福岡から参加する3チームから「ミクゥ、スペハン、みやた、ゆーき」に来るMASTERCUP.6へ向ける意気込みを語ってもらった。

■「毎度毎度ワイルドカードやね（笑）次こそは勝ちたいね。」

――本日は福岡座談会ということで、参加チームはバラバラなのですが、ミクゥ、スペハン、みやた、ゆーきの皆さんに集まっていただきました。MASTERCUP.5に参加された皆さんには去年を振り返りながら、大会の醍醐味などを語って行っていただければと思います。まず、歴代MASTERCUPに全て参戦しているみやたさんからお願いします。
 
みやた：俺はワイルドカードの勝ち確の状況を逃したのが一番のポイントかなあ。
 

――ワイルドカードの決勝で、視聴率も高い試合でしたね。ワイルドカードの試合はすべてみやたさんに任されていたということで、内容的にも惜しい試合でした。
 
みやた：毎度毎度ワイルドカードやね（笑）次こそは勝ちたいね。
 
――去年のトトカルチョなどを見ると人気のあるチームでしたが、惜しくも一次予選敗退となってしまいました。
 
みやた：ソロファランにやられたのがなあ。ジャブジャブローハイを、確定で2発目まで食らってるのに3発目をさばきに行って食らってた。レイジで4割くらい減ってるみたいな。
 

 
――のきなみは鉄拳6BRの末期あたりに千葉から出てきたファラン使いで、鉄拳覇皇くらいまで行ったプレイヤーです。若手ですかね。
 
みやた：いい加減、そろそろワイルドカードを卒業したい（笑）
 
――ゆーきのチームは初出場で準決勝という結果でした。
 
ゆーき：正直、組合せの引きが良かったです。強い相手がいなかった！
 
――5タテも2回あり、あとは3タテ、4タテと、連勝していましたね。先鋒としての役割を果たしたと言えそうです。
 
ゆーき：緊張はあったけど、楽しかったですね。大会はやりたい放題するだけなので…後に控えているプレイヤーが強いんで。
 

MASTERCUP.5　
No.2 大日本風力発電所（外伝）
ゆーた/ゆったりゆーき/くりくん
弦キッズ/スペシャルハんマーs

――スペハンは前々回ベスト8、前回準決勝まで、と、順調にステップアップしていますね。
 
スペハン：完全にチームメンバーのおかげですね。出番も準決勝の一試合しかなかったですし。最後の最後の、一番大事な場面で回ってきたんですけど、やられちゃったので。
ミクゥ：たまには先鋒に出れば良かったのに！
 
――そのあたりは作戦だったんですか？
 
スペハン：元々コンセプトとして、こんなこと言ったらアレですけど…「俺まで回したらもう終わり」（笑）
ミクゥ：スペシャルハンマーは大会弱いもんね…。
スペハン：俺まで回してしまったら、もうあきらめてくれと（笑）
 
――AOのチームで、ラティンにやられた形でしたね。
 
スペハン：無理っしょ、一回も戦ってなくて初戦でラティンとか…。やっぱ一回は出とかないかんですね、リーダーとか大将とか関係なく。絶対触っとかないかんですね。そこは反省点として次回に活かせそうです。
ミクゥ：次回は先鋒で？
スペハン：全然、先鋒もあるね。
 
――みやたさんは、大会巧者というイメージがありますよね。
 
スペハン：いやー、みやたさん強いっすよねマジで。
みやた：愛されてるね、大会に。それは最近思うけど、逆に周りにそれを期待されるのが若干プレッシャーかな。マタドール杯の時も、実際相当のプレッシャーだったもん。勝ったから、まあ良かったけど。
 
――鉄拳神3人抜きがありましたね。
 
みやた：でも大体ギリギリで勝つやん、いつも（笑）大体、1ラウンド目は絶対取られるんよ。さっくりと。
ミクゥ：マタ杯の時なんか泣きよったろ！
みやた：あれは、でもね…「マタドールを優勝させる」と言っておいて、あそこでサクッと俺がイカれてたら最悪やったろ（笑）
 

 
――有言実行していて格好良かったですね。
 
ミクゥ：いっつも勝つもんね、みやたさん。
みやた：…と思われるのがね、俺としては結構プレッシャー。
スペハン：でも思うよね、あれだけ活躍してたら。
ミクゥ：結局勝つけんね。「たぶんここからでも勝つやろ」と思って見てしまう。
みやた：そう言われるのは辛いで…（笑）「勝つだろう」と思われてるから、負けられへん、ホンマに。俺の感覚としては、たとえば鉄拳5DRの鈴木魔神くらいのつもりでやってるから…つまり、ハマれば勝つし、負けても誰も痛いと思わへんという、くらいなのに、結果を期待されるのは辛いで。
ミクゥ：でも、「さすが」みたいな勝ち方するよね。
みやた：まあ勝ってるようだけど、でも後で見直したら、全然こぼしたりとかしてるからね。
 

 
――東西戦の大将戦も、かなり盛り上がる形でしたね。
 
みやた：20人対20人で大将戦まで行って、そこで勝ったからね。あれが俺の一番良かった時やな（笑）
 
――そのみやたさんが、まったり、福士、みやた、軍鶏、こーきという、今回はさらに強いメンバーで出場ということで、優勝候補の一角として存在感を認められるんじゃじゃないかと思います。
 
みやた：軍鶏が暖まるまで、なんとか時間を稼がなあかんな（笑）
 

 
――みやたさんは、先程のレバーを触っておくかどうかという話で行くと、どうですか？
 
みやた：別にやってても、やってなくても、あんまり変われへんなあ。そんな三島とか使ってるワケじゃないからさ。
 
――昔は平八も使ってましたが。
 
ミクゥ：たまに使うよね。
みやた：たまにね。
ゆーき：もうジュリア使いのみやたさんに慣れちゃったけどね。
みやた：あれは俺の中では、革命的なキャラ変えやったよ（笑）その選択肢を選ぶとは思わんかったから。
ミクゥ：じゃあみやたさんのレイとジュリアだったら、どっちがイヤ！？
ゆーき：完全にジュリア。
みやた：鉄拳6はレイだったけど…毎度毎度、飽きることなくキャラ変えをしていくから（笑）でも同じキャラを使い続けるっていうのはスゴいよね。俺は無理かな、逆に。ゲームが変わったら、技も変わってしまうやん？　でも、前の感覚も若干残りーの、みたいな。だから今回、しんどかったね。ジェイシーを変えなかったから…。
 

■「決勝とかで俺が抜いたらカッコイイっしょ（笑）」
 
――今回、初参戦となるミクゥさんはどうですか？ミクゥさんは大会も大好きというイメージがありますが。
 
ミクゥ：チーム戦はけっこう参加してますね。マタ杯とかも大将戦で勝ち星も挙げたし！ゆーきはゼロ勝だもんね（笑）
ゆーき：0勝2敗ですね…いや、今回は大丈夫です！
ミクゥ：前回のMASTERCUPでずいぶん活躍してたもんね。
 
――レバーを触ったりという意味では、今回、カラオケルームを借りて、そこにゲーム機を持ち込んで練習、といったこともできます。別チームでも部屋をシェアする、といったことも考えられますが、そういうことは考えてますか？
 
ミクゥ：うーん、私はいつも大会の時は先鋒で出るから、触らんことがないもん。
 

 
――けっこう暖気が必要な人は多いと思いますが。みやたさんとかは別として。
 
みやた：いつも通りやるだけやもん。
ミクゥ：いつも通りとかできん！
スペハン：いつも通りやれる奴が一番強いんだよね。
みやた：でも、いつも大会やってるみたいなゲームやん、言うたら。
 

MASTERCUP.6
No.1 大日本風力発電所(外伝)
スペシャルハんマーs

――欲しがっていくと。
 
みやた：鉄拳6BRからそうなってるから、慣れちゃった。
ミクゥ：ゆーきも大会の時は大体いつも先鋒やもんね。
ゆーき：そうですね。いつも通りやるのプラス、勝ちたいという気持ちでわがままを貫き通していったら勝てるっす。
スペハン：気持ちが入りすぎるのが一番危ないっすね。俺の場合だけど。気持ちが入りすぎて、それがプレイスタイルに出てきて、何もできんで死んで、というのが一番ダメじゃないですか。いつも通りやればいいのに、ヘンに堅く行こうとして、完全に自分のプレイスタイルも無くなって…。気負い型。それだと結果を残せないので。
みやた：深呼吸して、ちょっと集中してるフリだけしとったらいいんや。でもやってることはいつも通りみたいな。まじめな顔してぶっぱなして（笑）
ゆーき：スペハン、大会の時いつもレバー回さないよね。
スペハン：回さんね（笑）
ゆーき：めっちゃ緊張してるじゃん（笑）
みやた：結局、負けたら全員の責任やもん。

――スペハンは前回から、チームの監督というポジションでやるようになりましたね。
 
スペハン：監督は難しいですね。
 
――入場とかも工夫してみるというのもありますよね。
 
スペハン：やろうとしてたんですよ。弦を担いでみんなで出て行こうとしたら、ウチのゆーたが「いや、ホントに恥ずかしいからやめましょう」って（笑）
ミクゥ：あいつ絶対やらんけんね、そういうの（笑）
スペハン：俺含めあとの4人は「よし、行こうか！」ってなってたのに、「ホントやめてください」って真顔で（笑）
 

MASTERCUP.6　
No.59 大日本風力再生工場
38

――次回はそういうネタがあったら是非お願いします（笑）
 
みやた：その時のチーム編成はどんなだったの？　スペハンと…。
スペハン：弦、くりくん、ゆーき、ゆーた、かな。
みやた：純正福岡チームやな。
 
――一人一人の実力を見ると、5タテも行けるくらいの爆発力を持っているメンバーですね。
 
みやた：（スペハンを指して）こいつは無理や（笑）
スペハン：無理無理（笑）
みやた：沢山勝つイメージやね。
 
――弦の応援で、闘劇なんかにも来てましたよね。
 
ミクゥ：スペハンのことも応援してたよ！？
 
――オーストラリアのチームにやられてましたね。
 
スペハン：やられました。環境もあったけど。屋外だったし…。
みやた：あれな…俺が唯一行かんかった闘劇や。ほんまある意味大会に愛されてるわと思った（笑）
 
――それぞれ、大会に向けての意気込みを聞かせてもらっていいですか？まずゆーきから。
 
ゆーき：意気込みっすか…全員5タテするっす。
スペハン：全タテ宣言やな（笑）
 

――みやたさん、お願いします。
 
みやた：いつも通り…。でもワイルドカードは勘弁やで。
 

MASTERCUP.6
No.1 大日本風力発電所(外伝)
ゆったりゆーき

――スペハンはどうでしょう。
 
スペハン：優勝でしょう！俺の目標は一つ上の舞台に上がって、福岡代表チームが世界を分からせます。まぁ、ゆーきさんが全タテしてくれるはず。俺は第一次予選くらいで、一回くらい出て、「ああ、やっぱ無理やね」って。監督スタイル…とか言っておいて、決勝とかで俺が抜いたらカッコイイっしょ（笑）
 
――ミクゥさんはいかがですか？
 
ミクゥ：一勝はしたい！個人として。あとは楽しかったらいいかな。みんなで頑張って。
 
――仲のいいチームメイトですよね。
 
ミクゥ：うん。旦那もいるし（笑）
 

――明日が結婚式ですね。すでにいろんな人からお祝いの言葉をいただいていると思いますが、良かったらこの場を借りてコメントをどうぞ。
 
ミクゥ：結婚します、やっと。長かったです、独身生活が。色々ありましたが。
 
――これからも鉄拳は？
 
ミクゥ：鉄拳はやります。子供ができてもやります。弦みたいにゲームが向いてる子やったらね（笑）向いてない子だったら…うーん、パパに預けて、お母さんはゲーセンに行ってきます。
ゆーき：子供の頃からゲームとかやらされたら泣きますよ（笑）
ミクゥ：弦もずっと泣き続けてきとるからね。パパにめちゃくちゃ怒られて。ちっちゃい頃は泣いて終わりだったんだけど、だんだん大きくなってきたら反抗してきた頃に数年前くらいまでかな？パパにめっちゃ怒られた後で、パパがおらんくなったら「自分はできん癖に…」とか言ってる（笑）それを言うなって、って（笑）
 

MASTERCUP.6　
No.138 東京しぐりんピック2020
ミクゥ

――ミクゥさんは弦の成長をずっと見てきてて、前回MASTERCUPでの活躍も知っていて。
 
ミクゥ：小学校の時からみちょるけね。
ゆーき：可愛い（笑）
ミクゥ：まだ皆伝くらいか…皆伝もなかったかな、4段とかそんなで。バリ弱かったもんね。

――今回はそんな福岡の若いプレイヤーを、いわばお母さんポジションで成長を見に行けるかもしれないですね。
 
ミクゥ：なんやろ、みんなやっぱ変わっていくよね、プレイスタイルみたいなのが。割り切りというか…。
スペハン：ミクゥさん自身も成長してるよね。強くなっていっとるよ。
ミクゥ：ミリくらいはね（笑）でも私弱いもん。勝ち切らんけねー、もう。
 
――今回の大会では、セコンドに監督のスペハンさんが付ける時は付いて、応援もありそうですね。
 
ミクゥ：「スペハンちょっと来てー！」って呼んで、「どうしたらいいと！？」って（笑）
スペハン：九州のチームは行ける時は行って応援します。
ゆーき：俺とくりくんがヤジ飛ばします（笑）
スペハン：とりあえずここにいる全員それぞれのチームが優勝を目指してます。決勝戦が九州のチーム同士になると熱いですね。
 
――ありがとうございます。

■大会概要
MASTERCUP.6 TEKKEN 5ON5 BATTLE GP 2013
日時：2013年11月3日(日)
開催地：東京レジャーランド パレットタウン　http://www.leisureland.jp/
住所：〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル：アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式：5on5
参加費：1チーム10,000円
エントリーは終了いたしました。たくさんのご参加まことにありがとうございます。