケーキに描かれた『フェン』は、優勝を更に引き立たせるものとなった。
No.126 全力ぶっぱーズ(^ω^) | ||||||||||||||
はるすけ | ピクルス | ゆうゆう | ぺこす | 垂れ乳巌竜 | ||||||||||
タケは巣立っていきました。 大会でタケにおしおきをしようと思います(^ω^) |
e-sports SQUARE 秋葉原
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-2-12 Box’R AKIBAビル2F
TEL: 03-3525-8151
営業時間: 12:00 — 23:00 月曜日定休、祝日をのぞく
e-sports SQUAREとは?
「e-sportsで世界を目指そう!」を合言葉に設立した、国内初のe-sports専用施設です。日本でのe-sportsの普及と発展、そしてe-sportsを通じた社会貢献を目指しながら、プレイヤーの皆さまにとって最良のコミュニティ・スペースを創出していきます。
e-sportsの熱を生み出し勢いを加速させるべく、また国内トッププレイヤーを世界に送り出すべく、全力で邁進してまいります。
店舗にはゲーミングスペースだけでなく、本格的な競技用ステージや観戦スペース、そしてバーを設置。プレイに集中できる環境、そしてお食事をしながら試合を観戦できる環境をご用意しております。
後ろの方も試合観戦出来るように、筐体周辺は選手、観戦者も座っての観戦にご協力ください。
また、筐体や会場に複数ゴミ袋やゴミ箱を用意いたしますので、そちらに捨てるようにお願いします。
イベントの今後の継続にも左右いたしますので、モラル向上のご協力よろしくお願いします。
■大会概要
『MASTERCUP.7 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2014』
日時:2014年11月2日(日)7:30~
開催地:東京レジャーランドパレットタウン http://www.yamazakiya.co.jp/area/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。
参加費:1チーム15,000円
エントリー:176チーム 880人