「ムラタ式最大反撃」のスポンサードにより「マタドール」は「EVO2015」に羽ばたく。優勝の確率等、大会に向けての意気込みを語ってもらった。
「スポンサーや神待ちしてるだけの奴多すぎっしょ。」
マタドール:
圧倒的な関西鉄拳のスタイルを魅せ続ける間違いない最強の一角。クールな戦術に長け、処理能力は高い。堅実さと強かさを兼ね備える。ムラタ式最大反撃のサポートを受け、ついにEVOに参戦。
――「ムラタ式最大反撃」のスポンサードでEVOに参戦することになりました。経緯をお聞かせ下さい。
マタドール:
最初ムタラ式の事を全然知らんかったけど、とりあえずステマしていたら、ムラタ式広報の目に留まって、向こうから声をかけてもらえるようになったんだよね。
――マタドールが関西のプレイヤーだったから?
マタドール:
いやいや、そういうことは関係無かったみたい。プレイヤーが何もしないで待っていて、声をかけてもらえる事なんて、ましてや鉄拳だけでなんてありえないと思うんです。こういうステマというか、ストレートマーケティングしている俺が選ばれたら、他にもそういったプレイヤーが出てくるかもしれないというのが狙いだそうです。それに加えて、ウル4の配信をやりませんか?って良く誘われます。ムラタ式やゲムルやんとかに。認知度上げていきましょうみたいな。鉄拳出身のトッププレイヤーでは、割と一番強くなれそうな気がしますね。2Dゲームもやってましたから。話反れましたけど、スポンサーや神待ちしてるだけの奴多すぎっしょ。計画立てて早く予約すれば13万円前後で行けるから。EVO行きたいって言うてるだけの奴多すぎ。
――EVOが終わると「来年は行く」というコメントならよく見ますね。
マタドール:
結局ほとんどが何もしない奴らだけでしょ。行動しなきゃ何も変わらんねん。そういえば俺とムラタ式広報との試合番組見ました?
――見ました。正直面白かったです。最後ムラタ式広報のまさかの切断も含めて(笑)
マタドール:
あれは完全にプロレスだったんですよ。戦力差は明らかだったので、最悪は抜いてくださいと指示しておきました(笑)ゴールデンボンバーの歌広場淳?が見てくれてたらしくて、面白かったって言ってたと聞きました。
――それは凄いですね。
マタドール:
しかも、ストリートファイターⅢ3rd STRIKE?をガチでやっているとか聞いて。格ゲー界盛り上げてほしい(笑)
――EVO2015へ10名以上の鉄拳プレイヤーが参加します。
マタドール:
ユウ、ノビ、よすりん、タケ、AO、ペこス、ダブル、オカティ、ゼクス他。あと韓国も来るし、優勝確立は5%やな。
――マタドールの大会の強さを考えるともっと優勝の可能性もあるのではないでしょうか。
マタドール:
まぁ、とりあえず無理な奴はおらんけど、絶対に負けないってことはないし、そう考えたらEVO優勝確率は冷静に考えたら3%やな。負けるつもりで行くわけではないけど、冷静に考える事は大事で、大舞台を前に大言吐く奴はようけおるけど、優勝した奴は見た事ない。大会なめすぎっしょ。全員に可能性があると思うし、組み合わせ次第かなと。総合勝率75%のノビも同じ確率だと思いますよ。
――大会に向けて取り組む事はありますか。
マタドール:
日常生活で徳を積むことぐらいな事でしょうか。日頃の行いですわ。組合せの運ってことはどうしようもないですからね。
――マタドールはEVO初参戦となります。海外の鉄拳大会は参加経験は?
マタドール:
鉄拳5DRの闘劇優勝後に、俺とたいぞー&たつや(2代目メンストリュウ)でカリフォルニアの大会に招待された事がありますね。
――結果はどうでしたでしょうか。
マタドール:
3on3の大会で優勝しました。予選と決勝戦で大将として出る事になりました。後は10番勝負みたいなのをやらされて、俺は全員に勝ちましたけど、たつや(平八)がブロンソン(ジュリア)に負けていてビビったね。2択力ありすぎやろみたいな。
■「鉄拳6BRなら優勝できたかもしれないな。」
――これまでEVOには興味がなかったんでしょうか。
マタドール:
いや、ハッキリ言って興味はありました。仕事で行けませんでしたけど、今の仕事は自由が効くし、職場の人もむしろ行ってこいと応援してくれました。鉄拳5DRや鉄拳6BRで乗り込みたかったですね。鉄拳6BRなら優勝できたかもしれないな。俺がアメリカに行った時はクロウが全米最強だったんだけど、やってないのかな。他のゲームもやったりしていたので、EVOは他ゲーの観戦も面白いでしょ。ウル4好きだから見たいんだよな。最終日誰か俺を見れるようにしてくれないかな。サイドトーナメントで、ギルティギアの青リロがサブトーナメントであるなら出るかもな(笑)
――鉄拳TAG2がサイドトーナメントで開かれるなら出ますか。
マタドール:
確実に出ますね。ただ鉄拳7のサブキャラで触っているギガースが思いの他マードックに悪い影響を与えていまして(笑)たまにやるんですけど、マードックが完全に弱なってますね。
――EVO2015の鉄拳7で意識しているプレイヤーはいますか。
マタドール:
ノビってことになるんですかね。まぁ誰にでも負けれるゲームだから油断大敵な訳やね。あいつ自信があるみたいだから負けたら面白いですね。
――海外という事で、時差や体調管理が重要になるのかと思います。
マタドール:
カリフォルニアにも行った事あるのでなんとかなると思いますが、何も用意はしてませんね。楽しんでいこか。みたいなノリでなんとかなる気がしています。ノビなんかユウ君に体調管理してもらうらしいけど、そこはそれだけ大事なのかよって思うけどな。子どもかよ、みたいな(笑)まぁ普通に寝ればええんとちゃうか。
――鉄拳7でマネーマッチを仕掛けてくると思いますか。
マタドール:
記念対戦みたいなのはウェルカムです。むしろ鉄拳TAG2でマネーマッチも受けますよ。国別チーム戦とかでもマネーマッチ全然OKですね。むしろ大歓迎です。
――マタドール的選抜チームを教えてください。
マタドール:
全日本はユウ、ノビ、タケ、マタドールであと、残りの参加者は誰選んでも一緒でしょ。
■「いつかバーチャの中から鉄拳7のトッププレイヤーになりそうなのは「ゲームセンター嵐」です。」
――バーチャファイター勢を指導してると聞いております。
マタドール:
高円寺キューブに「ジン、こえど、レオラオ」をマタドール教に加えて指導してます。他の黒なんちゃらや、タケなんちゃらに指導してもらってるバーチャ勢もおるらしいけど、そいつらだけには絶対に負けるなって言うてます。
――これから鉄拳のトッププレイヤー戦線に加わってくると思いますか。
マタドール:
まだゲーム出て4ヶ月ですか。今はまだ無理でしょ。他のゲームと違ってプレイヤー人口や層が浅いわけではないから。ただ、来年は分からんな。彼らも来年を目指して頑張ってますからね。ゲームセンター嵐くんなんかも、来年のMASTERCUPは優勝するって言ってるぐらいですから。
――バーチャ勢の強くなるスピードは早いなと思います。
マタドール:
まぁ誰でもって訳ではありませんが、嵐くんはゲームが上手いし強い。誰でも早く強くなれる訳ではありませんよね。スピードが違うというか。バーチャのトッププレイヤーだからといって、鉄拳でもトップになれる訳ではないですし。勝ち方は分かってる人達が多いのは事実ですから。しかも努力してる。
――勝手な印象ですが、バーチャのプレイヤーはやり込み勢が多いのかなと。
マタドール:
そうやね。やり込んでるね。ジンさんなんて苦労してるけど、いつか芽が出るといいですね。今のところ、こえどが一番強いかな。鉄拳5でも鉄拳王になってるぐらいだし。何を置いても、いつかバーチャの中から鉄拳7のトッププレイヤーになりそうなのは「ゲームセンター嵐」です。この名前覚えていて損は無いですよ。多分(笑)
――MASTERCUP.8でバーチャ勢と組んで参加する可能性はありますか。
マタドール:
前回参加したチームで出れないのなら、こえどが強なるなら組んでもいい。しょうくん(しょちゃん)とは組んで出たいんだよな~。
■「とりあえず優勝するまで行きますわ。」
――EVO2015での鉄拳7は、アーケード基板の鉄拳7ですが、鉄拳開発チームによりEVO限定で特別改造された、PS4用の家庭用レバー、パッドで大会が行われると聞いております。
マタドール:
ノープロブレム。そんなレバーがどうのって繊細なプレイしてないので余裕です。
――鉄拳はアーケード由来のプレイヤーが多いので、海外で負けた理由に、レバーの悪さ、遅延の有無が挙げられる事が多いです。
マタドール:
他のゲームの奴らも言うてますね。ただモニターがデカすぎると余所行き感は出ちゃいます。モンテのレバーが昔からクソすぎて鍛えられました。これに慣れるのも強さの一貫なんやって考える時期もありました。逞しくなれるな。固いレバー、柔らかいレバーで負ける理由言うてる奴をたまに見るけど、完全にそいつがカスっしょ。レバーが悪いのを言い訳にして大会の負けが無くなる訳じゃないから。
――鉄拳7に求める事ありますか。
マタドール:
横移動性能はもう少しTAG2寄りにしてほしいな。TAG2は避けすぎて、やり過ぎ感しかないけど。完全に2択を2Dゲームみたいに受けなきゃいけないシーンが多すぎて、ファジーが生きる様な仕様にしてほしいけど、それだと素人が分かりにくく、取っ付きにくいのかな。でも、それってモンスターペアレントと同じでしょ。私の息子が桃太郎役じゃ無いのはおかしくないですかみたいな。何も努力して無い奴に合わせなきゃならないのが意味分からない。そんなのに合わせてたってキリないでしょ。浅いっす。調整に期待したい。ギガースのゲームに参加してなさヤバくないですか。キャラクター選択画面に半透明で映ってる様に見えますもん。可愛いですけど。対戦していてカタリーナもつまんねぇな。ハイキックキャラ多すぎて、スティーブとかクイックフック意味ないでしょ。
――段位システムはどうでしょうか。
マタドール:
+5で上がって-2で落ちるのはええけど、+8で上がるときもあるし+10で上がるときもあるし。分からないのがハラハラして面白いのかもしれないけど、ポイントは平等であってほしい。あと段位の話じゃないけど、鉄拳TAG2のポッと出トッププレイヤー気取りが、ゲームを語っているのは聞いていてだるいな。
――それは一体何ですか?
マタドール:
実績残してないのに、目線が上から過ぎてキツイ奴が結構いますね。自分を分かってないとか、bot出来る奴なんてただの病気でしょ。身内っぽい奴ならまだ説教したるけど。総じてなんだけど、トッププレイヤーと仲良くなっただけで、自分も強なったって勘違いしとる奴多すぎ。ニコ生主?とかやってるからちやほやされてるからか知らんけど、勘違いしすぎ。身内が誰かに指導してるの見たので言ってやったんです。最近俺達と一緒にいるからってお前も強なったと勘違いしてんじゃねーぞって。よー分かっても無いし、実績残してない奴が、何言ってんだと。ちゃんとやる事やってから言えやって。そんな俺が最近ゲーセン行けてないんですけどね(笑)
――どうかされましたか?
マタドール:
母親の白血病の再発で大阪に帰って病院に行ったら、腹が痛くて見てもらったら俺は盲腸で緊急入院1カ月。腹膜炎になりかけてましたから危なかったです。大阪おる間時間はあるのに鉄拳一切出来ませんでした。これからやれる時に触って調整します。
――それでは最後にEVOに向けての意気込みをお願いします。
マタドール:
優勝はしたい。『EVO覇者の冠』って名前と重みがヤバいじゃないですか。昔に比べて海外の大会は近いものになった。とりあえず優勝するまで行きますわ。
■ムラタ式最大反撃とは?
株式会社ムラタ漢方が企画する、『ムラタ式最大反撃』は、格闘ゲームシーンをお手伝いする栄養ドリンクです。
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開催日時:2015年7月18日(土)午前0:00~予選スタート
開催地:ラスベガス
タイトル:AC基板 鉄拳7
大会形式:1on1 ダブルイリミネーショントーナメント
■大会概要
『MASTERCUP.8 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2015』
日時:2015年11月22日(日)
開催地:東京某所
タイトル:アーケード 鉄拳7
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。