「やっぱりMASTERCUPがあるから鉄拳をがんばれるんですよ。」
――本日はよろしくお願いします。まず、今回のMASTERCUP.7のチーム構成やコンセプト等があれば聞かせて下さい。
おんぷ:
今回はここにいるシローとOKC、まんばさん、あみーごさんで出ます。巣鴨の仲の良いメンバーなんですけど総合力も高いし、東京の「THE 上級者達」みたいなチームなんで経験値もありますし。
シロー:
チームのキーになるのはやっぱりおんぷさんだと思うんです。俺も他のメンバーも後ろに居ると力を出せるタイプなんで、おんぷさんが最初の方で出て何人倒せるかが鍵ですね。
田中:
俺たちは関東の若手チームです。俺、マツケン、なかちゃん、つぶみ、Gon?です。キーマンのマツケンがどこまで動けるかってとこですかね!
ラティン:
ウチはマタドール杯と同じメンバーで、りょうさん、良輔くん、ネオくん、キャモメさん、で俺です。マタドール杯の決勝で負けたのが悔しくてまた集まりました。セレムラさんの子供達っす!
シロー:
すごいチームだよね。地域がバラバラ(笑)
ラティン:
でも仲良いんすよ!鉄拳の方でも皆スタイルが違ってバランスが良くて、楽しみですね!
――今や世界最高峰の舞台となったMASTERCUPですが、イベント自体についてはどんなイメージを持っていますか?
おんぷ:
やっぱりMASTERCUPがあるから鉄拳をがんばれるんですよ。皆がそこに向けて調整して仕上げてきて、でそこで勝ったヤツが1番強い!みたいな。モチベーションがあがります。
ラティン:
俺は…開催されるまでの期間が長くて退屈です。早く皆をボコボコにしてやりたいのに!
シロー:
MASTERCUP.7ではラティンが相手チームの5人を串刺しにする光景が…こえー(笑)
ラティン:
待ち遠しいです!
――MASTERCUP.5以降会場が富山から東京で開催となった事についてお聞きしたいと思います。
ラティン:
俺は富山時代を知らないんですよ。
田中:
俺もです。
おんぷ:
俺とシローは富山の時も参戦してました。やっぱり大会に行く道中もチームメイト同士ですごく盛り上がるので、関東勢としてはその楽しみが無くなったのは少し寂しい気もしますが、アクセスが良くなった分今度はそういう楽しみを色々な地域の人達にも感じて欲しいですね。
シロー:
会場としては富山は人が入り切らなくて、皆が外に設置されたモニターで観戦してたりで、しかも北陸の秋の夜は、めちゃくちゃ寒い(笑)。
田中:
そう考えるとレジャーランドパレットタウン店はすごく良い環境なんですね。有難いです。
「ウチのチームメイトは勝っていけば皆一回はレバーに触るんで!」
――では初の東京開催となったMASTERCUP.5はここに居る全員が参戦してますが、感想を聞かせて下さい。
ラティン:
MASTERCUP.5は準優勝でしたけど、決勝まではほとんど俺1人で倒しまくりました(笑)。
田中:
勝率は?
ラティン:
決勝までは14勝0敗くらいで…(ドヤァ)
一同:
超ドヤ顔www
ラティン:
でも決勝で中堅で出てぺこスさんに敗けてしまいました。暴れスタイルに強い人なんで最初は固く行こうと思ってました。ローキックとかで。
おんぷ:
こいつも考えて鉄拳やってるんだな…
田中:
すごく…意外です。
ラティン:
俺も考えてますよ!(笑)でもぺこスさんがすごくノってて、少し俺はヒヨった所はあります。ぺこスさんがノる前に、次鋒で出てたら違ったかもしれないと勉強になりました。今回すごく良いチームが組めたので、あの時の経験も活かしたいですね!
田中:
俺はMASTERCUP.5は一次予選敗けでした。決して弱いチームじゃなかったと思うんですけど、やっぱり若いチームだったんで大きな大会の経験が足らなかったんだと思います。
シロー:
俺はあみーごさんとかと組んで二次予選まで進んだんですけど、相手の大将のぴぃちゃんが凄く強くて何も出来ず敗けてしまいました。ただ俺がその時あまり 鉄拳をやり込めてなくて、チームの皆には申し訳なく思ってたんですけど、MASTERCUP.6が発表された時に何も出来なかった俺をまたあみーごさんが 誘ってくれて…それからもうあんな試合はしたくないと思ってまた鉄拳をやり込み始めました。
おんぷ:
俺もMASTERCUP.5の時は全然鉄拳やってなかったんですよ。段位も玄武とかで…一次予選で負けちゃいました。
――ラティン以外はMASTERCUP.5は結果が奮わなかったんですね。ではMASTERCUP.6はどうだったでしょうか?
おんぷ:
MASTERCUP.5の頃よりは鉄拳をやってたんですけど、それでもまだTAG2に馴染めなくて一次敗退でした。
田中:
でもおんぷさんは今が一番強いですもんね。
おんぷ:
うん、今はノビやばくしーに鉄拳を教わって、対応力が上がりました。得意のスカ確だけじゃなくガードも意識出来てきたし、今回で今までの雪辱を晴らしたいと思っています。
田中:
俺もおんぷさんと同じでMASTERCUPは5も6も全然勝ち上がれなかったんですよねー…
――田中は大会で強さを発揮し始めたのが春のマタドール杯以降だという印象があります。これはこの後伺いたいと思いますので、シローとラティンはどうですか?
シロー:
MASTERCUP.6は、二次予選の決勝でノビのチームと当たりました。相手方の先鋒のばくしーさんに2人抜かれてから中堅で出たんですけど、ここで 自分まで抜かれてしまったらもう終わりだと思い、なんとかばくしーさんと古水さんを続けて倒す事が出来ました。でも向こうのチーム力が本当に高くて…大将 戦までもつれ込むもあみーごさんがノビに止められて物凄く悔しい思いをしました。
田中:
あれはね。本当に惜しかったと思います。
おんぷ:
ラティンは?
ラティン:
俺が福士さんのチームを4タテしたりでノってたんですけど、次に当たったゼウガルに5人抜きされちゃいました。ゼウガルが苦手な訳じゃないんですけど、大会のゼウガルがやっぱ強いですね!
――今回のAOのチームは、MASTERCUP.5のラティンの代わりにダブルが入っての参戦ですが、意識はしてますか?
ラティン:
いやあんなチームは眼中に無いっすね!(笑)ウチのチームメイトは勝っていけば皆一回はレバーに触るんで!どっかの誰かさんみたいにカッコつけて大将でしか出たがらなかったりしないですから!(笑)大事な場所でガー不喰らって死んだりする人も居ないし!(笑)
シロー:
攻めるなぁ(笑)
「韓国と当たる機会があるならブッ倒します!」
――では他の大規模大会の感想として、春のマタドール杯と夏のダブル杯についてもお聞かせ下さい。
おんぷ:
マタドール杯には俺以外皆行ったもんね。
田中:
俺がその日とても状態が良くて5タテスタート、韓国とその後当たるんですがdejavuとSAINTを倒しました。Help meもあと少しで倒せそうだったんですが…惜しくも大将戦で敗れてしまいました。自分自身は大きな大会で活躍できたのはこれが初めてで嬉しくて、でも勝て た試合を落としたのは今でも悔しく思います。
――夏のダブル杯でも田中は勝負強かったですが、このマタドール杯で大会のコツを掴んだりといった所はあったんですか?
田中:
そうですね!自分は後ろに信頼できる人が居る時にこそ力を発揮できる、そういったポジションなんだと確信しました。MASTERCUP.7でも心強い仲間達が居るので、自分はいつも通りのプレイが出来るよう全力を尽くします。
ラティン:
俺たちはすごく良いチームが組めて、俺とりょうさん、キャモメ、良輔くん、ネオくんと出て決勝まで行ったんですけど、マルグが居た方の韓国チームに敗けました。
――ラティンはMASTERCUP.7もこのメンバーで参戦ですね。全84チーム、420名が参加した大規模のマタドール杯で、たった2チームしか居なかった韓国チームが優勝した事について思う所はありますか?
ラティン:
いやホント悔しいっすね。
シロー:
ウチのチームもワイルドカードの決勝でマルグにいかれてます。俺もマルグとやりたいし、韓国と当たる機会があるならブッ倒します!
ラティン:
俺らの所はりょうさんが強すぎてHelp meやjunddingが居たチームを倒してるんですけど、もう片方のマルグのチームに敗けたのが許せません。とにかく悔しい。
――では韓国チームの話題になったので。MASTERCUP.7にて韓国から「knee」、「SAINT」、「Help me」、「jundding」、「only practice」というチームの参戦が決まった事についてはいかがでしょうか?
おんぷ:
ヤバすぎませんか?(笑)
田中:
ドリームチームじゃないですか…
ラティン:
めちゃくちゃ強い!
おんぷ:
実は…俺鉄拳5DRの頃にkneeと龍王戦をしてるんですよ。
シロー:
え!そうだったんですか!?
おんぷ:
で9連敗して(笑)。帰りましたもん俺(笑)。技が全く当たらなくて、絶望しました。でも、以前闘っているからこそTAG2になってやってみたい気持ちは あります。オンプラも動画とか見ててスカ確速すぎますし、俺もスカ確に自信があるのでやりたいですけど…技をスカってくれないとも思います。事故らずに前 ダッシュから2択に行く事も考えないと。アンナは2択をしてこそなんで。
シロー:
俺もJDCRと対戦した事がありますけど、やっぱり技が当たらないって印象は同じです。スカ確マジ速すぎるし!今回はJDCRが居ないですけど、韓国のそのメンバーはワンチャン勝負に持ち込まないと分が悪い。やりにいきます!
田中:
崩れてくれないんですよね。でも普段通り出来れば闘えるっていうのはマタドール杯で分かったので、その経験を糧にします。
ラティン:
俺は韓国に行った時にオンプラとレオ・ラース対決をやって勝ってるんで自信ありますよ!負けたけどkneeと10番勝負もやったし、あの経験からやれると思ってます。Help meとも対戦した事があるんで、この3人は当たったら倒しますよ!
――ではダブル杯についてもお聞きします。シローと田中はゼウガルと組んで準優勝、おんぷは大阪チームに決勝トーナメントで敗れる形でした。
おんぷ:
大阪の三島使いのジョーさんと当たりましたが、壁に追い詰められた状態でJCのパタパタ(双起脚)を当てたりしたんですけど、オンラインのプレマでの対戦 経験もあって中段を見せてから下段を打つ事の多いジョーさんに対する人読みでした。しかし安易に技をスカってくれないし、プレッシャーのかけ方が凄くて俺 の良い所が出せませんでした。ガードをたまたま入れてなくて魔神拳をくらったり、牽制キックを当ててから左横移動をして風神拳を貰ってしまったりと要らな いミスも多かったんで反省してます。
田中:
いや、でもあの時のジョーさん本当強かったです。
おんぷ:
でも、大阪は田中に苦手意識があるんじゃないかな?関東5強の田中だしさ(笑)
田中:
いやそれは(笑)…まぁ話はズレますけど大阪行った時はすごく楽しかったですよ!拳王戦を8時間くらいやって超疲れて、そしたら「おいお前明日4時モンテな!」みたいな(笑)
おんぷ:
すごいな(笑)でもずっとやってもらえるのは嬉しいよね。
田中:
ダブル杯ではさっきも言ったように後ろを信頼して先鋒で出て自分のプレイが出来たので、大阪を倒して決勝までいけたのは嬉しかったです。初めて大きな大会で結果を残せたと言ってもいいので。
「関東の若手のが強えーんだぞって、わからせてやりたいです。」
――では大会から少し話題を変えて、皆さんのプレイスポットの鉄拳事情を教えて下さい。
ラティン:
立川は前ほど栄えてる訳じゃないですが強い人が多いし楽しいです。
おんぷ:
巣鴨も人が多くて、しかも色んなレベルの人が居ます。家は高円寺なんですが、毎日誰かしらは居る状況です。新宿だって平日は人が居ますよ!
ラティン:
あとは町田が近いのでよく通ってたんですけど、キャッツアイ町田が無くなってしまったんで…でもタイトーステーションが町田にあるので人はそっちに移動してます。
おんぷ:
レベルによって住み分けが出来てるし、どの地域も人が居る場所が近くにあるので東京は本当に環境が良いと思います。恵まれてる。
シロー:
東京は本当に凄いですね!人が居る居ないの感覚が長野とは全く違います。長野は集まる所に集まるって感じです。長野市ならアミューズメントパークNASAですかね。鉄拳6の頃の人も戻ってきて活気があります。
田中:
秋葉原は毎日賑わっています。神奈川だと川崎や横浜で、皆で声を掛け合って集まっています。コミュニケーションを取って集まるのが盛り上がりには重要だと思います。
――現在国内外を問わず、色々な地域で強力な若手が登場してきていますが、関東の若手として皆さんが思う所はありますか?
田中:
九州の若手がやっぱり強いと思います。
ラティン:
弦とはやりたいですね!同じレオ使いとして。あとはゆったりゆーきが俺と同じスタイルなんで負かしてやりたいですね!お互い倒すリストに入ってるんですよ!
田中:
ゆったりゆーきの弟のピコハンはしっかりしたスタイルですよね。ゆーきさんもピコハンも強いと思いますしオンラインでも当たるんですけど、オンラインじゃ実際は分かんないし、やっぱり大会で当たって関東の若手のが強えーんだぞって、わからせてやりたいです。
――ではそれらを含めた上で、意識しているチームやプレイヤーが居れば教えてください。
ラティン:
俺は…AOをブッ倒したいですね!
シロー:
さっきは眼中に無いって言ってただろ!(笑)
ラティン:
いやでもこないだもJCが鉄拳王から落とされちゃったし、段位戦をやるとあとから捲られたりもするので、大会で当たるなら勝ちたいっすね!メインのレオ・ラースなら負ける気しないんで!
おんぷ:
俺は…やっぱりノビのチームかなぁ。
シロー:
うん、ノビのチームはやっぱり意識しちゃう。俺は前回二次予選の決勝で負けてるのもあって、リベンジしたいですね。
田中:
ノビチームは、皆意識してると思いますよ。でも俺は倒したい人を一人挙げるなら、ユウさんです。ダブル杯の決勝ではノリノリでいかれてるんで、勝てない試合じゃなかったハズなのに。当たる機会があれば次は負けませんよ!
――ありがとうございます。では最後にMASTERCUP.7に向けて、皆さんの意気込みをお願いします。
シロー:
はもう、前回が二次予選決勝で負けるっていう本当に悔しい思いをしてるので、もうあんなのは嫌です!采配が本当に重要なチームですが、優勝もあると思ってるのでがんばります!
おんぷ:
TAG2になってからようやく自分の強さに自信が持てて来て、俺のTAG2のMASTERCUPは今回こそ本番です!チームも頼りになるし、俺が最初で出てどれだけ2択を通せるか、何人倒せるかです。今まで勝てなかった分を取り返します!
田中:
俺も後ろを信じてやるだけですね。マツケンが凄く強いのに今まで大会で結果を出せてないんで、マツケンをどこで出して活躍させるか、も考えています。
ラティン:
俺たちのチームは本当バランスが良いんで、もう優勝しか考えてないです!セレムラさんに優勝をプレゼントしたかったけどマタドール杯では出来なかったんで、今回こそ!全員ブッ倒します!
――ありがとうございました。
後ろの方も試合観戦出来るように、筐体周辺は選手、観戦者も座っての観戦にご協力ください。
また、筐体や会場に複数ゴミ袋やゴミ箱を用意いたしますので、そちらに捨てるようにお願いします。
イベントの今後の継続にも左右いたしますので、モラル向上のご協力よろしくお願いします。
■大会概要
『MASTERCUP.7 TEKKEN 5ON5 TEAM BATTLE GP2014』
日時:2014年11月2日(日)8:00〜
開催地:東京レジャーランドパレットタウン http://www.yamazakiya.co.jp/area/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
実況・解説:ゲンヤ・ハメコ。
参加費:1チーム15,000円
エントリー受付期間:2014年8月1日(日)0:00〜9月21日(日)23:59