鉄拳とポッ拳両方での活躍を誓う、宇宙最強レイ使い古水と、アルカディアライター福士の対談をお届けする。
「レイが出てくれれば俺はポッ拳界最強になれますよ!」
福士:
どうしたの、その…恰好は。
古水:
鉄拳のトッププレイヤーであるオレは、ポッ拳と聞いて黙ってられなくて。
福士:
そうなんだ…
古水:
あんたが着ろって言ったんだろ!収録のために場所を移動しましょう。
福士:
前回以上に往来の人々の視線が気になるな…他のポケモントレーナーとかに絡まれねえかな。
古水:
ちょっと一服していいっすか?
福士:
いいけど。
古水:
モンスターボールって、灰皿にちょうどいいんすよ。ハハハ。
福士:
お前、ポケモン冒涜し過ぎだろ!
――前回のMASTERCUP.6を振り返って
福士:
座談会っていうけど、とりあえず古水を掘り下げる方が需要ありそうだから、MASTERCUP関連の質問から聞いていこうかな。あんまり好き放題やるとまさかりプロデューサー困っちゃうから。前回のMASTERCUP.6を振り返ってどうだった?
古水:
前回はノビのせいで負けましたね。あいつコンボの途中で立ち上がったんですよ。絶対に許せませんね。俺は翌日の日韓戦で、ヘルプミーに同じことしても勝ちましたよ。
福士:
でもノビが出る前に古水負けてるよね?
古水:
俺はゼウガルにノビよりひどい負け方をしましたよ。安定コンボ失敗して捲られました。次の日ユウさんに怒られましたからね。『体力ゲージ見えてんのか?』って。
福士:
そうか、なんか殺伐としてるな。
古水:
次の日に言ってくるとかユウさんも許せませんね。体力ゲージなんて見てるに決まってるじゃないっすか。普通に緊張してミスっただけなんすよ!責めるなんて酷いでしょ!ユウさんだってあっさり負けたくせに!
福士:
他のチームメイトはどうだった?
古水:
ばくしーは終始緊張してましたね。プレッシャーに弱いのかもしれません。許せませんね。影丸に関しては…なんかかわいそうだったな。出るシチュエーションが。あいつはいつもかわいそうな奴なんです。
福士:
他人に厳しいなー。自分の戦績には満足してる?
古水:
俺個人としては6勝3敗でした。まずまず好成績と言えるでしょう。
福士:
自分にはかなり甘いんだな…
――今回のチームメイトに関して
福士:
今回もノビと組むことになったわけだけど、チームメイトに関してはどうかな?
古水:
影丸とだけ組む約束をしてたんですけど、そうしたら後日残る三人がノビ・タケ・ばくしーになっていたという。
福士:
そんな感じだったんだ。前回のインタビューで、「KNEEがラディッツで悟空とピッコロが手を組む」って偉そうに語ってたのに。
古水:
MASTERCUP.6負けちゃいましたからね。魔貫光殺法放ったら避けられて、ノビにだけ当たって死んじゃいました。
福士:
最強チームを招集したというコンセプトではないんだ。
古水:
違います。結果的に強い奴が集まってますけど、俺はいつも受動的なチームの組み方してますから。周りが俺を放っておかないっていう。
福士:
そんなこと言って、結局ノビと組めるの嬉しいんだろ?
古水:
馴れ合いはしません。嬉しくなんかない。けど、影丸が連れてきたんで組みますよ。強い奴を連れてきてくれて感謝しています!
福士:
じゃあ次は、今回も参戦が決まった韓国勢に関して思うところを。
古水:
オンプラ(only practice)が来るのは楽しみです。コンボやネタ、スカ確や確反は見るべきところがあります。ムービー見たりして参考にしました。後は特にないかな。韓国に対しては、ノビとか俺のチームメイト達が面白くなさそうなコメント出してるでしょうしね。前回熱く語っちゃったから今回は控えめで。
福士:
対戦したいプレイヤーとかいないの?
古水:
KNEEに負けたんで、リベンジの機会があれば。後は、個人的にHELP MEは強いし対戦していて楽しいんで、時間が許せば対戦したいです。
――ポッ拳に関して
福士:
じゃあ話を変えてみよう。そんな恰好してるから聞くけど、話題のポッ拳に関してやる気まんまんと考えていいのかな?
古水:
当たり前じゃないっすか。ポッ拳マスターに、俺はなる!
福士:
その台詞…さてはお前、あんまりポケモン知らないだろ?
古水:
福士さんはポケモン詳しいんですか?
福士:
俺は小学校高学年の時に初代のレッドとグリーンが出たから、直撃の世代だったよ。んで、中高生になっても、小学生の妹とその友達をボコボコにするために金・銀~ダイヤモンド・パールぐらいまでチマチマやったな。そんなにガチンコってわけじゃなかったけど、それなりに『厳選』して『調整』して強いポケモン育ててた。古水は?
古水:
俺も福士さんの一つ年下なんで、ポケモンはストレートの世代でした。ただ、周りの友達は全員夢中でやってましたけど、俺は外でサッカーばっかりしてたんですよね!アクティブでしたから!
福士:
えっ、周りの友達みんなポケモンやってたんだろ?じゃあ誰と外でサッカーやってたの?
古水:
えっ…
福士:
あっ…そっか…なんかごめんな、気がつかなくて…リフティングとか…やれるもんな。そういやお前だけ今回の自分のチームの座談会出てなかったし…この話はもうやめようぜ。ボールは友達。
古水:
…とにかく、レイが出てくれれば俺はポッ拳界最強になれますよ!
福士:
鉄拳キャラは出ないという噂だ。
古水:
マジかよ!じゃあやらない!
福士:
そんなこと言うなよ。一緒にサワムラーのローキックだけでキッズ達を倒そうぜ。サワムラー出るか知らないけど。
古水:
チーム機能があったら鉄拳勢でチーム作りましょう。
福士:
『ステステ団』とかどうかな?『死ね死ね団』みたいでいいだろ?「ステステ団のフルミズがしょうぶをしかけてきた!」
古水:
じゃあ、それでいきましょう。稼働が楽しみっすね。
福士:
大人の強さを見せてやろうぜ!
古水:
もし小学生ぐらいの相手だったら、煽ってリアルファイトになっても勝てますしね。90年代前半~中盤のゲーセンの殺伐とした雰囲気を味わわせてやりましょう。
福士:
懐かしいなー。KOF97で山崎竜二の永久コンボやってたら反対から山崎竜二みたいな超イカツイ奴がキレて絡んできて、ビビったもん。
古水:
そういうの、ありましたね。今度はビビらせる側になりましょう。
福士:
でも、わんぱく相撲の優勝者とかの小学生はフィジカル強いし結構危険だぜ。
古水:
確かに。テッケナーのみんな、わんぱく相撲勢だけには気をつけましょう。
――仕事と鉄拳の両立に関して
福士:
後は、こういう質問も面白いかな。仕事と鉄拳の両立って、社会人になってから数年が経過した今思うところはある?前回のインタビューでもちょっと触れたけど、バリバリ働いてるお前の感覚は、同じ社会人テッケナーとして共感できる人達はたくさんいると思うよ。
古水:
鉄拳を閉店までやってから帰るというのが、困難だということがわかりました。仕事の疲れが抜けないんすよ。福士さんは?
福士:
俺もまだまだ下っ端だから、仕事はいっぱいいっぱいで鉄拳やる時間が少なくなったよ。年々弱くなってる自覚がある。
古水:
昔と比べたらやり込めないし、正直弱くなった気もするんですけど、悲しいことにそれでも強いんですよね。我々の世代の方が。
福士:
言い切るねえ。
古水:
今やり込める環境にあるはずの若手より全然強いんですよ。若手に言いたいのは、やれる時にやり込んでちゃんと強くなって欲しいってことですね。
「でも実際、直接「弟子になりたいっす」って来られてもちょっと引きますよね。」
――ジムへ
古水:
で、なんでリアルにジムなんですか?
福士:
そりゃポケモンと言えばジム攻略だからな。ジムかいいん(フルタイム会員)のフクシが勝負を、しかけてきた!
古水:
こんなことだろうと思って実はポケモンを連れてきてたんすよ。行け!ミスター!
ミスター:
…
古水:
ミスター、ファイヤークラッカーだ!
…
古水:
もうこうなったら俺があんたを倒す!
――MASTERCUP.7では弟子を探したい
古水:
どうして柔術やってるんですか?
福士:
なんか年齢のせいか、一昨年ぐらいから投げ抜けができなくなってきてさ。投げられた後は当然グラウンドだろ?起き攻めに強くなるために真面目に柔術やってるんだよね。
古水:
福士さんも大概頭おかしいっすね。
福士:
とにかく、お前のわからん殺し老人ポケモンは三角締めで倒した。最初に博士から貰うポケモン間違えたな。
古水:
ミスターは倒されても別にいいんすけど、真面目な話があるんですよ。
福士:
どうした、急に。
古水:
こないだ出張で東京に来てたリュウさん(メンストリュウ)と一緒にメシ食ったじゃないっすか。
福士:
うん。
古水:
「お前らもそろそろ下を育てなあかんぞ」って言われたじゃないっすか。さっき若手の話も出ましたけど、やはり考えるところがありまして。
福士:
なに、天上天下唯我独尊プレイヤーの古水さんともあろうお方が、弟子が欲しいの?
古水:
今までは自分が最強だったらそれでいいっていう思考で、後進の育成なんてどうでもよかったんですけど。
福士:
おお、塩田剛三的な。『達人は、畢竟てめえが強けりゃそれでいいのさ』ってヤツか。
古水:
そうっす。ポケモン育成じゃないですけど、もし自分の全てを教えられるプレイヤーがいたら嬉しいかな、と。
福士:
前回のインタビューで、『古川家』の面々を弟子とか言ってなかったっけ?
古水:
あいつらは弟子じゃないですよ(キッパリ)。弱いんすもん。
福士:
今の関東の若手じゃダメなのか?
古水:
ハングリー精神が足りないじゃないですか。賢くないし。特に巣鴨勢は「ノビさんには絶対勝てませーん」みたいな顔して。俺はぴぃちゃんに、福士さんはノブさんにひたすら負けて育ったでしょ。
福士:
うーん、前のインタビューでもそんなようなこと言ってたな。
古水:
だから、今回のMASTERCUP.7では優勝は勿論、加えて弟子を募集します。福士さんも弟子どうですか?
福士:
そうまで言うなら探そうかな。我こそと思う人は、直接俺らに声をかけてもらおう。
古水:
言っとくけど、我々は超スパルタっすからね。
福士:
まず新弟子検査かな。
古水:
段位とかはどうでもいいから、とにかく強くなりたい奴。折れない奴。我々を踏み台にしてまで、最強になりたい野心家。年上だと社会人的に気を使っちゃうから、年下がいいな。
福士:
我々が責任を持って精神的にも肉体的にも鍛えます。でもなー、名選手は名伯楽とは限らない、ってよく言うし…
古水:
じゃあ、誰か指導者を参考にしましょうかね。
福士:
『ロベルト本郷』か『丹下段平』でいこう。『レイリー』だと良い師匠過ぎるし、『東方不敗』はやり過ぎだよな。
古水:
丹下でいきましょう。TAG2でKNEEと対戦させて、タオル投げなかったせいで弟子が真っ白な灰になっちゃうんすよね。
福士:
そうそう。無理な同段も良くなかった。鉄拳ドランカーになっちゃう。「古水さーん、福士さーん、対戦しましょう。仁八の新しいタッグアサルトネタ見つけましたよー」って来るんだけど、その時はもう『鉄拳9』ぐらいな の。「いいんだ弟子、仁八はもういない。破軍はもう打てないんだよ…」って俺らが泣きながら諭すんだ。
古水:
弟子を壊す前提なのがやばいっすね。でも、今回のMASTERCUP.7で弟子が見つからなかったらどうしましょう?
福士:
その時は『ASAYAN』方式でオーディションだろ。
古水:
『ASAYAN』が出てくるあたりオッサンっすね俺達。
――最後に
古水:
全然まとまんないんすけど、こんなところですかね。ちゃんと記事になります?
福士:
いつも以上に収拾がつかない座談会だったな。まさかりプロデューサーがなんとかしてくれるよ。
古水:
弟子に相応しいプレイヤーいるかな、ってのが気になります。
福士:
読んでいただいてるプレイヤーの中で、反応があれば嬉しいんですけど。ないと寂しいよな。
古水:
でも実際、直接「弟子になりたいっす」って来られてもちょっと引きますよね。
福士:
お前何言ってんだ今更!会場ではお気軽にお声かけ下さい。
No.22 風吹けば銀将 | ||||||||||||||
ミスター | ねじまき鳥 | ゆき | らすた | 茶柱 | ||||||||||
銀は成らずに好手あり |
No.56 鉄拳のおかげでした。 | ||||||||||||||
ノビ | タケ。 | 古水 | BKC | 影丸 | ||||||||||
仲間ゲー!! |
No.107 セレムラコーポレーションS | ||||||||||||||
ノブ | ぴぃちゃん | 福士 | ベル | N氏 | ||||||||||
優勝してデクと古水を仲直りさせたい |
後ろの方も試合観戦出来るように、筐体周辺は選手、観戦者も座っての観戦にご協力ください。
また、筐体や会場に複数ゴミ袋やゴミ箱を用意いたしますので、そちらに捨てるようにお願いします。
イベントの今後の継続にも左右いたしますので、モラル向上のご協力よろしくお願いします。
■大会概要
『MASTERCUP.7 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2014』
日時:2014年11月2日(日)7:30~
開催地:東京レジャーランドパレットタウン http://www.yamazakiya.co.jp/area/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。
参加費:1チーム15,000円
エントリー:176チーム 880人