2D格闘ゲームでトップとして君臨しながら、MASTERCUP.7にエントリーした5人の強者たちに、鉄拳シーンに対して思うことを語ってもらった。
「まずは上から押さえる。それは格ゲーですごく大事(一同笑)。」
なみじん
『ストリートファイターIII 3rd strike』(以下『3rd』)の有名リュウ使い。格闘ゲームは『ストリートファイターIIダッシュ』のころからプレイしており、『P4U』シリーズなどもにも触っている。鉄拳シリーズは『鉄拳4』のころに、三茶勢と仲良くなったことがきっかけに開始。現在のホームは新宿。使用キャラはスティーブとボブ。
中足絶唱TKD(インタビュー中「TKD」と表記)
『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』)シリーズで活躍するプレイヤー。闘劇’10の『ストIV』部門では、ウメハラ氏、ボンちゃん氏とと組み、果敢なプレイでチームを準優勝に導いた。行きつけのバーのマスターに誘われて、瞬獄ノイローゼ氏と一緒に『鉄拳タッグトーナメント2』(以下『鉄拳TT2』)を始める。使用キャラはエディとラース。
まんば
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』)や『アルカナハート』シリーズなどといった2D格闘ゲームシリーズで輝かしい戦績を残し、鉄拳シリーズでもトップに君臨するマルチプレイヤー。2D格闘ゲームと3D格闘ゲームの双方を器用にこなす、珍しいタイプ。平日は池袋、週末は巣鴨をホームとしている。使用キャラはボブとジェイシー。
マサト
『北斗の拳』で全国最強のレイ使いの1人と目されている強豪。高難度のコンボをこなす操作精度の高さは見るものを魅了するが、「世紀末チャラ男実況」などと呼ばれる独特の大会実況スタイルでも人気を集めている。過去には『KOF』シリーズもプレイしていた。ホームゲーセンは渋谷と新宿。使用キャラは平八とポール。
瞬獄ノイローゼ(インタビュー中「瞬獄」と表記)
『ストIV』シリーズでは強豪ベガ使いとして知られプレイヤー。海外大会に参加した際、多彩なタイトルで活躍するときど氏の活躍を目にして衝撃を受ける。その後、なみじん氏の誘われて『鉄拳TT2』を始める。ホームは渋谷と、『ストIV』シリーズの聖地であるタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店。ジェイシー、デビル仁。
力丸
『3rd』の強豪春麗使い。無類の勝負強さと、舌鋒鋭いパフォーマンスでギャラリーを魅了する。闘劇’09優勝、クーペレーションカップ3連覇などの偉業を果たしている。鉄拳シリーズは以前から地元や(いまは亡き)西横浜ゲーマーズビジョンで少し触っていた。結婚を契機に、家庭用で遊べる格闘ゲームはないかと考えて『鉄拳TT2』を購入。ホームゲーセンは自宅。一八とラースを使用。
はじめに――MASTERCUPとの出会い
――今日は、2D格闘ゲームを中心に活躍され、MASTERCUP.7にエントリーしていただいた有名プレイヤーの方々にお集まりいただきました。みなさんには、『鉄拳TT2』や、現在の鉄拳シーン、MASTERCUPに対して思うことなどを語っていただこうと思います。まずは、MASTERCUP.5と6に出場された方に、参戦のきっかけや感想を伺いたいと思います。
TKD:
エントリーは完全にノリでしたね。
瞬獄:
大会の面白さは『ストIV』シリーズで知っていたので、「せっかく鉄拳始めたんだから、大きな大会に出たいね」という話になったんですね。
TKD:
そうなったときに、調べてみたら「MASTERCUPと言うものがあるらしい」と。MASTERCUP.5のときですね。そこで真面目にプレイしようかと思い、キャラクターを変えたりしながら練習しました。
瞬獄:
大会では、上位陣のプレイヤーの動きを見たいなと思っていたんです。それが本当にドラマティックな試合で。そちらにいらっしゃる方が……ドラマのきっかけ作ったからね(笑)。
まんば:
(笑)。
●参考動画:【鉄拳TAG2U】MASTERCUP.5 決勝戦
――決勝戦の【Specialist】対【東京ヒップホップ愛好会】戦にて、【東京ヒップホップ愛好会】大将ぺこス氏が驚異の逆5タテを決めたのですが、みなさんがプレイされているゲームでも、なかなか逆5タテってないと思うんですよ。
マサト:
僕は見てないんですが、そこにいらっしゃる方が「おっしゃ、優勝決まったー!」と叫んでいましたね。
――まんばさんはきっかけづくりを頑張ってくれたんですけど(まんば氏は【東京ヒップホップ愛好会】の先鋒)、すごい幕切れでしたね。
瞬獄:
モチベーションは上がりましたね。僕は壇上に出て中継の画面に映されることにすごく憧れるんですよ。「あっち(壇上)に残りたい」と思うんですよね。
――赤じゅうたんを持ってきて壇上を演出する手法は『バーチャファイター』(以下『VF』)シリーズの大会「BEAT-TRIBE CUP」を参考にしています。MASTERCUP.5では、闘劇などでスタッフをされていた方々に手伝っていただけたので、盛り上がる演出ができたかと思ってます。さておき、MASTERCUP.6のときはいかがでしたか?
TKD:
1回戦は勝ったんですよね。
瞬獄:
目標として、1回戦は突破しようというのがあったんです。でも、2回戦の相手が【東京エクストリーム鉄拳倶楽部】(ノビ、ユウ、影丸、ばくしー、古水)で、影丸さんに全員ぶっ殺されて……。
――影丸は日本でも5指に入るといっても過言ではないプレイヤーですからね。
まんば:
うーん。
力丸:
まんば、辛いなぁ!(笑)
まんば:
全一ジャックではありますね。
瞬獄:
あのころチーム(【武田家】)内の最高段位は、俺となみじんさんがが闘拳で。
TKD:
俺が飛龍ぐらいだったかな。
――ワイルドカードは勝ったんでしたっけ?
なみじん:
ワイルドカードは瞬獄が勝ったんです。
瞬獄:
いま動画を見直すと、動きが硬かったなぁと思いますね。
2D勢から見た鉄拳の難しさ、面白さ
――僕からすると、みなさん2足のわらじですごいと思います。ときどさんのように、昔から鉄拳シリーズをプレイしていて、『鉄拳6』のときに鉄拳王まで行っているようなプレイヤーなら話は別ですが。ほかのゲームと並行でプレイするのは厳しいですよね?
まんば:
厳しいですね。一時期、『KOF XIII』や『AQUAPAZZA』もプレイしていたんですけど、鉄拳はこう(手のひらを掲げて、下ろすジェスチュア)なりましたらね。
――なぜそうなるのでしょう?
まんば:
まず覚えることが多すぎる。『鉄拳TT2』はフレーム知識も重要なのですが、チェンジシステムが存在することもあり、相手の機嫌次第というか、読み合いが重視される面があります、継続的にプレイしていないと、感覚が鈍って勝てなくなってしまうんです。同じようなことは、ほかのゲームでもあるにはあると思うのですけど……。
なみじん:
鉄拳シリーズに比べると少ないでしょ。鉄拳ほど、「匂」というか、空気感が重要視されるゲームは、ちょっとほかに思いつかないですね。
――今作ではさらに、キャラを2人使わなければならないですしね。
まんば:
俺も、これまでボブしか使っていなかったので、すごく悩みました。ソロでやりたいくらいだったのですが、稼働初期(UNLIMITEDにバージョンアップされる前)はタッグしか選べなくて。
TKD:
へえ、そうだったんだ。
まんば:
『鉄拳TT2』では、どうせなら新キャラを使おうと思ったのですが、今作の新キャラはどれもクセが強くて、迷いましたね。結局、新キャラの中では一番使いやすそうなジェイシーを選びました。いま思うと、仁八を選んでおけばよかったんですけど(笑)。
――以前のシリーズ作品から触っていたという力丸さんは、今作についてどう思われますか?
力丸:
面白いです! 技を当てた時、すごく気持ちが良いですね! 試合展開はも「自分の技が当たった!」、「スカされて浮かされたー!」というのが分かりやすいので、入り口はすごく広いのかなと。ただ、さきほどまんばさんも指摘していましたが、技が多すぎて覚えきれず、何か技を出されるだけで択一攻撃を掛けられる形になってしまうのが、正直辞めたくなるポイント(一同笑)。1人あたり100個くらい技があって、家庭用だとキャラは50人以上いるので、覚えなきゃいけない技数は、大雑把に見積もって5000くらいある。「あ、この技見たことあるぞ」というところに持っていくまでに、最低半年くらいはかかりますよね。後発のプレイヤーには厳しいですよね。ゲーム自体は気持ちよさはあるんですけど、この点に関しては、開発の人に一言何か言いたい!
一同:
笑
――次回作の『鉄拳7』がどんな作品になるかは分かりませんが、原田さん(鉄拳プロジェクトのトップである原田勝弘氏のこと)によれば技は減るかもしれませんし、シングル戦になるのは確定していますね。
まんば:
そういえばロケテストが発表されていましたね(2014年10月3~5日にかけて開催されたロケテストのこと)。
――まだ開発率40%らしいのですが、みなさん、ぜひ次回作に向けて期待を膨らませていただければいいなと思います。
プレイヤーコミュニティごとの雰囲気の違い
――ところで、みなさんが普段出られている大会と、MASTERCUPで、「ここが違う」という点があれば教えてください?
力丸:
韓国勢が強いのはいいですね。海外勢の存在はすごくいいことだと思いますよ。僕がすごいと思った試合はあれ、ノビ対qudanの試合。ナメコンボから死んだやつ(笑)。あれはたまんなかったですね。うん、たまんなかったですね!
一同:
爆笑
なみじん:
どういう意味でだよ!(笑)
力丸:
「おお、これは日本人いったぞ!」といったところからの「おおおお…お?」という落差がたまらないですね(笑)。会場の空気も、たまったもんじゃないって感じですよね。殺せなかった方が悪いといえば悪いのですが、あそこから勝ち切る韓国勢の心の強さはすごいよなと。ああいう展開は『3rd』の大会にはないものですね。僕は今回、出場するとは言っても観戦メインのつもりなんですけど、またあんな展開がまた起こることを期待しています。
――先日インタビューを収録したハメコさんやゲンヤさんも指摘していましたが、韓国勢は昔からハートが強いですね。粘り強さ、負けん気が特に秀でていて、それらが逆転劇を生み出すきっかけになっていそうです。
瞬獄:
海外のプレイヤーは細かいところをちゃんと仕上げてくる印象がありますね。日本人のプレイヤーは、うっかりコンボを決められる状況を作っちゃったときに、「ああ、通っちまったよ!」と焦ってミスすることがあると思うのですが、海外のプレイヤーは自分が練習したコンボは絶対にやりきる。仕上げられることはちゃんと仕上げてきますね。読み合いの機微なんかは、日本のプレイヤーに比べると少し薄い気がしますね。対戦環境が日本ほど密でないことがあるのでしょうけど。
――なるほど。
瞬獄:
MASTERCUPは海外大会というか、プレイヤー大会らしくないところがありますね。
――アルカプ(『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』)勢の方々にも「いいな」とおっしゃっていただけることがあります。これから継続していくためには、『3rd』のクーペレーションカップのような大会をリスペクトしつつ、みなさんのご意見を伺っていきたいと思っています。マサトさんは、『北斗の拳』の大会と比較しいて、どのような感想をお持ちですか?
マサト:
北斗の大会は……そうですね、うるさいんですよ。完全に動物園で、猿とかがビービー言ってるみたいな(一同爆笑)。MASTERCUPは、居心地がいいですね。鉄拳プレイヤーのみなさんって、ほかとちょっとこう、見た目が違うじゃないですか? あまりゲーマーっぽく見えないというか。そういう、ほかのゲームを絶対やらなさそうな人が混じっているのは、面白いと思います。
――マサトさんも、北斗勢の中では外見は異質な方なのでは?
マサト:
確かに、髪の色とかは……
一同:
笑
――3D格闘ゲームでも、VFシリーズと鉄拳シリーズでは雰囲気が違いますし、『デッド・オア・アライブ』(以下『DOA』)シリーズでも、プレイヤーさんの層は違いますよね。この間、松田さん(GAME NEWTON代表の松田泰明氏のこと)のお手伝いで、クーペレーションカップにお邪魔したのですが。
なみじん:
『3rd』勢はわりとラフというか。
力丸:
ヤンチャな子供という感じですね。「お前らは中学生か!」と言いたくなるような。
なみじん:
目立ちたがりは多いよねえ。
力丸:
そうそうそう、そんな感じ!
――クーペレーションカップの会場でカメラを回していて驚いたんですけど、みなさんスレていなというか、試合に勝った時の感情をすごくストレートに表現しますよね。鉄拳のトッププレイヤー陣、たとえば【NoRespect】のメンツとかは、勝ったときもクールなんですけど。
まんば:
俺が【NoRespect】と組んだときは、勝ったとき俺だけ「ウワァー!!」って盛り上がってましたね(笑)。一人で「やったー!!」って。
TKD:
『3rd勢』は確かにそうですね。だから見てて面白いし、応援してて楽しい。
――ストIVシリーズはどうですか?
TKD:
『スーパーストリートファイターIV』(以下『スパIV』)や、『ウルトラストリートファイターIV』(以下『ウルIV』)では、配信がすごく流行ったおかげで、これまでとは違ったプレイヤーさんが入ってきています。鉄拳や『3rd』のような、昔からやってる人の集まりという感じではないですよね。
瞬獄:
よく言えば間口が広い。
――GODSGARDENやTOPANGAといった番組が、いろいろなプレイヤー層を開拓しているように感じます。
瞬獄:
プロゲーマーの存在も影響していますよね。
力丸:
プロゲーマー、みんな上品だよね。マゴ(「2D神」を自称する2D格闘ゲームの有名プレイヤー。MadCatz所属)とか昔はすっげー面白かったのに、今は全然面白くない!(一同笑) 何やってるんだよと。ウメハラさん(日本人プロ格闘ゲーマー第1号。MadCatz所属)のことはあまりよく知らないので、何も言えないんですけど、マゴって昔はもっと面白かったじゃないですか!
まんば:
俺が『KOFXI』をやっていたときに、マゴさんもあのゲームをやっていて、最終的には滅茶苦茶強くなったんですけど、最初のころって、そうでもないじゃないですか。俺は最初のころはいろんなキャラを使うんですけど、俺が微妙なキャラを使ってマゴさんに勝つと、対戦後に筐体のこっち側まで来て「お前、なめてんのか!」とか言ってくるんですよ
一同:
笑
力丸:
鉄拳もやってたよね。『鉄拳5』や、『鉄拳5DR』のころ。ゲーマーズビジョンで。
まんば:
あの当時、ときどさん(東大卒という異色の経歴を持つプレイヤー。MadCatz所属)とマゴさんは本当に強かったんですよ。
力丸:
鉄拳ってプロゲーマーは存在するんですか? ユウさんやノビさんはプロゲーマーなんですかね?
――彼らは(競技プロという意味での)プロゲーマーではないですね。公認プレイヤー、インストラクターです。
力丸:
プロゲーマーって、上品になっちゃうとつまらないな、と思うんですよね。ゲーマーってしょせん、クソの集まりじゃないですか!(一同爆笑) 批判もあると思うんですけど、プロゲーマーは尖ってたら尖ってるほどいいんじゃないかと。
瞬獄:
批判はすごい勢いで広まっちゃうからね。仕方がないと思うよ。
TKD:
スポンサードしている会社のイメージも気にしなくちゃダメだからね。
マサト:
思ったのは、ストIVシリーズはプレイヤーの人間的な魅力の掘り下げが上手くいっているなと。配信が頻繁にあるからなんでしょうけど、見ている人が、「この人好きだな」とか、「この人みたいになりたいな」となりやすい。
TKD:ストIVシリーズは海外で人気があり、ウメハラさんがMadCatzからスポンサードを受けていたりしますからね。
瞬獄:
ウメハラさんがやっているゲームだから、というのが大きい気がしますね。
まんば:
ストIVシリーズの配信を見ていると、自分もあのゲームをやってみたくなるんですけど、いざやってみると、すごく難しい(笑)。小パン(弱パンチ)からの投げだけで殺されたり。周囲に強い人が多いので、その人たちと戦えるようになりたいのですが、実際に対戦すると「このゲームキツイな、どうすればいいんだろうな」ってなっちゃいますね。
――プレイヤーの裾野が広まらないと、プロって発生しないと思うんですよ。その点、ストIVシリーズは新しい部分を開拓したなと思いますね。鉄拳のプレイヤーからすると、うらやましいところです。あと、『北斗の拳』とか『3rd』の大会を見ていて、大会の歴史が長いのは、うらやましいと思いますね。
TKD:
『3rd』は1999年のゲームですからね。
――『北斗の拳』も2007年からずっとなので、長いですね。
マサト:
そうですね。
――まんばさん、いまの『鉄拳タッグトーナメント2』をやり続けられますか? 何百人も集まる大会が、何年も継続すると思います?
まんば:
うーん…。新作が出なければやる人はいるんじゃないかなと。やっぱりこのゲームは面白いので。『鉄拳TT2』はプレイヤーによって評価が分かれていて、「面白い」と感じる人と、「タッグは無理だ」感じる人の、二極化が起こっていると思うんです。で、いま面白いと思ってやっている人が、これだけいるんですよ。『鉄拳TT2』って、これまでのシリーズ作品で、一番長く稼働してるタイトルですよね。
――すでに稼働して3年くらい経っていますね。
まんば:
そんな中で、巣鴨杯ではあれだけ人が集まって、いまここに集まった人たちのように面白いと思っている人もいるんですから。
タッグ制だから始められれた? 『鉄拳TT2』の魅力
TKD:
僕の場合、今回はタッグだから始められたというところもあると思います。
――そのあたり、詳しくお話しいただけますか?
瞬獄:
最初、鉄拳の立ち合いの読み合いってすごく分かりにくかったんですけど、タッグ交代時の読み合いは分かりやすかったんです。「交代時は無防備なんだな」と。あと、僕たちは2キャラ使うことにあまり抵抗がないんですね。
――2Dのプレイヤーさんは研究のために複数キャラ使ったりしますもんね。
TKD:
あと、これまでの鉄拳の枠内だと、ずっと鉄拳をやってきたトップの人たちに勝てないだろう、と思っちゃうんです。でも、タッグ制で、新しい読み合い要素があれば、なんとかなるんじゃないかなと思える。
――なるほど。昔からのシステムだと、起き攻めだけで殺されることもありますからね。
力丸:
そうなんですよ。「キャラが2人いるから新規参入しやすい」というのは、以前から鉄拳をやっている人にはイメージしにくいかもしれませんけど。あと、1人のキャラの弱点を、もう片方のキャラで補えるのが大きいです。このゲーム、風神拳を2回くらったら死ぬんですけど、キャラが2人いることで、1回くらってダウンした時点で考える機会が発生します。交代すれば元気なキャラが出て来られる。あと、タッグ制は相性差を補える。僕は一八とラースを使っているのですが、相手がザフィーナとかクリスティーを出してくると、もうワケが分からなくなるんです。特に一八だと絶対に無理なんですけど、ラースなら何とかなったりもする。そういう戦術的な広がりがあるのは、単純に面白いなと思います。
――『鉄拳6BR』ではワンチャンスで殺されることもありますからね。
なみじん:
一回読み負けたら死にますからね。一回半の読み合いで死ぬ。
力丸:
だから、クリスティーとか出てきたら、正直「終わった!」と思うんですが、そこを戦術でカバーできるのは面白い。
マサト:
2D勢は有利不利や理論値を考えちゃうんですよね。
TKD:
鉄拳って、気持ちがすごく出るゲームだと思うんですよ。2D格闘ゲームは「これが来たらこう」みたいな、パターン化しているところがあるのですが……。
――将棋でいうところの定石のようなものですね。
TKD:
でも、鉄拳の場合はキャラの動きの自由度が高いので、結構みんな変な動きをしたり、煽ったりとかするじゃないですか。
――目の前でステップ動作を繰り返したりとか。
TKD:
なので、負けると悔しいし、煽りを乗り越えて勝つとすごくうれしい(笑)。最初、渋谷のゲーセンでヤンキー風の高校生に全然勝てなくて。力丸とかは知っていると思うけど、俺は高校時代から格闘ゲームをやっているんですが、あまり強くなくて、やっとストIVシリーズでちょっと花開いたみたいなところがあるんです。で、鉄拳を「ま、いけるっしょ」という気分で始めたら、高校生に全然勝てない(笑)。悔しいんです。そこで、必死になみじんさんに「この技どうなんですか」とか聞いて、高校生を倒して。
一同:
笑
――ヒエラルキーが少し上がった(笑)。
TKD:
それで、地元に帰って遊んだら全然勝てなくて、相手を見たらAOくんだったりとかね(笑)。それはさておき、まんばくんのいる渋谷でプレイしていたのは、運が良かったなと思いますね。
力丸:
まずは上から押さえる。それは格ゲーですごく大事(一同笑)。
――力丸さんもトッププレイヤーと対戦していると聞きますが。
力丸:
最近はそれほどやっていないですが、困ったときは、マタドールさんや山田マンさんに助けてもらっています。そういうの大事ね。今日もね、まんばくんとも仲良くなるつもりで。
一同:
笑
まんば:
ちなみに俺、すでにTwitterで力丸さんをフォローしてますからね!(笑)
――僕もフォローしてください(笑)。ということで、いろいろな意見が出ましたね。ここで少し話を戻します。僕は前から、プレイヤーのタレント化の効果に疑問があったんです。プロゲーマーのような人が出てくることで、その人に興味を持ってゲームをプレイしてくれる人が出てくるのかどうか。でも、タレント化……という言い方がいいのかどうかはさておき、そういうのは効果的なのかなと最近思うようになりました。
力丸:
そこですげー大事なのは、プレイヤーそれぞれの役割だと思うんです。ちゃんと強くなければならないヤツが必要で、すげえ面白いヤツも必要で、チョコちゃん(日本初の女性プロ格闘ゲーマー)のような女性プレイヤーも、「私もできるかな?」と思ってもらうのに必要。
なみじん:
あと、ちゃんとゲームを教えられる人も必要だよね。
力丸:
そうだね。いま鉄拳界では、ノビくんがほぼそれら全部の役割をやっている感じじゃないですか。人気が高くなくちゃいけなくて、強くなくてはいけなくて、人にも教えなきゃいけない。そんなの絶対に無理なんですよ。一回負けたら知らないヤツからもボロクソに叩かれて、人気取りに行ったら叩かれて……と、何やってもうまくいかない。だから、役割分担していけるといいのかな、と思います。ノビくんは人に教えている時間、自分の練習はできないわけですしね。
TKD:
ストIVシリーズだと、絶対的なカリスマとしてウメハラさんがいて、面白い人としてマゴがいて。
力丸:
DJなんとか(配信で時折マゴ氏が扮する謎のキャラ「DJ2D神」のこと)クソつまんないことしてたりね(一同笑)。でも、あいつはしゃべりができて、人にゲームを教えられる。ときどは、東大卒ゲーマーとして超すごいブランドを持っていますし。ストIVシーンは、役割分担はできている。そういうことが、鉄拳でも出来たらいいですよね。いま、ノビくんはちょっと負けちゃっただけで、「あいつ、みっともねえ負け方しやがって」とか言われちゃうと思うんですけど、それはかわいそうかな。
――面白い視点ですね。僕たち鉄拳勢の中からは出てこない発想だとおもいます。
瞬獄:
個人的なことになっちゃいますが、ゲーマーのイメージを変えていく努力が必要だと思うんです。ゲームを見世物にするんだったら、「ゲーマーってカッコいいじゃん」と思われるようにしたい。
力丸:
顔TVの配信はキャッチーでいいよね。あれはゲーマーの1つの姿。いま瞬獄が言ったような、「カッコいい」とは違うけれど、あれはあれで一つの役割ですね。
TKD:
「動画勢」という言葉がすでに出来ちゃいましたよね。ゲームはプレイしていないんだけど、動画は見るという人。で、動画に出ている人は芸能人みたいになっている。ストIVシリーズなら、たとえば、かずのこ、ときど、マゴ……あと、板橋ザンギエフさんもそうですよね。鉄拳って、そこまで動画文化は育ってないですよね。
まんば:
ないですね。
2Dからの参入組が求めるのは、基本的な攻略情報のまとめ
――そのあたりの面では後追いなので、これからやってみないといけませんね。
力丸:
ゲームを始めるときって、まず動画を見たいじゃないですか。「どんなコンボを使うのかな?」とか。いま、格ゲーのプレイヤーって、YouTubeじゃなくてニコニコ動画を見ると思うんですけど、ニコニコ動画で鉄拳の動画を探しても、あまり出てこないんです。あっても、初心者~中級者くらいの人の実況動画くらいで、この人たちがやっていることがセオリーとして正しいのかどうかすら分からないんです。
――2D格闘ゲームだと、したらばBBSが攻略の拠点として機能していますよね。
なみじん:
鉄拳だとina tekkenかな。
――zexiも人が減ってきていて、SNSとしてはTwitterの方に人が流れているという状況があります。そうなると、攻略情報がまとまっている場所はina tekkenくらいしかないんですよね。
力丸:
それだと、「こいつとこいつのコンボは分かった。でも、こいつと対戦で当たったときはどうするんだ?」となったときに困るんですよ。
――ほかのゲームだと、コンボ動画も多く上がっているんですけど、鉄拳は実戦的なコンボ動画ってあまりないんです。
まんば:
昔から活躍してるコンボ職人の方々は、ものすごくハイレベルな動画をアップしていますけど、そういう動画のコンボは普通の人間には無理ですからね。
――アートな方向に行ってしまっているんですよね。
力丸:
それはそれで、非常に面白いんですけどね。
瞬獄:
なので、俺はあえて自分でコンボ動画を撮ってアップしてみたんですよ。わざと、人間の生っぽさを残した感じの動画にして。
●DevJin JC ComboMovie
●Tekken Tag Tornament2 Multi Character Combo Movie
――反響はどうでした?
瞬獄:
それがね、結構反響があったんですよ。
――なるほど。追って拝見いたします。そういえば、原田さんと一緒に番組に出ていましたね(JGUA主催で、2014年6月20日にニコニコ動画にて放映された『スーパーピコピコクラブ』のこと)。あれは何がきっかけだったんですか?
瞬獄:
ある程度知名度があるプレイヤーということで……。
一同:
ヒュー!(笑)
瞬獄:
(笑)。あと、鉄拳ができて、生放送中に変なことを言わなさそうなプレイヤー(一同笑)ということで、お声がけいただいたのかな、と思います。
――すみません、話が脱線しました。あの番組では、鉄拳勢は気が付きにくい、外部の視点からお話をいただいて、興味深く拝見しました。
力丸:
少し話が戻りますが、いまプレイヤーが二極化していて。「女の子がかわいい!」と言ってプレイしている人がいて、そういう人が上げている動画が、女性キャラにキングのマッスルドライバーを決め続けるような内容だったりするんですけど。
一同:
笑
――「基本コンボの動画も挙げてもらいたい」と。『鉄拳7』では、コンボ職人の人たちには、ぜひ基本コンボも上げていただきたいですね。
瞬獄:
そういうベーシックなところがあまりないよね。
なみじん:
そこを教えられる人があまりいないですよね。鉄拳って、相手から何か攻撃をされたとして、それを食らっても、どう対策したらいいかなかなか分からないんですよ。やられても分からないし、調べてもやっぱり分かんない。
TKD:
まずその攻撃が上段か中段かも分かんないし、何段目まであるのかも分かんないですからね。
まんば:
だから、強い人が周りにいないと厳しい。俺は低段だったときに、負けて涙目になっているとき、近くにいる人に話しかけたんですけど、たまたまその人が滅茶苦茶強い人で……その人が、まぁぶうさんなんですけど。
一同:
おおー!
まんば:
それでとても助かりましたね。
瞬獄:
俺は、なみじんさんが教えてくれたのが良かったですね。2Dだと、たとえば昇龍拳系の技をガードしたらどんな反撃でも入れられるとかあるじゃないですか。でも、鉄拳だとそれが分からない。そんなときに、なみじんさんが「その技、昇龍拳だから、ちゃんと反撃しなよ」と教えてくれたのが、本当にありがたかった。
なみじん:
教える人がもっとたくさんいたら良いな、と思います。
力丸:
TEKKENBBSとかで聞くと、「甘えんな!」とか言われますからね!(一同爆笑) 「甘えんなじゃねえよ! 教えてよ!」と(笑)。
なみじん:
2D勢からすると、鉄拳って異質な文化だよね。
TKD:
そうですね。鉄拳って、そもそも何か調べようとしても、コマンドリスト見て「この技どれ!?」ってなっちゃいますからね(笑)。攻略ムックを買いに行って、ムックの写真見たとしても、まだどの技なのか分からなかったり。「この技だっけ……?」と不安になったり。
――ちなみに、みなさん家庭用のソフトはお持ちですか?
一同:
持ってますね。
――家庭用版の作りは、みなさんのプレイされる2Dタイトルと比べてどうでしょう?
なみじん:
とても出来がいいですね! トレーニングモード(鉄拳シリーズではプラックティスモードが正しい呼称)が充実しています。技を指定して、CPUに技を振らせる機能があるので、助かります。
まんば:
『鉄拳6BR』でプレイヤーから出ていた不満点をほとんど解消していると思います。しかも、新しい要素まで付け加えてくれている。今作はネット対戦の快適ですし。プレマ(プレイヤーマッチ)もいい。
力丸:
今回、プラクティスで交代狩りの練習もできるようになっているのがいいですね。一人で練習してて楽しい。
TKD:
コンボが楽しいですよね。自由度が高いし、壁もあるので、動かしているだけで楽しい。
瞬獄:
コンボを食らってる時間が長くて嫌だ、という意見もあるけどね。ただ、自由度が高いのは作品にとってプラス要素だと思います。
なみじん:
自分はバウンドがない、『鉄拳5』くらいの長さが好きかな。
――『鉄拳レボリューション』はバウンドがないので、そちらをダウンロードしましょうよ。
力丸:
『鉄拳レボリューション』の動画は見てますよ! 見るのは好き(笑)。
まんば:
無敵技が付いたり、バウンドが無かったり。へヴィユーザーからすると少し物足りないんですけど、気軽に遊べる作品です。
――鉄拳は、みなさんが普段プレイされているタイトルにあるような、スーパーコンボ、ウルトラコンボのような、暗転を伴う派手な演出だとかはないですが、そういう演出のが付いたらいいなと思いますか?
瞬獄:
でも、鉄拳ってコンボ始動技のエフェクトがすごく派手だったりするじゃないですか。風神拳のようにビカビカッ! と光ったりとか、音が派手になったりとか。
なみじん:
DOAシリーズのような先例もあるので、マッチしないわけではないと思いますけどね。自分はなくてもいいかな。
力丸:
鉄拳だと、ヒットしたときにカメラのアングルがグッアップになる技がありますよね。ああいうのは面白いな、と思います。
――『3rd』にもありますね。
なみじん:
スーパーアーツ、そういう技がいくつかありますね。正中線五段突きとか、真・昇龍拳とか。幻影陣の発動もそうですね。ああいう演出は、確か鉄拳だとだいぶ前からありますよね。
――そうですね。一定以上のダメージを与える技を当てると起こりますね。
TKD:
ポールでレイジ状態のときに崩拳決めたりすると、超気持ちいいよね。「これぞ必殺技!」って感じがする。波動拳コマンドで相手の体力7割減るんですよ?(笑) 平八の立ち途中LP(金剛掌)も気持ちいい。「この技当てたい!」ってだけで打ってるもん。相手の倒れ方もいいんだ。
――逆に、「この技は使われてキツい!」というのはありますか?
瞬獄:
カポエイラのガットです。
――あれはやはりきついですか。
TKD:
僕はラース/カポエイラを使っている側なので……(笑)。
――そういえば、力丸さんはミゲルのデッドポイントにキレていたと聞きましたが……(笑)。
力丸:
あれは、そういう技だと知らなかったんです! オートガードが付いているなんて分かんないじゃないですか!(笑) 「なんでこいつ、交代時に高笑いしながら出てくるんだよ!」ってなりますよね!?
一同:
爆笑
TKD:
あと、アリサの挑発(2)もね。AOくんと対戦しているときに、彼がミゲルとアリサを使ってて、「なんでこいつは交代するたびに煽ってくるんだよ、ナメやがって!」ってなったからね!
一同:
爆笑
なみじん:
『3rd』でいえば、ケンのPA(パーソナルアクション。使用するとステータスの変化など、特殊な効果が発生する。ケンのPAは動作が挑発風なので、ナメプレイと誤解されやすい)みたいなもんだよ。
力丸:
そういえば、鉄拳はカスタマイズアイテムも面白いよね。自由度高くて。アーケード版はマネーがないから、あまり買えてないけど。
TKD:
背中付ける羽とか盾とか、キャラの動きが見えにくくなるから面白い(笑)。
力丸:
羽は必須だね。
TKD:
あと、キングとアーマーキングで紛らわしい外見にするカスタマイズとか。交代されると「え、どっち!? いまどっち?」ってなる(笑)。
まんば:
それで、わざと暗いステージを選んで、投げだけで戦ったりとかね(笑)。
TKD:
自由度が高いと面白いですよね。
――飛鳥なのに、恰好がニーナだったりとか。
なみじん:
「あれ、いま知らない技が飛んできたぞ?」とか(笑)。以前、マードックがスティーブの恰好をできたときがあったんだけど、「いやいや、それどう頑張っても無理があるから」と思いましたね。
TKD:
部分部分でカスタマイズできるのはいいですね。ストIVシリーズだと、コスチュームとカラーしか選べないから。
――2Dだと、キャラカラーが重要視されますよね。「これは力丸のカラー」みたいなイメージがある。
力丸:
自分がいつも使っているカラーを使われたら、ガチギレしたりしてましたからね!(笑) 誰かが青い春麗を使って負けると、俺が負けたみたいな感じになるんですよ! それが嫌なんです。
TKD:
カラーを賭けて試合とかする人もいましたよね。
まんば:
誰に気を遣って、このカラーを使うのはやめておこう、みたいなのはありましたね。
――『北斗の拳』だと、何種類カラーがあるんでしたっけ?
マサト:
5種類ですね。北斗勢はカラーよりも、コンボのセレクトで自己主張するところがありますね。
TKD:
「自分はこのルートで、ここでゲージ使うぜ」みたいな。
マサト:
まぁどのコンボでも、どっちみち当たったら死にますからね、あのゲームは。
一同:
笑
――「死ななきゃ安い」というやつですね。そういえば、鉄拳はプレイ時間が長いといわれますが、みなさんどう思いますか? 以前、梅園(『3rd』の有名プレイヤー)さんに「鉄拳はどこで集中していいか分かりにくい」と言われたことがあるのですが。
力丸:
うーん、あの人は特殊だからなぁ。特定の場所でちゃんと集中するんだけど、そこでミスって死ぬタイプ。
一同:
爆笑
――『北斗の拳』はプレイ時間が短いですよね?
マサト:
いや、プレイ時間……というか、座っていなくちゃいけない時間は長いですよ(笑)。ほとんどコンボ食らっている時間ですが。
TKD:
コンボ食らったら、ジュース買いに行くんでしょ?
マサト:
鉄拳は、確かに集中していなきゃいけない時間は長いですね。ダウンしている間も気が抜けないし。
まんば:
気を抜ける時間はないね。
マサト:
『北斗の拳』は開幕一秒で勝負が決まって、あとは座っているだけのことがあるからね(笑)。
終わりに――MASTERCUPに向けての抱負
――さて、宴もたけなわでございますが、そろそろみなさんに、MASTERCUP.7への意気込みをお伺いしたいと思います。
なみじん
そうですねえ……。これまで、MASTERCUP.には出てはいるんですけど、勝ってないんですよね。だからまずは勝ちたいですね。その前にちゃんとチームを決めなきゃいけないんですけど。まずなんとか1勝。でも、1勝だけだとしょうがないので、5タテできるように頑張ります。
TKD:
最近、大きい大会で勝ててないので、今回は勝って赤いカーペットの上を歩きたいですね。まぁ勝てないですけど。飛龍なので……猛虎になりましたが(笑)、頑張ります。
まんば:
優勝を目指します!
――まんばさんのチームは曲者揃いと聞きますが。
まんば:
仁使いとして有名なあみーご、ゆうくン♪、今回はおかっしーという名前でエントリーしていますが、マードック使いとして有名なやまたそ、長野の有名プレイヤーである壊し屋シローというメンツです。やるからには優勝を目指して頑張ります。
マサト:
そのコメントのあとはやりにくいな……。「大会なら、6段でも7段でも勝てる!」というのを証明したいですね(笑)。下剋上っすわ。
瞬獄:
僕はとにかく、カッコいいところを見せたいんですよ。勝っても負けても、見ている人の印象に残るプレイヤーになりたいという目標があって、引き続きそれを目指していきます。
力丸:
鉄拳勢は民度が低くて、会場が超絶汚いという噂を聞いたので、それを楽しみにして行きたいと思います。負けないくらい3rdも超汚かったと思うけど。
一同:
爆笑
――そんなことはないです!3rdは超綺麗でしたよ!
力丸:
なみじんさんがチームを組んでくれるというので、ここは頑張ろうかなと。
瞬獄:
ここですでにチーム内に亀裂が生じてそうなんだけど(笑)。
力丸:
まぁ僕は斡旋枠ということで、2級くらいの人たちとワイワイやっています(笑)。
――エントリー締め切りは来週までなので、旧ゲーマーズビジョン勢を誘って出てください(笑)。
力丸:
『3rd』勢を応援しています! まんばくんも応援しています(笑)。
No.18 巣鴨壊し隊 | ||||||||||||||
あみーご | ゆうくン♪ | まんば | おかっしー | 壊し屋シロー | ||||||||||
帰ってきたあみーご |
No.95 渋谷Bar R&B | ||||||||||||||
ブーンループ全1渋谷のマサト | 激動の力丸 | 独立開業TKD | しゃがみ大Pのなみじん | チャック全開ノイローゼ | ||||||||||
2Dから来ました。次元が一個増えただけでこんなに大変なんすね。そんな鬱憤を渋谷のBARで晴らす日々。みなさんもテケナー御用達のBARへ是非ともおいでませ。ほろ酔い最風を喰らえ! |
e-sports SQUARE 秋葉原
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-2-12 Box’R AKIBAビル2F
TEL: 03-3525-8151
営業時間: 12:00 — 23:00 月曜日定休、祝日をのぞく
e-sports SQUAREとは?
「e-sportsで世界を目指そう!」を合言葉に設立した、国内初のe-sports専用施設です。日本でのe-sportsの普及と発展、そしてe-sportsを通じた社会貢献を目指しながら、プレイヤーの皆さまにとって最良のコミュニティ・スペースを創出していきます。
e-sportsの熱を生み出し勢いを加速させるべく、また国内トッププレイヤーを世界に送り出すべく、全力で邁進してまいります。
店舗にはゲーミングスペースだけでなく、本格的な競技用ステージや観戦スペース、そしてバーを設置。プレイに集中できる環境、そしてお食事をしながら試合を観戦できる環境をご用意しております。
後ろの方も試合観戦出来るように、筐体周辺は選手、観戦者も座っての観戦にご協力ください。
また、筐体や会場に複数ゴミ袋やゴミ箱を用意いたしますので、そちらに捨てるようにお願いします。
イベントの今後の継続にも左右いたしますので、モラル向上のご協力よろしくお願いします。
■大会概要
『MASTERCUP.7 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2014』
日時:2014年11月2日(日)7:30~
開催地:東京レジャーランドパレットタウン http://www.yamazakiya.co.jp/area/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。
参加費:1チーム15,000円
エントリー:176チーム 880人