埼玉の強豪にして将軍ハマハーがついに出陣。 開催直前!ハマハー、ジンペーインタビュー。 5on5の魅力や前大会の埼玉勢ベスト4、関西の勝利を分析等語ってもらった。
■「前回いつも面倒見てる埼玉勢がいい成績残したんで、じゃあ今度は俺らが出てやるかなって(笑)」
──第3回マスター富山杯が開催されることとなりました。今回初参加となると思いますが今大会に参加しようと思ったきっかけをお聞かせください。
ジンペー:ネット上でマスター富山杯があるよって聞いてその日のうちにメンバー集めしたのかな。前回いつも面倒見てる埼玉勢がいい成績残したんでじゃあ今度は俺らが出てやるかなって(笑)
ハマハー:いきなり電話が来て「あーお前9月20日明けとけよじゃあな」って電話切られて・・・おかしいと思っていろいろ調べたら・・・またこの手口かみたいな(笑)
ジンペー:そろそろ引退しようかなって考えてたんだよね、そこでタイミングよく大会が告知されたからメンバー集めてチーム名も最初「現役引退」とかそういうのにしようと思ったんだけど最近またモチベあがっちゃって結局チーム名も俺の名前になったとかそんな感じ。
ハマハー:最後だっていうから乗ったら・・・またこれ・・・いつものパターンです。
──過去様々な5on5の大会に参加されたと思いますが5on5の魅力は何だと思いますか。
ハマハー:本来こういうのってお祭り事じゃないですか、となると僕としてはお酒飲んで騒いでって事なんですけどお酒は色々あったみたいで駄目なんですよね?そうなると殺し合いというか戦争ですよね、地域別だったりチーム別だったり。要はお祭りって考えもあれば何が何でも勝ちにいく・・・「殺しにいく」っていうのが楽しいって人も居ますよね。僕はお祭りですけどね(笑)
ジンペー:3ON3以上に総合力が問われるよね、5ON5だと順番とか戦略性が広がるというかそういうのも魅力であるんじゃないかな。
ハマハー:ありきたりな言い方ですけど本当に強いチームが勝ちやすいですよね、ゲーム性上事故が無いわけじゃないけど事故が起こる可能性が3ON3に比べると圧倒的に低い、勝つべき人が勝つ形式だと思います。
──第3回マスター富山杯のエントリーが94チーム集まりました。この数字について感想をお聞かせください。
ハマハー:みなさんほんと暇人ですね(笑)
ジンペー:俺が今まで参加した鉄拳のイベントで一番参加人数が多いでしょ、店舗が開催するイベントでオフィシャルを抜かしてね、んでよく考えるとバーチャのアテナ杯よりも全然多いんじゃないかな。
ハマハー:そもそもお店自体がこの人数が納まるように作られてないはずですよね、だから運営側は俺たち(参加者)に比べると地獄ですよね。
ジンペー:今このご時勢にこういうイベントをやってくれるってのはありがたいよね、埼玉ポピーが無くなってこういうのに参加することも無くなったしね、あと富山って遠いけど日本地図でいうと真ん中ぐらいにあるじゃん、だから集まりやすいんだろうね。食い物もうまいし。
ハマハー:確かに真ん中って考えれば場所として公平かなって思いますね。それにプレイヤー主体でイベントを行うって事は活性化につながる事は間違いないんで最終的にモチベーションが上がるじゃないですか。こういうイベントがあって単純に「強くなりたいな」って思うやつも居れば、みんなと騒ぎたい、ただその場に居たいって人もいると思うんですよ。お祭りが嫌いな奴はいないと思いますしね。
ジンペー:これから何年か続いていく上でこういうイベントが続いてくれると嬉しいよね。新しいプレイヤーが入ってきてもこういった場所が無いと盛り上がらないしね。
ハマハー:結局ゲームの寿命を決めるのはプレイヤー自身だと思うんですよ、過疎だなんだって言ってもそうったイベントがあれば少しずつ減っていくかもしれないけどプレイヤー視点で寿命は延びると思うんです。だからそういう意味ではありがたいですよね。変な話これからゲーム人口自体が飛躍的に向上することは無いわけだからあとは衰退をどれだけ抑えれるかだと思うんです。
ジンペー:いいこと言うね(笑)
■「自分たちが考えて作ったチームメンバーがいきなり結果を出してくれたのは嬉しいよね。」
──過去2回いずれも大阪のチームが優勝していますが要因はどこにあると思いますか。
ハマハー:それって多分みんな意見一緒だと思うんですけど結局関西って強い奴が上に固まっててさらにその強い奴らが切磋琢磨しててかつその5人がまとまって大会に出てくるわけじゃないですか、そりゃ強いですよ。それと「関西=モンテ」って言われても「関東=ジョイボ」かって言われてもそれもちょっと違いますよね。「東京=ジョイボ」かもしれませんけど、その違いはあると思いますよ。
ジンペー:大阪はひとつに固まっててその固まりがそのまま出てくるわけだけど関東の場合だとたとえばジョイボだとしてもジョイボの最上位が固まって出てくるわけじゃないよね、関東って基本的にばらけてるんだよね。
ハマハー:勝ちたいいう趣旨と楽しみたいって趣旨がの違いというか意識の差が出たのかなと、つまり関西が勝って然るべきだったんじゃないですかね。
ジンペー:まぁ今回はそれを防ぐために俺らが出るよ。
ハマハー:本当に勝ちたいなら関東も強いプレイヤー5人集めていかないとね、それが関西に対する礼儀じゃないですかね。
──前回は同じ埼玉勢がベスト4まで進む活躍を見せました。
ジンペー:ちょうどそのころ埼玉ポピーが無くなって今のチームの元となった「埼玉ポピー」っていうチームをハマハーをリーダーにして作ったんですよ、その中でもまぁ上位の奴らが「富山杯に出たいから言ってもいい?」って話になったんだけど、その時はぶっちゃけ奴らじゃ勝てないかなって思ってたのね。でもその時領域とキッドが頑張ったみたいで俺は現場に居なかったけど逐一やつらがメールで報告してきて・・・正直なんで勝ったのかわかんなかったよね。
ハマハー:まぁでも嬉しかったですよ。
ジンペー:自分たちが考えて作ったチームメンバーがいきなり結果を出してくれたのは嬉しいよね。でも何で勝ったんだろう?
ハマハー:その瞬間勝ったって事はその場に居た何十チームより強かったって事じゃないですかね。たとえ運だと言われようと勝てば官軍じゃないですけど結果を出すのは大事ですよ、俺は結果を出せない人間で有名なんで(笑)
ジンペー:俺らに恥をかかせたくないって気持ちもあったんだろうね、結果を求めて結成したチームであるからある程度結果が出たのは嬉しい。
──今回参加するとなると同じ埼玉勢と当たる可能性もありますが。
ハマハー:俺一人で終わります。
ジンペー:埼玉はこいつ一人で終わるね、何があっても。
ハマハー:最悪負けても反対側に回って耳打ちすれば終わります。
ジンペー:でもやっぱ若い奴には負けたくないって気持ちはあるかな(笑)
■「ヒーロー的なプレイヤーが必要だと思うんです。」
──エントリーしている中で気になるチームはありますか?
ハマハー:やはり3連覇のかかってる大阪チームですかね、後はそれを阻止すべく固まったっていうふクスとかしょちゃんが組んだって言うチームは強いんじゃないかな。なんだかんだ強いチームに注目してみるのが大会は面白いですしね。
──様々な地域からプレイヤーが集まりますが注目する地方はありますか。
ハマハー:個人的には何かとゆかりのある新潟に注目したいですね、結構出る人も多いみたいですしお世話になった地方でもあるのでそれが今どれだけ強くなったのか見てみたいですよね。
ジンペー:あともうひとつは富山かな、地元の奴らはプライドもあるだろうし富山でやるわけだから富山の人間が観に来る可能性はすごい高いわけじゃない?そこで富山のプレイヤーが頑張ることによって富山の活性化につながると思うしね。
──今大会がイベントとして盛り上がるにはどういった要素が必要になると思いますか。
ジンペー:結局は店と客の「一体感」じゃないかな。はっきり言って。
ハマハー:俺は「ヒーロー」が必要だと思います。と言うのはいい人がいれば悪い人もいるわけでそうなると「ヒール(悪役)」も必要になるんですよね、いつの時代でも正義は勝つじゃないですけどそういうのってあるじゃないですか。そういう意味ではヒーロー的なプレイヤーが必要だと思うんです。もちろんその対になる悪役も必要なわけで前回の埼玉勢をヒールとして考えて・・・言い方を変えれば「アウェイ」、となると大阪勢とかが「ホーム」になりますよね。片方は罵られるかもしれませんけど片方は賞賛されますよね、でもそれってその瞬間メチャクチャ盛り上がると思うんですよ、本来どっちの身内でも無くてもその瞬間味方したいほうを応援するからそういう時の声って一番でかいと思うんです。それってさっきジンペーさんの言った「一体感」だと思うんですよね。
──マスター富山に一言お願いします。
ハマハー:マスター富山は許さないですよ!俺が初めて参加した新潟の闘劇予選かな?公衆の面前でガード不能食らって殺されたんですよ、あとで聞いたら下段捌きできるって言うじゃないですか、もうほんと許せないです、1回戦から当ててください。
ジンペー:俺会ったこと無いんだよね。
ハマハー:まぁマスター富山は熊の第一人者って聞いてますしこっちも被害者なんで出てきてほしいですね、「マスター富山杯」なわけですしね。
──第3回のマスター富山杯に向けての意気込みをお願いします。
ジンペー:うちのチームを見てれば楽しいんじゃない?
ハマハー:今回地域別で強い奴が集まってるらしいけど・・・たまには僕を応援してください(笑)