「株式会社orz」企業スポンサードでプロプレイヤーとなった「ノビ」がドラマチックな試合展開で、日本人初EVO鉄拳覇者に!
EVO2015は初日、2日目に開催された鉄拳7(AC)は、世界中から集まった458名により争われた。日本から10数名のプレイヤーが参戦。韓国からはJDCR、Saintも緊急参戦するというサプライズも起こり、バンダイナムコエンターテインメントから3万ドルの賞金提供も追加。
トーナメントが上部へ行くにつれ日本人対決、アジア対決が随所で勃発。また、アメリカのプレイヤーも大奮戦し、多くの日本人プレイヤーを倒す大金星を上げた。
EVO2015 鉄拳7 Pool~Grand Finals
ベスト8は、Winners Bracket『ノビ、AO、JDCR、Saint』、Losers Bracket『ユウ、タケ。、Mr.Naps、ぺこス』が勝ち上がった。
中でもベスト8まで勝ち残ったMr.Napsの活躍は、アメリカの意地を見せたと言ってもいいだろう。アメリカのイベント時にMadcatzブースで鉄拳7は触れてはいたものの、アメリカでの鉄拳7正式稼働は、EVO2015開催1週間前という環境でだっただけに、来年は彼を含めアメリカ勢の逆襲が今から楽しみだ。
Winnersの日韓対決は日本に軍配が上がる。Winners Finalでノビvs.AOとなる。ここで勝ったのはAO。精神的に成長したと思われる今年のAOのプレイはこの時点ではノビを圧倒。
EVO2015 鉄拳7 Winners Final ノビvs.AO
Losersに落ちた韓国勢との日韓戦は、韓国に軍配。ぺこス、タケ。は敗退。その後、韓国勢対決でノビへの挑戦権を得たのはSaint。鉄拳TAG2公式世界大会チャンピオンvs.鉄拳6WCG世界チャンピオンという、ワールドタイトルホルダー対決となった。
EVO2015 鉄拳7 Losers Final ノビvs.Saint
EVO2015日韓戦の死闘を制したのはノビ。Grand FinalsでAOvsノビ。Winners側のAOは先に3勝で優勝。Losers側のノビは先に3勝でリセット。そこから3先に持ち込まなければならないレギュレーション。
EVO2015 鉄拳7 Grand Final ノビvs.AO
ノビ、AOによる一進一退のドラマチックな展開により世界中が熱狂したことだろう。リセットまで持ち込み、寄せ付けないAOを最終的に、自身の代名詞とも言うべき『神速のロシアンフック・アサルト』で勝利を手繰り寄せ、EVO2015覇者となったのは『ノビ』となった。
また、EVO鉄拳部門の日本人初優勝ということも付け加えておく。
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『MadcatzアケコンTE2』に『トップパネルキットType-N』を装着したモデルをユウ、ノビがEVOで使用。
■大会概要
『MASTERCUP.8 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2015』
日時:2015年11月22日(日)
開催地:東京某所
タイトル:アーケード 鉄拳7
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。