――MASTERCUP.6の感想をお願いします。
ますけし:俺達は『マキシさん、新美さん、タケイシ、メーテレ、俺』で参加しましたね。
新美:予選の1回戦は大阪のチームに無事勝てまして、2回戦で岐阜のチームとの総力戦でメッチャ盛り上がりました。
マキシ:岐阜チームのボイドが凄く調子良さそうだったので、作戦会議。
ますけし:まず先鋒でメーテレ死亡確認(笑)次鋒マキシさんが1人倒して、シャオユウ得意らしいはぢめが来てマキシさんが倒されて、その後タケイシが2人抜いて死んで俺が止めて、ボイドと新美さんの大将対決にまでもつれ込みましたよね。
新美:そこで私めが、以前6BRの時ボイドに同段戦で30連勝した精神的有利もありまして。今思い出すと、心から何かを摘んだねアレは(笑)
ますけし:大将戦はというと、新美さんのオフェンシブなワンツーロー、ワンツーボディが機能してるとか意味不明な試合展開で、ボイドが反対側で真っ白になっていくのが手に取るように伝わり、まさにJOJOのダービーに負けて、精神崩壊してメダルになるジョセフでしたね。
マキシ:精神的有利差を背景にした試合展開で盛り上がりました。その勢いで2次予選も突破したかったんですけど、相手がMASTERCUP.6の裏MVPと名高い、熊&パンダ使いのガチャピンさんのチームだったんです。
ますけし:2次予選まで破竹の14連勝と言う噂を聞いたので嫌な予感はしてたんですが、俺の使用キャラのカポエラと熊って、キャラ差において圧倒的有利で、内心連勝を止めれるのが美味しいと思ってました。
新美:マキシが3人、タケイシが1人倒して、大将ガチャピンさんを引き出しました。数的有意差があったの で勝ちを確信しつつも、俺、メーテレ、タケイシは熊の対戦経験も少なく自信がなかったんですよね。タケイシがやはりそこで負けて。そしたら、この男が救世 主宣言をしてくれたんです。
ますけし:俺、熊なら絶対にイケます、って言いました。
マキシ:私と新美君で、大事なことだったので3回聞き直したんです。そしたら・・・
ますけし:俺、「熊なら絶対にイケます」、って3回答えました。
マキシ:「絶対イケる」って事は、「絶対イケる」って事じゃないですか。何故3回も聞いたか?と言うのは これ以上相手を勢いに乗せて、この試合の流れを持っていかれないようにしようと判断するか、物量戦をしかけるかの大事な選択だったんです。物量戦とは、対 戦経験の少ないメーテレ、新美の2人を先に出して疲弊させる&相手のカルテをとるって事なんだけど、流れを大事にする判断で、ますけしくんの揺るぎない、 絶対イケるって自信に賭けました。
新美:結果は・・・ますけし3本ストレート負け。
一同:爆笑
ますけし:熊鬼神拳の確定反撃が、ルピエルナという浮かせ技が確定なのが、圧倒的な精神的有利に繋がる自信だったのですが、試合が始まると本命の熊鬼神拳を全く打って来ずに、異常に下段攻撃が多くて驚きました。
新美:2本目を取られた時点でおかしいなー?何か変だなー?って見てたんです。そして、3本目に、追い詰められたますけしは、彼のとっておきの起き攻め、ますけしSpecialを繰り出したんです。
ますけし:ますけしSpecialの起点は下段なんですけど、大事なその技が熊の足部分の懐が思いの外深く、スカってしまい、そのまま負けてしまいました(笑)完全にA級戦犯。
マキシ:そのまま、残り2人も負けて終わりました。
新美:絶対にイケるって事は、間合いも把握してなきゃ駄目でしょ(笑)ところで、しょっちんは同じクリスティ使いとして、熊&パンダ戦ってどうよ?
しょっちん:カポエラなら、熊&パンダは、絶対にイケるでしょ。
一同:爆笑
マキシ:でも・・・しょっちんもこれでフラグが立ったんじゃ?
一同:爆笑
ますけし:一応、その後さすがにガチャピンは息切れして長崎・佐賀チームのケイスケに負けてたんですけど、ワンチャンマンパワーだけで、レッドカーペットの可能性があったので、大会力恐るべしですね。
――マタドール杯の感想をお願いします。
新美:マタドールの希望もあって、名古屋最強チームで参加した『ぷー、くじんしー、尻ビーバップ、俺、しょっちん』でしたが・・・。というか、しょっちん華々しく全国デビューだったな。
しょっちん:そうですね。最後の枠は、若手の俺、ロキ、タケイシで選考されてたんですけど、俺が選ばれる 事になって嬉しかったです。やっと少し認めてもらえたのかなと。でも、大きな大会参加が初めてでメチャクチャ緊張しちゃいましたね。飛鳥5人チームでは活 躍できたんですけど、次の京都のチームにあまり動けずにボコられました。大会力?みたいなのが大事なのを感じました。
新美:そうだよな。大会って、段位戦とは違うベクトルの戦い方が必要だよな。まぁ、その辺を長年培ってます私めは・・・飛鳥チーム、京都チーム戦共に、0勝で、焼鳥でございました(笑)京都の若手達は地元開催ということもあってか、勢いもあって強かったね。はるさめを除く(笑)
ますけし:典型的なワールド系プレイヤーで有名な、はるさめさん以外が活躍したんですね(笑)
新美:内容として、つみつもんに、尻ビーバップ、私、ぷー、しょっちんと4人抜きされまして、大将のくじんしーが止めたんですが、ひろ芋との試合で勝ち確定のコンボを落として負けました。誤解の無いように、はるさめ強いですよ。典型的なワールド系だけど(笑)
マキシ:ワイルドカードは、ぷーちゃんがたいぞーさんに負けて敗退だったんだけど、たいぞーさんも逆境ナインの口プレイも凄かった!
新美:あれは懐かしくてよかったね!
ますけし:俺達チームは『マキシさん、ラウムさん、Vモンキー、タケイシ、俺』の構成。1次予選1回戦は無難に勝てたんですけど、2回戦は吉光5人チームに総力戦で大将のラウムさんが勝ってくれて辛勝でした。危なかったー。
マキシ:2次予選は巣鴨特選隊で、あみーごさんに5タテで敗退。全く触れませんでした(笑)
ますけし:たすからーん(笑)ワイルドカードは、俺が出て動きがキレっキレのミシマスターさんに負けて敗退。
マキシ:あれは動きがキレてた。もっとタケイシにも、大会を経験させてあげたかったね。ロキも出てたよね。
ロキ:俺は、古人さんに声をかけられて、全国混合チームで出場。『古人さん、天国さん、キッタンさん、俺、』あと一人は・・・忘れました。
マキシ:忘れちゃいかんだろ(笑)皆のお父さんみたいなダンディーな顔の人?
ロキ:そのオブラート(笑)お父さんはキッタンさんです。あ、すみません!あと一人は『ダイナモさん』で した。とりあえず1回戦は天国さんが活躍して勝ったんですが、2回戦で巣鴨特選隊のノビさんに5タテされました。あれは強すぎた・・・ワイルドカードは、 自分が出て石崎さんに負けました。石崎さん勝って上半身裸になってました(笑)石崎さん最高!
新美:石崎は、関西のメンストチンバイブスを継ぐ者。
マキシ:シャオユウ使いの中でも明らかに異質(笑)私はあのノリ大好きだよ!
新美:さっきから、愛知の鉄拳は大会弱いというのを証明し続けてしまっているんだけど。
――全国的に見て競合ひしめく愛知勢ではありますが、大会で結果に結びついていないという印象があります。
しょっちん:愛知って昔から大会弱いんですかね?
ますけし:そうだねー。軍総杯の頃も結果出て無かったな。くじんしーが若い時に、DSと鉄拳カードしか入ってない、セカンドバッグ持ち歩いてるのが悪い。
ロキ:意味分からないですし、大会弱いのとくじんしーさんのセカンドバッグ関係ないでしょ(笑)
ますけし:いや、メンストリュウさんが軍総杯の時に、埼玉POPYの前にあった焼肉屋で「くじんしー!22歳でセカンドバックはアカンやろ!お前らが大会弱いのはソレやな」って言ってました。
マキシ:くじんしーは19歳の時からセカンドバッグだったからね(笑)
新美:リュウさんが、弱いと言ってるなら間違いないな。愛知が大会弱いのは、くじんしーのセカンドバック が原因だな。じゃなくて(笑)ぶっちゃけ、愛知勢は結果不振が続いているよね。オブラートに包まれるより、ハッキリさせた方がいい。純粋な東海勢で全国大 会制覇ってなしえてないよね。
ますけし:闘劇でラウムさんが関東との混合チームで優勝してるぐらいかな。チーム戦で純粋な愛知チームで優勝って無いですよね。
マキシ:そうだね。ハッキリ言って愛知勢は大会弱いです。愛知勢が決勝のベスト8に残ったのって、過去MASTERCUP.1と4ぐらいじゃないですかね。
ますけし:愛知では無いけど、東海圏で言ったら、MASTERCUP.5で三重の若手が頑張ってベスト4に進んでいて、凄いなーって思わされた。二毛作さんとか特に尊敬しました。
マキシ:あれは凄かったよね!
新美:愛知ってチームを組むような大会も少ないし、そもそも普段からまとまりが悪くて、ゲーセンの大会に人が集まらない土地柄なんだよね。なんでだろ?
マキシ:人柄で言えば、団体行動が苦手で時間にルーズな人種が多いからじゃない(笑)過去に大会で待ち合わせに来なくて、という話の揉め事も、愛知では何度かあったし。
ますけし:土地で考えると愛知県って、名古屋、三河、豊橋で地域が分かれてますね。意外と広いんですよね。それぞれのコミュニティが独立していて。仲は悪くないけど、不可侵というか(笑)
新美:トップのぷーと、くじんしーが中々チームを組まないからね。マタドール杯は久々に愛知最強チームで出たけどさ。トップがみんなをまとめるようなタイプじゃないから。まぁでもそれでいいかなって感じで楽しくてやれてるよね愛知って。
マキシ:そうそう。まれにマタドール杯みたいにトップチームが発生するんだけど、勝ってないのが悔やまれ るよね。昔はプレイヤー人口が多かったし、楽しければいいかなって感じだったけど、今は愛知5指を集めたら勝ってほしいなってのはあるよね。人口が減って きたからエリアを越えて合併し始めてきてて、私達がますけし君達と組むようになったのもその一つですね。
ますけし:マキシさん達と組んでみたくて、MASTERCUP.6は一緒に出ました。
新美:そうそう。そして、俺達の周りに、ロキやしょっちんが伸びてきたお陰で対戦は少しだけ困らなくなっ たな。やっと、東海圏の若き三島使いの希望の星、タケイシを含めて、トラブル無くまともに鉄拳を続けていきそうな若手が育って来ました(笑)豊橋には弦君 的に期待されていた2代目いんわーという高校生プレイヤーもいるしね。でも、もっと人が増えた方が嬉しいよね。将来的には担いでもらおうかと・・・ゲフン ゲフン(笑)
ロキ:担げるように頑張ります。
マキシ:頼むよ(笑)それから、愛知勢は大会慣れが必要だね。不定期ではありますが、ゲームコングで大会を開いてますので良かったら皆集まってね!
――全ナンバリング参加されてる方々が多い愛知勢ですが、MASTERCUPの魅力を教えて下さい。
ますけし:俺にとってのMASTERCUP最大の魅力は、全国、全世界の鉄拳プレイヤーとの同窓会も出来 る事ですね。楽しくて仕方ありません。俺の話ですが、全国の鉄拳生主オフが出来るわけですから最高ですよね。生主でカラオケルーム押さえたいです。鉄拳生 主ってこれから本格的に育って行く文化だと思っています。
新美:世界規模の大会が日本で行われるってことで、モチベーションの維持が出来るのが有難い。大会前、後 もそれぞれで盛り上がれるんですよ。大会前だと、負けたくないからやり込んで行こうって気合いが入るし、大会後だと決勝トーナメントや、いい試合を見た後 に更なるモチベーションの向上に繋がるので、特にMASTERCUPは最高ですね。参加人数が多すぎるのだけが、参加者としても嬉しい悲鳴かな。富山の時 よりは会場広くなったけど(笑)
マキシ:大会はひとつの勝ちに対して貪欲になれるのがいいですね。段位戦とは違う戦い方の構築が面白いで す。会場でプチ同キャラオフが出来たりするのも楽しみの一つですね。カラオケボックスでの休憩も、チームの絆が深まる良い時間ですし。最近は可愛い女の子 達がコスプレをしてくれていてとても華やかでいいですよね。楽しませてもらっています!
ロキ:チームや地元の地域を応援する時に、勝ち、負け、で一つになれるのがいいですよね。学校を卒業するとそういう機会って中々無いし、何より同じ趣味で一体感を得られるのが最高の時間ですね。MASTERCUPは特に別次元でした。
しょっちん:大規模大会はマタドール杯が初めてだったんですけど、こんなに全国から鉄拳プレイヤーが集まるってことは他に無いと思いますし、凄い楽しかった。とにかくこれからは、どんどん参加したいです
――MASTERCUP.7に向けて意気込みをお願いします。
ますけし:ダブル杯は仲良し音ゲー勢で出ましたが、MASTERCUP.7は本気なので、強いニコニコ生主チームで出ます。領域を筆頭に、これ以上ないメンバーが集まったと思います。視聴者の皆さんかなり気合が入っているので期待して下さい!
マキシ:MASTERCUP.7ではロキとしょっちんという若手をチームに加えたので、新しい戦略を練っ て臨みます。万全の準備を整えて、一つでも多く勝てるように頑張ります。相手のマンパワーで敗れることもあるとは思いますが、データを取って作戦をしっか り立てて相手チームを圧倒したいですね。若手にとって今後の糧になるような経験をさせてあげられたらなぁと思います。
ロキ:頼もしいチームメイトに恵まれているので楽しみです。俺自身が果たす役割は大きいと思っていますので、チームに貢献できるように頑張ります。
しょっちん:とにかく出場することですね。マキシさんが開いてくれてる大会を通じて大会経験も積んでます し、大会力も身につけていきたいです。愛知、ゲームコングに、遠征者が沢山来てくれるようにしたいですね。対戦が大好きなので段位戦も含めて今からテン ション上がります。勝ちたいですね。
新美:安定して鉄拳を続けていってくれそうな若手達が増えてきてくれたので、今回のチームはそういった意味でも新しい試みで楽しみです。これまでの大会で培った戦い方を生かしながら、勝ちに行きますよ。
後ろの方も試合観戦出来るように、筐体周辺は選手、観戦者も座っての観戦にご協力ください。
また、筐体や会場に複数ゴミ袋やゴミ箱を用意いたしますので、そちらに捨てるようにお願いします。
イベントの今後の継続にも左右いたしますので、モラル向上のご協力よろしくお願いします。
■大会概要
『MASTERCUP.7 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2014』
日時:2014年11月2日(日)8:00〜
開催地:東京レジャーランドパレットタウン http://www.yamazakiya.co.jp/area/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。
参加費:1チーム15,000円
エントリー受付期間:2014年8月1日(日)0:00〜9月21日(日)23:59