7・23『第4回マタドール杯』に挑む、AOにインタビュー。大会への抱負を語ってもらった。
■「今回マタドール杯は頑張っていい結果を残したいです。」
―鉄拳6BR最後の5ON5イベント「マタドール杯」が開催することとなりました。今回初参加となりますが。
AO:
そうですね。前回マタドール杯が開催された4年前は一応アーケードでプレイしてはいましたが、今ほどやり込んではいませんでした。
MASTERCUPは過去2回参加したんですけど納得の結果というわけではないので、今回マタドール杯は頑張っていい結果を残したいです。
―国内でも特に大規な5on5の大会に参加することの意義についてお聞かせください。
AO:
大会が開催される場所については特に気にしたことはないですが、大規模な大会で活躍することで海外から声がかかったりするといいな、とは思っています。
―スパ4で活躍する日本人プロたちのように、鉄拳でそれに追随していきたい、ということでしょうか?
AO:
はい。まだ学生だしお金がないのでいかに賞金付き大会といえど自腹で参加するのはなかなか難しいですが、招待されたときはできるだけ参加するようにしています。
―ウメハラ氏のような有名なプロでもスポンサーがつく以前は自腹で遠征したり、かなり険しい道程だと思いますが。
AO:
難しいというのは十分わかっているつもりです。それでもできるならプロになりたいという思いは常に持っています。
■「特に苦手意識みたいなものもないし、むしろ自信があると言ってもいいと思います。」
―日本人プロ鉄拳プレイヤー第1号に期待ですね。話は変わりますが、大活躍を見せたWCG2010のような個人戦に比べると、闘劇やMASTERCUPのようなチーム戦では目立った活躍がありませんが、その点をご自分でどのように分析していますか?
AO:
実は僕が結果を残すことのできた個人戦の多くは2試合ないし3試合先取かつ、ダブルエリミネーションの大会がほとんどで、しかも個人戦だから自分と相手のことだけを考えていれば良かったんです。対してチーム戦は基本的に一発勝負、しかもチーム内のキャラ相性やプレイヤースキル等をうまく割り振っていかないと実力を出し切れないものだと思うんですよね。そういった部分が詰め切れていなかった結果、成績の差として現れているんだと思います。ですから今回はそれらの点を踏まえて、きっちり勝っていければいいなと思っています。そこがチーム戦の醍醐味だと思うし、今後チーム戦を戦う上で絶対必要な要素なんで。
―チームメンバーへの思いやチーム結成時に気をつけたことなどはありますか?
AO:
チームコンセプトが「ニュージェネレーション」というくらいなんで、いわゆる「若手」中心のメンバーで勝ちたいというこだわりはチームメンバー全員が持っていると思います。鉄拳のトッププレイヤーには古参の方が多いので「俺たちでもやれるんだぞ!」ということをアピールして、若いプレイヤーたちを引っ張っていける存在になれればいいなと思っています。
―注目チームを教えてください。
AO:
やはり3連覇しているマタドールさんのチームは外せないですね。プレイヤー、キャラ構成、実績とどれを取っても最強クラスだと思います。開催地が京都なんで体力的なリードがあるのも大きいですよね。それ以外だと「対抗は立川1軍」という声が大きいようですが、僕としてははりーのチーム(隠密御庭番衆)がかなりバランスがいいんじゃないかなと思っています。大会で活躍が目立つまんばさん、闘劇優勝経験のあるほんださん、めちゃくちゃ防御力のたかいぉんり。さん、鉄拳神になった茶柱さんといったかなり強いプレイヤーで揃えてきているので。この3チームが当たるようなことがあれば要注目ですね。鉄拳番長率いるレジェンドチームと僕らのニュージェネレーションチームが当たっても世代間対決みたいな感じで面白いかもしれません(笑)
―最後にマタドール杯に向けての意気込みを聞かせてください。
AO:
ニュージェネレーションチームで大会に参加するのはこれで2回目になります。僕のプレイスタイルを見てもらえればわかると思いますが「観客を楽しませよう」とかは一切考えていません。チーム一体となって勝ちに徹するつもりです。闘劇’10地方予選では大阪に乗り込んで優勝できたので、特に苦手意識みたいなものもないし、むしろ自信があると言ってもいいと思います。チームみんなの実力が発揮できればマタドール杯でも必ず勝てると信じています。
『第4回マタドール杯 MATADOR FIGHTING CHAMPIONSHIP』
■日時/2011年7月23日(土)、7月24日(日)
■場所/京都a-cho http://www.a-cho.com/
■主催/京都a-cho、マタドール、赤兎馬
■協力/MASTERCUP
■実況・解説/つの☆きょう、はめこ。