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初参戦でMASTERCUP.5を優勝したユウコラム『No Respect』後編

2・10 MASTERCUP.5を振り返り「東京ヒップホップ愛好会」リーダーユウが優勝までの軌跡を独自の視点で語り尽くす。「MASTERCUP.6」に向けてやり込んだ鉄拳TAG2Uのすべてを出し尽くせ!

 

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MASTERCUP.5 2次予選~決勝トーナメント

 

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 2次予選が遂に始まる。1次予選同様「1リーグにつき4チーム」のリーグを8つ作る。ここから先は、1位通過のチームのみが決勝トーナメントへ進出。120以上いたチームも、ここでたった8チームへとふるいをかけられる。
 
自分のチーム【東京ヒップホップ愛好会】はここまで順調に勝ち進んでいたものの、2次予選決勝戦で大将戦までもつれ込む総力戦となった。
 
相手チームの次鋒の爆発力により一気に三人抜かれてしまう。この時点で残っているのが自分とぺこス。相手チームに自分の苦手な同キャラ使いが残っていることもあり、先に自分が副将として出ることに。大将戦で同キャラ戦になるのは避けたかった。
 

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 話は変わるが、筆者は今作の団体戦で心がけていることとして、観戦時に相手のチェンジ際の癖だけは最低限掴むように注視している。
 
・タッグクラッシュを使うプレイヤーなのか?使うのであればどのような体力状況で使うのか?
・生チェンジをする時には寝っぱなしからチェンジをするのか?それとも一旦起き上がってからなのか?
・またチェンジ後の行動は返し技を仕込むのか?しゃがパンやライトゥー等を擦るのか?

 
染み付いている手癖を見極めるより、短時間で的を絞ることができる上に大きなリターンに繋がるので効率が良い。
 
以上の心構えが功を奏して相手チームの次鋒の流れをなんとか断ち切る。続く中堅、副将の二名も落ち着いて対処することができ、相手の大将を引きずりだす。
 
…が、危惧していた同キャラ戦で予想通り負けてしまい、大将ぺこスに全てを託すことになる。
 
今思えばぺこスはこの時から非常に冷静で、かなりの集中力で試合に臨んでいた。
 
自分から大きな択をかける訳ではなく、相手の技をガードしたら有利フレームを活かしローリスクな技で反撃。それがヒットしていたならば更に攻撃を繰り出し、ガードされてしまっても無理な暴れはしない。安定行動を積み重ね、堅牢な立ち回りで大将戦で勝利を収めた。
 

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決勝トーナメントに進出する8チームが出揃った。個々のチーム紹介は割愛するが、ここまで残ったチームは流石に実力派揃いの錚々たるメンバーだ。
 
数百名が見つめるメインステージまでに花道が出来上がる。花道の上を選手達が堂々たる姿で闊歩する。開始から11時間が経過していた。窓辺に見える東京湾に夕日が射し込み、反射したオレンジ色が会場の窓を染める。
 

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決勝トーナメントの組み合わせはK-1方式が採用された。各チームの代表者がくじ引きをして、その番号順にトーナメント表の好きな位置に自分のチームを当てはめる。在籍しているチームメイトのキャラクターや、チームの総合力などを加味してより勝率が高い位置を狙う。
 
1番を引いてしまったチームはただトーナメント表を埋まっていく様子を見守るしかない。同様に、ラストの8番を引いてしまったチームは、当然残った強豪チームと強制的にマッチングとなる。どちらの場合も選択権が無く厳しいスタートとなる。
 
この場面で最良の番号は4~5番目。強豪チームを回避することも、勝率が高そうなチームと対戦することも選択ができるのだ。
 
 自分のチーム【東京ヒップホップ愛好会】は、相手の先鋒に二人抜かれてしまう展開となるが、中堅で出た自分が初戦を制した勢いに乗りそのまま5人抜きをすることができた。
 
 同じ頃、メインステージから歓声が聞こえた。目をやると優勝候補の一角である【㈱Asian.gate】が、若手プレイヤーで構成された【Specialist】に追い詰められているまさかの状況だった。【Specialist】の先鋒「PON」と次鋒「LATING」が爆発し、【㈱Asian.gate】を破る。
 

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【Specialist】はそのままの勢いで準決勝の相手である九州強豪チーム【大日本風力発電所(外伝)】をも下し決勝進出を果たした。
 

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【東京ヒップホップ愛好会】の準決勝の相手は、三重県のプレイヤーを中心に構成された【リアル寝っぱ】。【リアル寝っぱ】は一般的に強いと言われているキャラクターよりも、使い手の少ないキャラクターが多い職人派チームである。
 
ここでも【東京ヒップホップ愛好会】は先手を取られてしまうが、中堅の「ノビ」が破竹の勢いで5人抜き。【Specialist】が待つ決勝の舞台へ進むことになった。
 

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 泣いても笑ってもあと1試合のみ。いよいよ決勝戦が始まる。この時は誰もが予想できなかった。この決勝戦が鉄拳史に残る伝説となることを。
 
決勝戦第1試合。【Specialist】の先鋒は「ZEUGAL」。ここまで目立った活躍は無かったものの、この人物が波乱を巻き起こす仕掛け人となる。
 
対する【東京ヒップホップ愛好会】の先鋒は「まんば」。選ばれたステージは無限ステージ。体格の大きな相手キャラに対して「まんば」が終始固めていく内容となるが、要所で「ZEUGAL」が投げを通す。「ZEUGAL」の勝負勘が冴え渡り、太い選択肢を通し続けて「まんば」を下す。
 
「ZEUGAL」はその後もジャック6・オーガというキャラの特質を遺憾なく発揮。続く「しょちゃん」、「ユウ」、「ノビ」の三人をも撃破。あっという間に大将「ぺこス」が引きずりだされる形となってしまった。
 

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 静寂が会場を包む。5対1の圧倒的不利な状況。これまで数々の劣勢を跳ね返してきたが、ここまでの重荷を「ぺこス」に背負わせることになるとは。不甲斐なさと申し訳なさで、「ぺこス」に声を掛けることすらままならなかった。
 
「ぺこス」が「ZEUGAL」に挑む。丁寧に丁寧に少しずつ相手の体力を奪っていく。「ZAUGAL」も5人抜きの完全勝利を目の前にしながら、危なげありつつも落ち着いたプレイだ。勝敗が決したのは4ラウンド目。「ぺこス」の暴発気味に出た浮かせ技が運良くヒット。一気に攻め立て大幅な体力リードを得るものの、「ZAUGAL」も負けじと食い下がる。猛攻の合間を縫い絶妙なチェンジを成功させた「ぺこス」が押し切り一勝目を掴んだ。
 
まさか?これは…あるのか?5人抜きを見れるのか?とざわめく会場。その一方「ぺこス」はより一層集中し、次鋒である「KAREI」との対戦に臨んだ。
 
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前述の「鉄拳史に残る伝説」が幕を開けた。まるで台本でも用意されていたかのように「ぺこス」はあれよあれよと4人抜きを達成し、MATERCUP.5の最後の試合は大将対決というドラマが待ち受けていた。
 
【Specialist】の大将は「AO」。海外大会への出場経験もあり、国内の大会では上位入賞を連続で叩き出す最強の若手だ。
ここぞの勝負強さは「ぺこス」に勝るとも劣らず、超守備型のプレイスタイルは相手に絶望感をも与える。
 
ただ、一つ懸念すべきことがある。「AO」は強力なチームメイトに恵まれたのが裏目に出て、この決勝戦の大一番が今大会での初プレイとなるのだ。
 
…これがどういうことか?団体戦では、「勝ち進みつつもなるべく全員が一度はプレイする」という環境を構築するのが重要だ。星が大幅に有利な状況であれば、あえて大将格を先に出して雰囲気に慣れさせる。如何に大舞台に慣れていようと、勝負強さがあろうと、緊張が解れていない状態では実力を十二分に出し切れないのだ。
 
「AO」は自分に順番が周ってきてしまったことが信じられない表情。この大会でプレイするのはどう足掻いても彼にとってこの1試合のみ。
 
神妙な顔付きで着席した彼は、自身が最も得意とする無限ステージを選択した。
 
“GET READY FOR THE NEXT BATTLE”
 
会場内に響き渡るナレーション。「ペこス」は?「AO」は?この瞬間何を考えていたのだろうか。

 
実況「ゲンヤ」、解説「ハメコ。」がMASTERCUP.5のラストを飾る試合を大いに盛り上げる。会場には偉業を成し遂げつつある「ぺこス」寄りの歓声が鳴り響く。
 

 
1ラウンド目、両者距離を取っての守備力対決が予想されたが、始まってみれば近距離での殴り合い。当然エンジンがかかってない「AO」に対してここぞと「ぺこス」が仕掛けていく。「AO」は目だったミスをしないものの、「ぺこス」の勢いを殺しきれず少しずつ被弾していく。体力は「ぺこス」が若干のリード。残り時間が僅かになり、ダメージを取りにいった「AO」の前ダッシュを「ぺこス」の置き技が捕らえる。1ラウンド目を先取したのは「ぺこス」だ。
 
続く2ラウンド目も同じ様な展開となる。「ペこス」は「AO」に対して投げ技を支点に崩していく。「AO」は通常であれば容易な投げを通させない程の反応力を持っているが、この状況ではそうもいかない。残り時間数秒のところで「ぺこス」の投げ技が決まり、タイムアップでぺこスが2ラウンド目をも勝ち取り王手をかけた。
 
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 『鉄拳』はいつだって何が起こるかわからない。壁際に追い詰めていたと思ったら、いつの間にか逆に追い詰められている。大幅に体力がリードしていると安心していれば、カス当たりした浮かせ技で一瞬で形勢逆転されてしまう。2ラウンドを先取しても、何気ないきっかけであっという間に追いつかれる。そしてそれは会場にいる数百人の観戦者も理解している。
 
 だが、今の「ぺこス」からはその様な不安を感じることは無かった。置き技を繰り出せばヒットし、不利な状況からの暴れも通り、二択はことごとくガードする。一つ一つの読み合いが全て「ぺこス」の有利な様に動き、もうこれは「負けるビジョンが見えない」まさにこの通りだった。
 
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 最終ラウンド、またも劣勢の「AO」が「ぺこス」を追いかける形となる。優勢な状況で守り続け、逃げ切る形で数々の大会を勝ち抜いてきた「AO」。そのプレイスタイルを信条としている。そんな彼が今は追う立場となり、悲願の優勝を逃すまいとしている。1ラウンド取り返せば流れが変わるかもしれない…
 
下段の削り技から逆転を狙う「AO」。無情にも突き刺さる「ぺこス」の暴れ技。
 
その瞬間「ぺこス」の優勝が決まった。爆発音の様な歓声が起こる。会場の誰しもがステンディングオベーションで「ぺこス」に惜しみない拍手を送る。
 

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 優勝は【東京ヒップホップ愛好会】。劇的な結末を迎え、長きに渡り開催されたMASTERCUP.5は幕を閉じた。

 

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MASTERCUP.5優勝 【No.11 東京ヒップホップ愛好会】
ノビ(DR・LAR) ユウ(FE・LEO) しょちゃん(DE・NI) ぺこス(BO・JINP) まんば(BO・JC)

 

 大勢のプレイヤー達に祝福される「ぺこス」。その傍ら、「AO」は筐体に顔を伏せてうずくまったまま身動きを取らない。
 
天と地ほどの差があるその1勝と1敗。最高の勝利の裏側にあるこれ以上無い無念。彼は何を感じて何を思ったのだろう。そして、何を決意して次の大戦に臨むのか。

 

2013.11.03 MASTERCUP.6 夢の舞台へ、登れ。

 

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■ユウ&ノビの鉄拳生放送 in namco巣鴨店

 

ユウ&ノビの鉄拳生放送はコチラ

 

ナムコ公認プレイヤー【ユウ】と【ノビ】のよる、鉄拳TAG2Uの生放送番組です。

毎週金曜日夜21時頃~絶賛生放送中。

「ノビ」がnamco巣鴨店で「鉄拳インストラクター」として在籍中。

 

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名称:namco巣鴨店

住所:〒170-0002東京都豊島区巣鴨1-15-1 ミヤタビルB1F、B2F

TEL:03-3943-6735

営業時間:日~木10:00~24:00

金・土・祝祭日前日は24:30まで営業!

 

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■大会概要
 
MASTERCUP.6 TEKKEN 5ON5 BATTLE GP 2013
日時:2013年11月3日(日)
開催地:東京 都内某所
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
参加費:1チーム10,000円
エントリー期間:2013年8月17(土)0:00~2013年9月28日(土)23:59まで
 

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