2024.11.01
2012.12.23 日韓戦の決勝戦を征し「闘劇2012覇者」となったAOにインタビュー、世界最強5on5のタイトル「MASTERCUP.5」奪取に向けて意気込みを語ってもらった。
■「俺にとってのMASTERCUPは世代の力を証明出来る唯一の場所だと考えてます。」
――「闘劇2012 鉄拳TAG2U 2on2優勝」を振りかえってみてどうでしたか。
AO：1回戦からベスト8までの会場の環境が厳しかったですね。2試合くらいは筺体が熱くなって多少ラグかったですが、事前にどのチームに当たってもいいように対策してましたので他のチームのように浮足立つことなく冷静に戦えましたね。ラティンと2人で準備していたシナリオを実行して勝ち上がれました。
――決勝は「JDCR・ACEチーム」との日韓戦になりました。
AO：ベスト4に勝ち上がった時点で「ユウ・ノビチーム」は韓国に勝てないだろうと踏んでいたので待ち時間にラティンと対韓国戦を研究してました。ラティンがACEには絶対に勝てると自信があったので、2人でJDCRの動画を見ながら癖等を最終確認していました。それに俺には何としても今回優勝したい理由がありました。
――その理由とは何でしょうか。
AO：鉄拳でプロプレイヤーになる為に何としても闘劇の優勝タイトルは欲しかったからです。Madcatzのマークマンさんにもプロになる為の条件の1つとして約束していましたしね。それにWCGの予選で優勝して以来国内の大会で優勝を逃してました。京都で開催された鉄拳6BR最後に開催された「マタドール杯 5on5」のベスト4で古水さんのチームに負けて、福岡の鉄拳TAG2Uの「HMC.3 4on4」ベスト4で福岡のプレイヤーのゆぅーいんさんに負けてとても悔しい思いをしてました。それだけに今回の闘劇2012は優勝したかったので嬉しかったです。次は本命で世界最高峰の5on5「MASTERCUP」を何としても優勝してプロへの道を切り開きます。
――これまでAOが参加したMASTERCUPを振りかえってどうでしたか。
AO：MASTERCUP.3は新世代チームで参加して2次予選で敗れ、MASTERCUP.4はアリサの5人同キャラチームで参加して1次予選で敗退しました。本当に悔しかったです。実は今回のMASTERCUP.5は韓国勢から声がかかって「日韓チーム」結成の話もあったんですが組むのを止めました。
――どうして日韓チームを組むのを止めたのかをお聞かせください。
AO：「MASTERCUP」は他の大会と違って特別なタイトルなんですよ。俺にとってのMASTERCUPは世代の力を証明出来る唯一の場所だと考えてます。だから俺は日韓チームを止めて「日本の同世代チーム」を組む予定です。ただMASTERCUPの5on5を優勝するのは他の大会と違って簡単ではない事と分かってます。そして単純に上から段位の高いプレイヤーで組んでも5on5は勝てないと思うんですよね。それはそれでプレッシャーも生まれると思いますし。そんなチームが優勝したのって見た事ないです。だからこそ1992年代で生まれの同世代のチームで組んで絆の強さを証明して優勝をしたいと思っています。
■「韓国チームが来るなら大会では絶対に倒したいです。」
――AOは大会に強いイメージがありますが何か心がけている事はありますか。
AO：強いて言うなら普段の野試合と同じスタンスで臨んでいますね。だから緊張しないというか。大会は自然体が大事だと思うんですよ。今回も同世代でチームで一緒に組むであろう1人が大会になると緊張しまくるんです。関西に住んでる加齢というチームメイトなんですが、もっと自然体になれたら普段の強さが出ると思うんですけど（笑）そんな彼と一緒に優勝して勝利の喜びを分かち合いたいと思っています。
――先程も少し触れましたがAOはプロプレイヤーを目指しているとよく耳にします。
AO：そうですね。俺の良く参加しているFRBという定期的に開かれてる家庭用ゲームのオフ会に良く来て下さるMadcatzのプロプレイヤーになりたいですね。マークマンさんも大好きですし。FRBは初心者の方も大歓迎ですので在日の外国人の方が多い気軽なオフ会ですし皆さんも遊びに来てくださいね！参加費1人3,000円～3,500円とかですが（笑）皆で一緒にピザを食べましょう。
――参加するであろうプレイヤーの中にライバル視している方はいますか。
AO：やはり古水さんですね。マタドール杯でも負けましたしね。あと福岡からゆぅーいんさんも来るなら大会でリベンジしたいです。段位戦ではデクさんに負けていますので大会では勝ちたいですね。ヘルプミーとは仲はいいんですが韓国チームが来るなら大会では絶対に倒したいです。
――今回は会場を富山から東京に移すこととなりましたし、海外勢にとってはアクセスがよくなったはずです。
AO：そうですね。東京開催は学生の俺には嬉しいです。そして俺はこの2年東京から海外、九州、関西、東海と遠征して色んな人と会いに行ってきましたので、今度は皆が東京で開催されるMASTERCUPに参加してもらって再会したいなと思っています。
――最後にあらためてMASTERCUP.5に向けての意気込みをお聞かせください。
AO：全国から色んなプレイヤーが集まりますし、参加人数が桁違いに多いので皆と会えるのは今から楽しみです。同じ世代で組む機会は20才を越えたら減るかもしれないので今回は絶対に優勝します！
■FINAL ROUND BATS JAPAN
月例開催の家庭用ゲームイベントFRB。AOがほぼレギュラーで参加中。
トーナメント年間勝者にはFINALROUNDの本場アトランタで行われる『FINAL ROUND』のトーナメントへ参加資格有。
トーナメント終了後も”Free-Play Session”と題し、ミュージックライブを聞きながらどなたでも自由にプレーすることができます。
『FINALROUNDBATS JAPAN』参加費1人3,000円～3,500円
■大会概要
MASTERCUP.5 TEKKEN 5ON5 BATTLE GP 2013
日時：2013年2月10日(日)
開催地：東京 都内某所
タイトル：アーケード 鉄拳TAG2U
大会形式：5on5
参加費：1チーム10,000円
エントリー期間：2012年12月22(土)0：00～2013年1月12日(土)23：59まで
