MASTERCUPの顔となる実況をつとめる「ゲンヤ」に来るMASTERCUP.6へ向ける意気込みを語ってもらった。
■「MASTERCUPという大きな流れの一部に携われたのが本当に自分にとって大きな財産になったと感じています。」
――まずは実況者ゲンヤのルーツを教えてください。
ゲンヤ:茨城の鉄拳聖地「桜の牧アミューズメントパーク」というゲームセンターがあったのですが、店長さんの「極Tさん」を中心に福士さん、カワダ、ばくしー、常連達とで「1本制 寿司マッチ」や「罰ゲーム組手」や名物大会となる「木偶狩筋肉祭」を企画し楽しんでいました。そこで極Tさんから企画や動画を収録したり、大会をするなら「ゲンヤお前実況やってみないか」と誘われたのがきっかけですね。それから関東圏の他の大会にもお声をかけていただけるようになったのは嬉しかったです。ちなみに震災後、桜の牧アミューズメントパークは「パワーストーンデポ」という天然石等を扱うお店になっていますが、店長の極Tさんもそのままいらっしゃいますし鉄拳5DRとダーツがあるのでたまに遊びに行ってます。
――MASTERCUPとしては「5」から実況デビューとなりました。
ゲンヤ:予てから予選に参加したかったのですけど当時の仕事が中々休めませんでしたので参加する機会に恵まれませんでした。今回初参加で実況をさせてもらったのですが、素直にクォリティーの高さを実感させられました。勿論参加プレイヤーも素晴らしいのですが、一番驚いたのが運営スタッフの前日からの設営、他にはない入念に打合せされた進行といった準備におけるレベルの高さですね。あと、MASTERCUPが他の大会と違う所は、ネット上のMASTERCUP公式サイトから参加者や視聴者になげかけるWEBコンテンツの圧倒的な更新頻度や質量に挙げられると思います。一人の鉄拳ファンとしてMASTERCUPってここが最大の魅力なんです。そしてまさに世界最高峰鉄拳5on5にふさわしい場所になっていったのではないでしょうか。どのプレイヤーもこの日に向けてやり込んできているのが会場にいて肌で感じました。一次予選から参加選手と応援している人達の一喜一憂ぶりが半端なかったですから。
――前日の筐体運びの準備から運営として手伝っていただいたのですが感想はいかがでしたか。
ゲンヤ:俺はMASTERCUPという運営に加われたのが本当に光栄でした。うまく実況できたとかできなかったとかじゃなくて、MASTERCUPという大きな流れの一部に携われたのが本当に自分にとって大きな財産になったと感じています。MASTERCUPは真剣勝負の醍醐味があった上で、同窓会の場所にもなっていました。今はそんなにプレイしていないであろうレジェンドプレイヤーのレイ神の鉄男さんが参加されてまして、決勝トーナメントに残った若手のチームを1次予選の試合で半壊させていたのを見かけて鉄拳5からのプレイヤーの自分としては感動させられました。
――レジェンドプレイヤーを実況するのはいかがでしたでしょうか。
ゲンヤ:鉄拳5の頃にTEKKEN-NETでしかお名前を知らない憧れの方々も多く実況したので恐れ多い部分はありますね。鉄男さんは決勝トーナメントに出場したチームを半壊させる程の活躍されるのを見て感動させられました。ミシマスターさんの実況をさせていただいたのですが、同じレジェンドのハメコ。さんやKENさんが隣にいてくれたおかげで、お力を借りて気負わず実況できたので助かりました。自分の実況をコメントを拾ってフォローしてくれる能力と、実況者を伸ばしてくれる解説能力の高さが想像以上だったのを体感させられました。やりやすさはかつてない安心感となり、MASTERCUP.5の実況に集中できました。
――今後の実況者として目標や目指すべき姿などありましたら教えてください。
ゲンヤ:まだまだ満足できる実況はできていませんが、目標としては毎回自分がこれ以上の実況ができないんだと誰にも胸をはって言える100%のチカラを出し切りたいと思います。前回の実況を良いと言ってくれる人も多かったので、その人達に恥ずかしくないように頑張りたいですね。
■「鉄拳界全体にとってMASTERCUPが大きな目標となり、プレイヤーのモチベーション維持に多大な影響を与えていると考えています。」
――格ゲー史に残るであろうMASTERCUP.5決勝戦を実況できた感想をお願いします。
ゲンヤ:実況者というより1人の鉄拳プレイヤーとして感動しかありませんでした。あの会場にいた800人近い参加者、観戦者やニコニコ公式生放送でご覧の数万の視聴者の方々の誰しもが無理だと思った『決勝戦逆5タテ』を世界最高峰鉄拳5on5の舞台でやってのけた事に対する感動。カメラの前なのを忘れて目頭が熱くなってしまった。まさしく伝説の目撃者、実況者になれた事が光栄です。
――実況者といえば鉄拳界は先人に偉大な「つの☆きょう」がいました。
ゲンヤ:鉄拳の実況をする上で誰もが知る大先輩のつの☆きょうさんの真似をさせていただくことは過去にありましたが、実際は変に意識はしておりません。つのさんの実況の良さはつのさんにしか出せませんし、自分の良さは自分にしか出せないと思っています。軍総杯の良さがあって、MASTERCUPの良さがあるように、今まで鉄拳の実況界を牽引してきたつのさんの良さに勝とうとか、あの人よりうまく実況したいというよりは自分の良さを100%引き出すことが大事だと考えています。
――11月3日に「MASTERCUP.6」が開催される事についてどう考えていますか。
ゲンヤ:大会参加者、現地問わずに観戦していた方々から「モチベーションが上がった」「これからもっと鉄拳を本気にプレイする」等多くの反響をネットでもリアルでも耳にしました。参加しておけばよかったという話もよく聞きます。そんな人にとってはこの開催期間は恵まれていると思います。なぜなら、こんなにスパンを短く開催されるのは恐らくまさかりEPの言っていた「本来の秋開催に戻す」という事で滅多にないでしょうし、MASTERCUP.5を見て様々な心境に変化のあった方々にとっては思いがけないチャンスが早く巡ってきたということになるのではないでしょうか。鉄拳界全体にとってMASTERCUPが大きな目標となり、プレイヤーのモチベーション維持に多大な影響を与えていると考えています。
――「MASTERCUP.6」に実況者として挑む意気込みをお願いします。
ゲンヤ:MASTERCUPというハイクォリティなイベントに携わっている以上当然プレッシャーを感じる訳ですが、逆にそれに背中を押してもらいながらモチベーションを高めつつ、聞いている方も楽しませ、実況者として楽しみたい。そして回数を重ねる事に自分自身成長を重ねていきたいなと思っております。あと俺は鉄拳が大好きなんですよ。自分が何か鉄拳界に残せる物があるとすれば「実況」だと思っているので頑張っていきます。
――最後に鉄拳プレイヤーに向けて一言お願いします。
ゲンヤ:鉄拳をやっているのであれば一度はMASTERCUPに参加すべきです。一度参加すればMASTERCUPの魅力が伝わり、この熱量の虜になって次回も仲間を集めて挑もうってなっちゃいます。絶対に後悔しない筈です。営業っぽいですけどね(笑)皆さんを夢の舞台でお待ちしております。
Power Stone Depot『PSD』パワーストーンデポ
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住所:茨城県水戸市小吹町2062-3
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■大会概要
MASTERCUP.6 TEKKEN 5ON5 BATTLE GP 2013
日時:2013年11月3日(日)
開催地:東京レジャーランド パレットタウン http://www.leisureland.jp/
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3-8
タイトル:アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式:5on5
参加費:1チーム10,000円
エントリー期間:2013年8月17(土)0:00~2013年9月28日(土)23:59まで