MASTERCUP.6出場を前に地獄祭優勝チーム「チクリン、ケイスケ、タイカレー」に『地獄祭 MASTERCUP J1 CLIMAX 2013』優勝までの軌跡を語ってもらった。
■「確反とかキッチリ入れてきますし、スカ確も速いですし。若いから投げ抜けも…8割は抜けてきますねぇ」
――7・14 地獄祭優勝おめでとうございます。
一同:ありがとうございます。
――まずは地獄祭を振り返ってのお話を聞いていきたいと思います。一次予選からお願いします。
タイカレー:1次予選はモストデンジャラスなポール3人のチームと当たった瞬間に「終わった!」と思いましたね(笑)参加チームの中で一番当たりたくなかったです。だってソロポール3人とかですね。
――ここは誰が出たんでしょう?
チクリン:自分が確か3タテしました。
――一1次予選はもう一試合ありましたね。
ケイスケ:ピコハンチーム…。
タイカレー:こーきのチームですね。ワイルドカードに送り込みました。
ケイスケ:最初自分が出て、負けて、そこからチクリンさんが3タテしました。
――2次予選はどうでしたか?
タイカレー:AOのいる「Specialist」チームですね。
ケイスケ:1人目は加齢さんでした。
タイカレー:うちはケイスケが出たので、ケイスケvs.加齢というカードですね。
ケイスケ:強かったです。
タイカレー:キャラはラース・仁八だったね。
ケイスケ:3タテだったと思います。
ケイスケ:まったく覚えてないです。
タイカレー:相手の二人目はAOを出してきましたね。大将かなと思ってたんですけど。AOvs.ケイスケ。
ケイスケ:えっと…覚えてないですね…1本か2本は取ったと思うんですけど。
タイカレー:次は自分が出たんですが、なかったことにしたい試合でしたね(笑)6BRに巣鴨にいた頃は自分が鉄拳覇皇、AOが鉄拳王で戦って、自分が負けたのに相手が降格したのは良い思い出です。それが今回は…死闘の末やぶれました(笑)
チクリン:ヤムチャくらいあっさりとやられました。
タイカレー:「任せろ!」って言ってたんですけどね。
チクリン:自分はミゲル苦手なんで…って言ったら、タイカレーさんが「俺に任せろ!」って。
タイカレー:自信満々にドヤ顔で言っておきながら…しょんぼりして帰ってきましたね(笑)
チクリン:大将は自分で、内容はファイナルラウンドしか覚えてないんですけど…タイムアップ寸前で腓骨抜き(デビル仁の1RP)を当てて、タイムが0になる瞬間に相手がチェンジして、そこに双角(立ち途中LPRP)がヒットして…でしたよね?
タイカレー:覚えてない…俺はしょんぼりしてたから(笑)
チクリン:お互い待ちスタイルなので、時間のかかる対戦だった気がします。
タイカレー:ラウンドも3-2でしたね。
――相手チームの大将はゼウガルのオーガ・ジャックでした。
チクリン:オンラインでけっこう当たる人がいるので、戦い慣れてはいましたね。対策がきちんとできてるかどうかはともかく…自信はありました。ここも確かフルセットか3-1とかそういうカウントでした。
タイカレー:AO戦よりは安心して見てましたね。
チクリン:1-1のラウンドの時に、相手が勝ち確の状況からコンボをミスして、そこで自分が背面を取って…奈落を一発当ててからの流れで逆転。最終ラウンドは、右投げを通したら相手体力がミリ残っちゃって。チェンジスライディングを出したら、それが届かなかったんですよ。相手のジャックが、そこにスカに立ち途中LPのバイオレンスアッパーを出してきたんですけど、それが間に合わなくて、ガードから確反のワンツーで終わったんです。
――会場も盛り上がりましたね。関東から来たプレイヤーを倒したっていうことが、自信になったのではないでしょうか。
チクリン:決勝進出もでき、かなり自信になりました。
――一決勝の1試合目は、「鬼塚とくりくん」チームでした。
タイカレー:たぶんゆーきが先鋒で来るだろうなと予想してました。ゆーき戦は自信があるので、自分が行かせてもらいました。AO戦があまりに申し訳ない感じだったので、なんとかゆーきを倒して、あとはくりくんを2人に任せようっていう。くりくんはちょっと…9割勝てない…苦手意識があるので。
――反射神経とかそういう意味でですか?
タイカレー:スカ確に、ライトゥーぶっぱとかですね。当ててくるんですよね~。
――実際の1人目はドーラでした。
タイカレー:ここは自分の落ち着いた立ち回りができて、わりに安定して勝てました。2人目にゆーきのロウ・リーがきて。彼とは段位戦でけっこう長く戦っているので、なにをしたいってのが大体分かってるんですよね。もう身内読みの勝負でしたね。それからお互いのコンボミスがちょっと酷くてですね…あと単鞭(フェンの46LP)に確反がなかったですね(笑)若さのせいか、ちょっと緊張してたんですかね。運で勝たせてもらったようなところもありました。
――大将のくりくん戦ですが。
タイカレー:本当に申し訳なかったです。不甲斐なくやられました。やっぱり、前入れした瞬間にライトゥーを食らってですね…どうしようもなかったですね(笑)
――2人目は誰が出たんでしょう?
チクリン:ケイスケ君ですね。
――くりくん戦はどうでしたか? 普段から対戦している?
ケイスケ:いや…そうでもないですね。
タイカレー:たぶん、メインキャラよりサブキャラと対戦してるんじゃないかな?
――ちなみに、佐賀からオニマル(現:アミューズメントMGM博多店)へは週に何回くらい行ってるんですか?
ケイスケ:週1~2ペースですね。
――けっこう行ってるね! タイカレーがずっと送っていってあげている?
タイカレー:はい。この2人に期待してますから。
――くりくん戦の内容を教えてもらえますか?
ケイスケ:えっと、1ラウンド目をパーフェクトで取って…あとはあんまり覚えてないですね。割と接戦だったと思うんですけど、最後は負けちゃいました。
――どんなところが強かったですか?
ケイスケ:やっぱり、ライトゥーの当て感ですかね。
タイカレー:リリ・ラースのタッグだよね。
――今作リリで上の段位へ行ってる人って、そんなにいないと思うんですが。
タイカレー:少ないですね。
――そこは持ち前の当て感で…。
タイカレー:当て感と、あと、しっかりしてるんですよね。確反とかキッチリ入れてきますし、スカ確も速いですし。若いから投げ抜けも…8割は抜けてきますねぇ、完璧とは言いませんけど。
――勝負は大将戦へともつれ込みました。
チクリン:自分は暴れ技にだけは当たらないように、前に出てガードを入れる感じを意識してましたね。最初はネタだけで殺そうと思ってたんですよ。でも普通に知ってたらしくて、ガードされたんです。
タイカレー:チクリンスペシャルが!
――チクリンスペシャルとは!?
チクリン:チクリンスペシャルはですね…ラースでバウンドしてTA発動させた後に、デビル仁が左横移動から馬頭螺旋の下段の方(牛頭旋風:66LKLPLK)を撃つんですよ。相手が受け身を取ったら、馬頭螺旋の2発目がスカって、3発目の下段が受け身に重なるんです。ガードかヒットだったらその後に(操作権がラースに移って有利状態からの)強制2択になって、寝っぱなしに対しては、3発目の下段とラースの1RPLPを一緒に当てると、拾い直しになってまたバウンドコンボに行ける…というネタなんです。
――それにくりくんは対応してきたと。
チクリン:そうですね、3発目の下段ガードから二択をかけたら、知らない人だと普通みんな立ちっぱなしになるんですけど、奈落(ラース66RKLK)の方をガードされて浮かされました。
――それをくりくんは知っていた?
チクリン:知ってたみたいですね。「調べた」と言ってましたね。
――調べたというのは、チクリンが段位戦でやってるのを見たとか?
チクリン:たぶん、配信を見て知ってたんじゃないかと思います。
――チクリンスペシャルは通用しなかったけど、結果的には勝った?
チクリン:そうですね。確か…ラウンド1-1の時、くりくんがかなり体力勝ちしてる状況になって、タイムアップ寸前に奈落を当てたんです。そこでくりくんが動かなければそのままくりくんの勝ちだったんですが、自分が「動く」と思って鬼八を撃ったら、たまたまカウンターヒットしてて、そこから逆転しました。
タイカレー:暴れたんだ?
チクリン:暴れてましたね。ラースで立ち途中RPを撃ってました。最終ラウンドはくりくんのリリが先鋒で、自分は236RPLPを撃ってくるのを待ってたんですが、一発止めに対して蛇毒(蛇毒気掌:デビル仁4LPRP)を入れて吹っ飛ばして、そこで起き上がりにくりくんが横移動をしていて、そこに最風が刺さって勝った、という展開でした。
――なるほど。一回戦は突破しまして、二回戦はまったりのいる「大日本風力発電所」チームでしたね。
タイカレー:ここは先鋒にケイスケが出ました。
ケイスケ:相手はまったりさんでした。0-3で負けました。なんか…壁際のネタがやばかったです。二回コンボ食らったんですよ! なんか、受け身取ったら、気づいたらコンボ入ってて浮かされててみたいな。
――二人目はどなたでしたか?
チクリン:自分ですね。ガット(ガット~アウ・バチゥド:エディ4LPRK~からの派生)にだけは当たらないように気をつけてました。2発目ガードして左横移動を徹底しましたね。一回、2発止めがきて、そこに確反入れたのは覚えてるんですけど…。
――かなり細かく覚えていますね。
チクリン:たしか1ラウンド目はネタで勝ったんですよ。ちくスペ…。
――ちくスペが決まった!?
チクリン:初めて決まりましたね。まったりさんは受け身を取った方が良いというのは知っていたけど、二択の部分が通ったみたいです。2ラウンド目は、タイムアップ寸前までは体力勝ちしてたんですけど、そこで下中の連携をカウンターヒットでもらって、逆転負けしました。3ラウンド目からはちょっと覚えてないです。3-1での勝ちだったみたいですけど…緊張してましたね。
――二人目は軍鶏が出てきて。
チクリン:負けちゃいましたね。全部当たる感じで…。
タイカレー:大将は僕でしたが、軍鶏さんに苦手意識が最近あってですね…チクリンが倒してくれると信じていたんですけど(笑)結局、自分に回ってきて。試合内容は必死だったので覚えてないですね、ホント。
――割とカレーパンチ(フェン9RP)を当てていたようなイメージがあります。
タイカレー:カレーパンチは当たる気しかしなかったですね、その時は。続いての宮田さん戦でしたが、軍鶏さんのおかげで暖まってました。というかヒートアップしてましたね。覚醒して投げも見えるし下段も見えるって状態でした。
――東京から長崎に帰り、環境的にも実力を維持するのは難しいというようなことも言われていましたが、そこはスキルを維持しつつ、積極的に遠征をしたりして力を蓄えていた結果が実ったようにも見えました。
タイカレー:あの宮田戦では実りましたね。たぶんみんなの印象に残ってるのは、「消えろ!」(ラース6WP)をガードして「消えろ!」を撃ったことじゃないですかね(笑)内心「あっ、46RP!ツーハイ(6RPRK)撃たないと!」と思ったんですけど、「消えろ!」って言われたことにイラッと来て、「お前が消えろ!」って思って6WPを撃ってました。結果、消えてくれなくてですね…(笑) その後、しゃがパンを撃ってくれたところで、横移動から今度こそ「消えろ!」を入れることができて、もう気持ちよかったですね!
――さて、決勝前のインタビューでは…。
ケイスケ:あの日は自分だけ活躍していなかったので、「りょうさんを絶対に倒す!」という気持ちで言いました。
――もちろん、プレイヤーとしてはりょうのことは意識していたと思うんですが、同じ三島使いとしてどういう風に見ていましたか?
ケイスケ:う~ん…コマテクがあって、しっかりしてる人だなっていうイメージでした。
――三島使いの中で、好きなタイプのプレイヤーとかっていますか?
ケイスケ:動画とかで見ていると、攻撃的なスタイルの東京のフジナオさんが好きです。戦い方がかっこいいです。
――ケイスケの住んでいるのも佐賀市内ではないということで、地元で鉄拳人口も少ないのでは?
ケイスケ:かなり少ないですね。
タイカレー:彼以外だと、佐賀県は赤段のプレイヤーが一人いるだけですね。
ケイスケ:その人とも、あまり普段から対戦できる感じではなくて。場所が遠いので。
――そんな中、タイカレーさんが対戦に連れて行ってくれると(笑)そういう意味では、オン対戦などはやっていないんですか?
ケイスケ:オン対戦…10日前くらいに始めました(笑)
タイカレー:そのTAG2のソフトを探してきたのも俺ですからね(笑)
ケイスケ:ありがとうございます。
タイカレー:もう、ソフトが売ってなくて。GEOとかファミコンハウスでは、もう大人気で!
――「ワシが育てた」と言いたいばかりに!
タイカレー:言いたいですね!ケイスケは俺が育てたと思ってくれてるはず(笑)
ケイスケ:思ってますよ!
――師弟関係ができあがってますね。さて、話を戻しまして、りょう戦の感想ですが。
ケイスケ:りょうさんは、風神ミスで忌怨(一八3RP)になってたんですよ。それがデカかったですね。
タイカレー:あのりょう相手にステステでプレッシャーをかけてですねぇ。
チクリン:最風がよく当たってましたね。
タイカレー:試合前は自信はあったの? 宣言はしたけど。
ケイスケ:自信は…なかったんですけど、でも気持ちでは…。
タイカレー:ステステで強気に前に出てたよね。
ケイスケ:決勝戦前の宣言通り「りょうさんを絶対倒す!」っていう気持ちで戦ってました。
タイカレー:地獄門(一八しゃがみ中323WP)を決めた時の、MCをやってた地獄の門番の興奮っぷりもヤバかった。
――二人目に出てきたのは、ノビでしたね。
タイカレー:気持ち的にはどうだったの?勝てる気がしたかどうかとか、不安だったとか行ける気がしたとか…。
ケイスケ:もちろん不安でしたよ!
――鉄拳神だもんね。
ケイスケ:はい。やっぱり魔人拳を当ててから調子が出た感じです。
――しゃがパンからの魔人拳への連携ですか。
ケイスケ:あと、ステステ魔人拳ですね。
――キャラクター的にも、ドラグノフが同キャラですよね。けっこう意識してましたか?
ケイスケ:意識しますね。ドラ使いでは一番興味のあるプレイヤーです。
タイカレー:決勝の舞台で初対戦だったよね。
ケイスケ:はい。ノビさんのオラオラ系なところが好きですね。オラオラしながらの防御も上手いというか…攻めと見せかけてからのガード、とかがスゴいです。
――自分にも取り入れようとしたりしていたり?
ケイスケ:取り入れようとはしてるんですけど、やっぱりなかなか難しいですね。
――ゼロ距離のアサルト(ドラグノフ666RP)なんかは相当出てますよね。ステステも速いし、コマテクは自信があるのかなと。鉄拳を始めてから、まだ2~3年ということですが、ステステなんかは最初から行けたんですか?
ケイスケ:最初に僕のお兄ちゃんに教えてもらったのが、ステステだったんですよね。家庭用の鉄拳5DRで始めて、ずっと家で練習してて…。プラクティスでずっとやってました。今でも練習してますよ。
タイカレー:あれだけステステできたら気持ちいいでしょ!
ケイスケ:うーん…まだまだですよ。
■「ぺこスさんというか、ボブ・仁八に対して自信があったんです。」
――地獄祭に来ていたダンディーも、学校終わったら鉄拳しに行って、家に帰ってきたら朝4時とかに寝るまでステステして…というのを2年くらい繰り返して上手くなっていったという、いわば努力型なんですけど、ケイスケの場合はどうなんでしょう? 努力型? 天才型?
タイカレー:努力型ですね。元々ロジャー使いなんですよ。それでステステ練習していたと(※ロジャーの6n23ステップは、キング系ではなく三島の風神ステップと同じ仕様。)。
ケイスケ:練習してました。
タイカレー:それで、映画の「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」が出てから三島使いになった。
ケイスケ:あ、そうですね。TTT2になって、ロジャー使っててなんか…あんまり楽しくなかったんですよね。あと弱かったんです(笑)
タイカレー:それで家庭用の「鉄拳プロローグ」も出たことだし。
ケイスケ:それで兄ちゃんに「ロジャーやめて三島使ったら?」って言われて、使い始めたら、しっくりきて、それから三島使いに転向というような感じです。
――さて、3人目に出てきたのは大将ぺこスですね。会場は一方的な雰囲気でした。MASTERCUPの再現はあるのか、というような空気で。
ケイスケ:そのあたりは…まったく分かってなかったです(笑)「ここまで来たら3タテしたい!」という気持ちがやっぱりありました。でもペこスさんは強かったです。プレッシャーかけてきて、それにビビって最風を撃つと、しゃがんで浮かされるっていうパターンで…。けっこうビクビクしてました。最初のラウンド、たしかパーフェクトで負けたような…あんまり覚えてないんですが…。
タイカレー:結局、フルセットまで行ったんだよね。見てるこっちとしては、行けると思ってたんだよね。
チクリン:2本取られて、2本取り返してって感じでしたからね。
ケイスケ:こちらがしゃがパンを当てたところで、ボブの右アッパーでカウンターを取られて…そこでしゃがパン魔人拳を撃っていれば…。
チクリン:最後は起き蹴りでしたよね。
ケイスケ:起き蹴りでした。投げからの起き攻めの前ダッシュに刺さったのかな…?
――結果、ケイスケがきわどく競り負けて、2人目は誰を出すのかとかは話をしていたんですか?
タイカレー:俺は、このまま行けば俺が美味しい思いをして大会終わるから、(チクリンに)ちゃんとお前がケリつけて来い、と言って送り出しましたね。
――なるほど。チクリンの方は、それまでぺこスとの対戦経験はあったんでしょうか?
チクリン:何回か対戦したことがありましたね。ぺこスさんというか、ボブ・仁八に対して自信があったんです。なおかつ無限ステージを選べたので。仁八は、デビル仁・ラースのタッグでは一番火力が伸びるキャラなので、コンボを当てて勝とうと最初は思ってました。でもホント、フラヒ(ラース9RK)が当たらなかったですね。たぶん初めてだったんですよ、仁八で、フラヒを右横~屈伸でかわして横スカを入れてくる人。ビックリしましたね。あと、またネタに走りすぎて…ずっとコンボミスしてる感じでしたね。運が良かったんですよね、ホント。
――試合の内容について教えてください。
チクリン:1ラウンド目に、ボブの4LPRPをガードして、そこからぺこスさんがフライングジャンポン(ボブ9LK)を撃ってきたんですけど、それを自分がたぶん軸ズレのままガードしていて、確定だと思ってワンツーを撃ったら、それが届いてなくて…ぺこスさんの方はそれを読んでしゃがみからスピナッチアッパー(立ち途中RPLP)を撃ってたんですけど、それが一瞬間に合わなくて、自分がガードして確反入れて勝った、っていうことがあって。ちょっとでも速く出されてたら、浮かされて負けてた…。1ラウンド目はホント運で勝った感じでした。2ラウンド目はラースの忌怨(3RP)カウンターを取ったんですけど、軸が合わなくてコンボをミスっちゃったんですよね。その後、自分がしゃがパンをヒットさせて、ぺこスさんはそこから4RPRPの2発止めを出してきたんですけど、自分がその2発目をしゃがんで浮かせて逆転、みたいな勝ち方だったような気がします。動画でぺこスさんが2発止めをやってるのを見てたので、狙ってしゃがんで浮かせたという感じでした。それで2-0になって、3ラウンド目も、たしか最初は結構押してて…鬼鐘楼(デビル仁4RK)カウンターヒットからのタッグアサルトコンボを入れたり、飛魂蹴(9RK)も当てて、ラースのショートアッパーや1RPLPも当てて。勝てそうな流れだったんですけど、ボブの4LPRPガードから、こっちが前ダッシュから1RPLPを出そうとしたところに遅ライを合わせられて…完全に読まれた感じでした。それで逆転負けして、完全に流れが傾いた感じでした。2-1からの4ラウンド目は、ホント瞬殺されたんですよね。勢いだけでやられて、ファイナルラウンド。最初はそのまま勢いで押し切られそうでした。相手の体力が8割くらいは残っていて、こちらはラースの体力がほとんどなくて。でも、そこから風神が当たって、まず半分。起き攻めで風神を撃ったら右アッパーになって、空中ヒット、そこから受け身を取ったところに、少し間を開けて風神を撃ったら、たぶん相手のLP派生にカウンターで当たって、逆転勝ちという感じでした。
――なるほど。あの風神拳で流れが変わった感じでしたね。
チクリン:あれは匂いでしたね。
――前の試合でケイスケが風神をいっぱい撃って、毎回浮かされてたのに、よく撃ったなという感じで、印象的でした。
タイカレー:ホント一息でした。不安半分、自信半分だったでしょうね。
――その対決は見てみたかった気もしますね。ぺこスは試合後には「あそこで息切れした時点で、自分のやりこみ不足を痛感した」という趣旨のコメントをしていました。彼もMASTERCUPには万全の状態で参戦してくるはずなので、長崎チームも負けずに頑張ってください。本日はありがとうございました。
一同:ありがとうございました。
■チクリンTV
チクリンTVのニコニコ生放送はコチラ
鉄拳TAG2の放送を主に行っていますが、たまに別ゲー配信や外配信なども行っています。
■大会概要
MASTERCUP.6 TEKKEN 5ON5 BATTLE GP 2013
日時:2013年11月3日(日)
開催地:東京レジャーランド パレットタウン http://www.leisureland.jp/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
参加費:1チーム10,000円
エントリーは終了いたしました。たくさんのご参加まことにありがとうございます。